前回、駿河覆輪の三光中斑として紹介した、駿河三彩(するがさんさい)です。
三光中斑であって、色彩的には三彩芸ではないのですが、何となく響きがいいので、
他に良い名前を思い付くまでと、このラベルを立ててあります。
さてあれから10ヶ月、生長はまずまずかな。
中透けの子はルビー根も見せて綺麗で良いのですが、もう少し三光芸の本数が殖えてから出てくれたらいいのに、
なんて勝手なことを思ってしまいます。
古都の雪と並べるとこんな感じです。
右側の古都の雪は東出譲りのシャープな姿で切れ味抜群、雪白の三光がさらに鋭さを際立たせています。
対する駿河は斑色も乳白で、優しく上品な印象ですね。
我が家では昔から駿河系はどうも作がかからず、あまり得意な品種ではありません。
普及のためには他所の棚で殖やしてもらった方がいいのですが、
3鉢は置いておきたい贅沢者ですので、まだ時間が掛かりそうです。