ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [2 July '07]

2007年07月02日 | fine arts
月曜日に開いている美術館と言えば六本木界隈です。ありがたいです。朝イチで2館巡って来ました。(写真は国立新美術館の売店で思わず衝動買いしてしまった品。ニューヨークのデリで売っているコーヒーの紙カップを型取った陶器製のマグ・カップ。何処のデリでも何故かこれと同じデザインのカップで1963年から使われているそうです。見た目の質感が本物の紙カップっぽくて味があります。ニューヨークのデリのコーヒーは安い豆を使っていると思うのですが、何故かとても美味しいですね。きっとこのマグ・カップでコーヒーを飲むと美味しいに違いありません。"WE ARE HAPPY TO SERVE YOU"、いいコピーです! )

TOKYO I illustration I 2007 @国立新美術館
東京イラストレイターズ・ソサエティ (TIS) 主催、TIS会員アーティストの作品と公募展入賞作の展示です。TISの会員には錚々たるイラストレーターの方々が名を連ねていますが、今回は「人間がこれを作った」をテーマとして作品を描いた作品を出品しています。とにかく各作家の持ち味が発揮された作品がずらっと並んでいてかなり楽しめました。恐れ多いですが、自分が携わる音楽制作物のジャケット用のイラストを描いて頂きたいな、と思うイラストレーターの方も多々居りました。個人的に前から湯村タラ女史はイイ、好きですね。あと、北村治氏の「目線2007」と言う作品がかなり気になりました。公募作品にも印象に残る作品が多々ありました。それと、今回、ペーター佐藤氏、山名文夫氏、真鍋博氏等、往年の名イラストレイターの方々の作品も見ることが出来、とても充実した内容の展示でした。

↓ 国立新美術館 ↓
http://www.nact.jp/

↓ 東京イラストレイターズ・ソサエティ ↓
http://www.tis-home.com/index.cgi

開館記念展II 水と生きる (前) @サントリー美術館
六本木ミッドタウンへ。サントリー美術館の収蔵品の内から水をテーマにした作品の美術展でした。とにかく日本古美術の名品ばかり、本当に当館も良いコレクションを所蔵しています。中でも歌川広重氏の浮世絵版画、薩摩切子のガラス器、肥前・鍋島藩窯の染付陶磁器の数々が特に自分の目を引きました。中期、後期と、また展示替えがあるので楽しみです。

↓ サントリー美術館 ↓
http://www.suntory.co.jp/sma/