心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

テレビ 続き

2008年05月24日 | ひとりごと
ある時出張セッション中に、そばに自転車道があって、そこを歩いている小学生が大きな声で歌を歌っていました。

『こ~いけくんのっポテトチップスッ!こ~いけくんのっポテトチップスッ!こ~いけくんのっポテトチップスッ!・・・・』

声が遠くの方からだんだんと近づいてきて、とっても大きく聞こえて、ず~っと遠ざかってゆきました。まるで、ゆっくり走る救急車が通り過ぎてゆくように。それも思いっきり歌っているのです・・・。(>_ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com
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テレビ

2008年05月23日 | ひとりごと
ある年の年賀状で、ちょっとした気づきがありました。

絵柄の入った年賀状に、新年の挨拶と今年の自分の豊富と目標を入れて出しました。後から電話がかかってきたり、返事が来たり、なんだかいつもよりも反響がありました。

内容は、特別なものではなかったのですが、一つあげるとすれば、「あなたは今年をどのような年にしたいと思っていますか?」という問いかけを入れただけでした。

これはどうしてだろうと思い、改めて自分の年賀状を読んでみました。

自分で読んでみておどろいたのは、入っている絵柄と文面の言葉の流れや構成が妙にマッチしていて、なんだかとても希望とか明るさを感じさせ、最後の問いかけに答えようかなと思わせるものになっていました。

自分では、まったく意図せずにただ思いのままに書いた文面だったのですが、これってある意味、催眠だなあと思いました。

絵柄と言葉の流れが、何か心にアプローチする感じで、人を引きつけたのです。

こういうようなことを気づかないうちに取り入れて、何かの効果をねらっている人は世の中には多いのだろうなとこの時に思ったのを覚えています。

私は、性格的にそのような作為的なことが好きではありません。でも、「催眠療法ってそのままで作為じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、私の手法は催眠療法というよりもイメージ療法という表現の方がぴったりきます。近々、催眠療法という名称は取り払おうと思っているところです。

少し話がそれましたが・・・。
こういう映像と言葉を使って情報を伝えるものが身近にあります。それは、テレビのコマーシャルです。

人は、あることに対して自分独自の判断基準がなければ、素直にその情報を受け止めやすくなるという性質があります。そして、繰り返しや興味を引く映像にも受けとめやすくなる効果があります。

テレビを見るときにも、人それぞれの番組の見方があると思います。お笑いで楽しく、クイズで頭を使って、ニュースで深刻に、ただ見ているだけでぼ~っとして、などとそれぞれの楽しみ方があると思いますが、番組の間の息抜きの時に出てくるのは必ずコマーシャルです。

みんな忘れていますが、テレビはコマーシャルを見てもらうことが目的のメディアです。だから民放局のテレビ番組は無料なのです。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com

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