展示品

明日から三香園富貴蘭展です。
10鉢準備しました。もうこの時間には並べられてるはずですね。


先日紹介した虹の誉は、ちょっと変わった七宝の鉢を合わせました。




幻日は黒崎先生が絵付けされた、大切な鉢に入れました。








太白嶺にはシンプルな古鉢





苔とシダがいい感じでしょ。


天明にはモダンな欅鉢を






白桃冠には一見欅鉢のようにも見える、古鉢を合わせました。







ちょうど花が見頃ですが、斑を見るのには邪魔かな？


夏炎梅は、今年の花は本咲きしてませんが、ちょうど見頃なので、
個性的な鉢を合わせてみました。






綾風には風通しの良さそうな鉢を。






薫風には薩摩焼きの華やかな鉢を。






白翁には年末の上野で買った古楽鉢。






これだけはあまりにも苔が汚かったから植え替えたのですが、
やはり植え替えたばかりでは展示には向きませんね。特に古鉢とは合わないです。

今回はこれで勘弁してもらおぅ。なんて自分に言い聞かせて鉢合わせ終了。
誰も文句なんて言わないんですけどね。

10鉢の鉢合わせには、４時間かかりました。
決して暇な訳ではないですよ。

円窓

あれから８ヶ月、我が家の棚の中では圧倒的なボリュームの円窓です。






子供は出ないけど、花芽がいっぱい上がり、賑やかです。







遠目に見てもインパクト絶大ですが、この品種の凄いところは、アップにしてみるとよく解ります。





ただ図体がデカイだけではありません。高い品格を備えたキレキレの白覆輪がたまりません。

これも展示に持って来いと言われてますから、とびっきりの鉢に入れてみました。



三香園さん、割ったら弁償してね。

幻日

５年くらい前に三香園展で買った幻日です。
あれから1年１０ヶ月、かなり見応えある感じになって来ました。



数あるアマミ系覆輪の中でも、独特・異色な存在です。

アマミ系は基本的にはキリッとした葉姿のものが多いのですが、
この品種はちょっとデロ〜ンとした感じで容姿端麗ではありません。

これが白覆輪だったらイマイチかもしれませんが、
この深みのある樺色が似合う姿をしていると思います。











しかしアマミ系のくせになかなか殖えません。
早く殖えてくれないと、また一つ買いたくなっちまうじゃないかよ〜。



展示に持ってきてと言われたので鉢を思案中。

虹の誉

一昨年の三香園富貴蘭展で買った虹の誉です。
あれから２年、バランスの良い形になって来ました。



天冴え？後冴え？ちょっと不思議なハゼ方をする芸です。







「錦織芸」と表現されることもありますが、確かに部分的には似た表情を見せるものの、異なる芸ですね。



木姿、大きさ、葉型、葉艶、柄、根色など、トータルバランスに優れ、総合的に完成度の高い品種だと思います。

週末の三香園富貴蘭展に持って行こうと思ってます。



さて鉢はどれにしようかな。

海皇丸

アマミ系で最初の豆葉でしたね、海皇丸です。






我が家の温室は３月までは保温程度で、４〜５月に加温してるので、
春が短く初夏が長い感じです。

そのせいでアマミ系の花がもう咲いてます。










不思議とアマミ系以外のものもほぼ同時に咲いてて、一週間くらいの差しかありません。



さて、この株はあれから約３年、炭植えなのであまり変化はありません。





部屋に飾るのに、化粧鉢に入れてみました。





安物の中国鉢だと思いますが、結構似合ってる感じです。

鉢合わせはちょっと変わった鉢がピタッと合った時が、とても楽しい瞬間です。