いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

甲府市立 遊亀公園付属動物園

2006年03月24日 | 動物園・水族館
どんな動物でも子供は可愛いのが通り相場で、また実際そうなのだが、ヤマアラシの子供も可愛かった。

冒頭の写真は昨年の12月13日に生まれたアフリカタテガミヤマアラシの子供。どれが母親なのか父親なのか分からないが、母親らしき個体の後を追っかけてトテトテ走り回る様には思わず頬が弛んでしまう。

このヤマアラシたちがいる場所は高さ70cmくらいのコンクリートの囲いがあるだけで、他に遮蔽物がない。そのため、コンクリートの囲いの上にデジカメを置いておいたら1頭が顔を突き出してきて、危うくデジカメを突っつかれそうになった。ヤマアラシに根性があったら乗り越えることも可能じゃないかと思うのだが、そんなことはしないのだろうか? まぁ、しないんだろうとは思うが。

「ヤマアラシのジレンマ」という言葉があるが、このヤマアラシたちに限って言うと、そんなことお構いなしに体をぶつけ合っている。さすがに針を逆立ててはいないが自分の針や仲間の針が盛んにぶつかり合ってカラカラと乾いた音を立てていた。

すぐ脇にヤマアラシの針が展示してあって触ることができるのだが、へら浮きを連想させる色形、そして手触りだった。
ヤマアラシの針

長野を出発する時点でかなり暖かかったのだが、甲府はそれに輪を掛けて暖かかった。既に桜のつぼみもほころんでいて、ちょっとビックリ。
噴水 桜

中規模以上の動物園では普通に目にすることができるレッサーパンダだが、これだけ大きな木があって、そこで寝ている姿を見ることができるのは珍しいと思う。プラス1ポイント。
樹上のレッサーパンダ

ペンギンは触ったこともあるし、大体の体重も知っているのだが、実際抱いてみるとどんな感じなのかはなかなか想像が難しいと思う。その意味で、こういう体感型のギミック(と言うほどのものではないかもしれないが)は嬉しい。持ってみた感じは、やや大きめのオス猫みたい。
ペンギンの重さ

オーストラリアのラグビー代表チームは愛称ワラビーズ。オーストラリア人が、カンガルーとワラビーのどちらにより強く親近感を抱いているのか知らないが、日本ではワラビーと言うとカンガルーのパチモンみたいな扱いを受けることが多いようで、ちと気の毒(※)
※同じ仲間なのは知っているので、突っ込まないように。

下の写真はベネットアカクビワラビーなのだが、子どもたちは「ハッチの子供だ」なんて言っていた。おっ、ハッチ全国区。
ベネットアカクビワラビー

この春生まれた子ウサギ。下の写真以外にも5-6羽いるのだが、普段は巣箱の中に隠れてしまっていて姿を見ることはできない。食事の時間になると飼育員が箱から引っ張り出してエサの所へ置くのだが、すぐに巣箱の中に隠れてしまう。
子ウサギ

その昔、須坂市動物園にも置いてあったと記憶がある2体の人形。今回調べてみたら、左下がシルバー仮面。右下がヒューマン1号であることが判明した。
シルバー仮面 ヒューマン1号