朝方、雨も上がりとても暖かくなって良い秋の日和でした。今日も素敵な空の色と雲の様子だったので移動中、沢山、空の写真を撮りました。そんな中のベスト・ショットです。
大琳派展 継承と変奏 於: 東京国立博物館 平成館
最近の目玉的な展示のひとつ「大琳派展」に訪れました。開館直後に入館したものの、結構な人の入りで、この展示への関心の高さの程が知れる処です。今まで個々に見ることのあったものも沢山ありましたが、まぁ、とにかくこれほどまで琳派の作品が一堂に揃ったことはないのでは!? と思える充実した内容でした。俵屋宗達氏・本阿弥光悦氏が興し、尾形光琳氏・尾形乾山氏が完成させ、酒井抱一氏・鈴木其一氏が昇華させた琳派、その全貌を改めて知り得ましたね。素晴らしいです。そして今回、現在で言う処のインテリア・デザイナー的な琳派の芸術性を強く感じました。絵師や工芸家で在りながら、意匠作家でも在る訳です。また、粋や遊び心も多く感じました。まさに江戸時代だからこそ生まれた芸術だと言えるでしょう。今日、見た作品の中で印象に残ったものは本阿弥光悦氏による味わい深い楽茶碗、 現物を初めて見た俵屋宗達氏の白象や唐獅子などが描かれた京都・養源院の杉戸、久々に見た 尾形光琳氏の燕子花図屏風、滅多に見ることの出来ないアメリカより里帰りした酒井抱一氏の作品など。そして琳派ならではの絵画の技法「たらし込み」を堪能いたしました。会期中、多くの作品が展示替えされるので、宗達氏・光琳氏・抱一氏・其一氏、4人の「風神雷神図屏風」が揃う期間にもう一度は訪れようと考えています。
↓ 東京国立博物館 ↓
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00
コレクションによる空想美術館 第6室「赤羽史亮・小西紀行の部屋 – new new painting」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
岡田聡氏のコレクションによる日本現代美術作家の作品を展示するシリーズ展、今年の最終回です。 赤羽史亮氏と小西紀行氏、ふたりともダークなイメージを持つペインティング作品を描いています。見ていて平衡感覚がおかしくなる様な不安な気分になりました。しかしながら、赤羽史亮氏の作品はひたすらダーク、ホラーでミステリアスに感じるのに対し、方や小西紀行氏の画風はダークながら、何処かファンタスティックさがある様に思いましたね。ふたりの作品、共にとてもパワーを持っていました。ペインティングには力が必要です。
TWS-EMERGING 107 日置智也「International Flower – continuity solids」 108 石井弘和「超人、降臨。」109 笹田晋平「法華経フォン・ド・ボー」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
若手作家のショウケース的なシリーズ展、毎回、見ていると結構、自分のツボにはまるアーティストも居て楽しいです。今回のツボは 日置智也氏の作品。100mm程の丸いフレームとネット生地を用い円錐状に作ったパーツを幾つも繋ぎ合わせて出来きている大きなオブジェ、薄暗い空間に照らし出されて不思議な浮遊感がありました。何だか、何かの結晶が連なっている様に見えます。美しい作品でした。 石井弘和氏の石膏像にキン肉マン・キャラクターをペイントした作品には失笑。 笹田晋平氏のペインティングには食へのこだわりを感じました。仏の道も食欲には.....?!
↓ トーキョーワンダーサイト ↓
http://www.tokyo-ws.org/
大琳派展 継承と変奏 於: 東京国立博物館 平成館
最近の目玉的な展示のひとつ「大琳派展」に訪れました。開館直後に入館したものの、結構な人の入りで、この展示への関心の高さの程が知れる処です。今まで個々に見ることのあったものも沢山ありましたが、まぁ、とにかくこれほどまで琳派の作品が一堂に揃ったことはないのでは!? と思える充実した内容でした。俵屋宗達氏・本阿弥光悦氏が興し、尾形光琳氏・尾形乾山氏が完成させ、酒井抱一氏・鈴木其一氏が昇華させた琳派、その全貌を改めて知り得ましたね。素晴らしいです。そして今回、現在で言う処のインテリア・デザイナー的な琳派の芸術性を強く感じました。絵師や工芸家で在りながら、意匠作家でも在る訳です。また、粋や遊び心も多く感じました。まさに江戸時代だからこそ生まれた芸術だと言えるでしょう。今日、見た作品の中で印象に残ったものは本阿弥光悦氏による味わい深い楽茶碗、 現物を初めて見た俵屋宗達氏の白象や唐獅子などが描かれた京都・養源院の杉戸、久々に見た 尾形光琳氏の燕子花図屏風、滅多に見ることの出来ないアメリカより里帰りした酒井抱一氏の作品など。そして琳派ならではの絵画の技法「たらし込み」を堪能いたしました。会期中、多くの作品が展示替えされるので、宗達氏・光琳氏・抱一氏・其一氏、4人の「風神雷神図屏風」が揃う期間にもう一度は訪れようと考えています。
↓ 東京国立博物館 ↓
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00
コレクションによる空想美術館 第6室「赤羽史亮・小西紀行の部屋 – new new painting」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
岡田聡氏のコレクションによる日本現代美術作家の作品を展示するシリーズ展、今年の最終回です。 赤羽史亮氏と小西紀行氏、ふたりともダークなイメージを持つペインティング作品を描いています。見ていて平衡感覚がおかしくなる様な不安な気分になりました。しかしながら、赤羽史亮氏の作品はひたすらダーク、ホラーでミステリアスに感じるのに対し、方や小西紀行氏の画風はダークながら、何処かファンタスティックさがある様に思いましたね。ふたりの作品、共にとてもパワーを持っていました。ペインティングには力が必要です。
TWS-EMERGING 107 日置智也「International Flower – continuity solids」 108 石井弘和「超人、降臨。」109 笹田晋平「法華経フォン・ド・ボー」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
若手作家のショウケース的なシリーズ展、毎回、見ていると結構、自分のツボにはまるアーティストも居て楽しいです。今回のツボは 日置智也氏の作品。100mm程の丸いフレームとネット生地を用い円錐状に作ったパーツを幾つも繋ぎ合わせて出来きている大きなオブジェ、薄暗い空間に照らし出されて不思議な浮遊感がありました。何だか、何かの結晶が連なっている様に見えます。美しい作品でした。 石井弘和氏の石膏像にキン肉マン・キャラクターをペイントした作品には失笑。 笹田晋平氏のペインティングには食へのこだわりを感じました。仏の道も食欲には.....?!
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http://www.tokyo-ws.org/