九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

北ア縦断(中盤)

2022年11月30日 | 夏合宿

どうもこんにちは。3年の青木です。

先日,糸島4座の歩荷練習をしまして,それをブログに起こすか~と思ったら,夏の縦走の担当分がまだだった.
いやね,書くのは進めてたんです.
ただね,gooブログって写真をアップするのが少し手間でしょ?
億劫だな~て思ってたら,そのまま記憶からフェードアウトしてたんです.
別にサボってた訳じゃないんだ.信じてくれ.
というか,他のメンツも書いてないやん.おいこら.書こうぜ.


そんなわけで,今更ですが,
北アルプス縦走の報告です.
旅の中盤,種池小屋で松林と別れてから、烏帽子小屋に至るまでを紹介します。

 

今回報告する区間は,後立山と裏銀座を繋いでいます.

ルートの印象としては,崩れやすいザレ道が多く、存外険しい岩場や判然としない道、絶え間ないアップダウンなど、ちょっとビミョーな要素が散見されます.
反面,北アルプスの中心に位置する針の木岳,コマクサ群生地があり山容も美しい蓮華岳,庭園のような広々とした山頂をもつ南沢岳,奇怪な容姿の烏帽子岳など,魅力的な山もたくさんありました.
登山者も比較的少なく,北アルプスの中では随分と静かな印象.
中間地点にあった船窪山荘は,何だか隠れ家のような,山奥で悠々自適な隠遁生活するのにうってつけな感じの、落ち着く場所でした.

他の3区間に比べれば少し地味だけど小さな魅力が散りばめられてる,そんな縦走路での旅の記録です.


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8月29日

久々のピーカンを爺ヶ岳で堪能したあと,種池小屋で3人での最後の写真を撮って松林と別れました.本日が下山の松林は,降りたら何をしようかと早速作戦を練っていました.
定着も後立山もビミョーな天気が多かったけれど,締めで晴れてくれて良かった.山ってのは,下山日は晴れるって相場が決まってるんです.何なんだろホント.


仕切り直して縦走続行.
ここからは3年生2人だけ.天気も申し分なし.勝手知ったりで気楽なもんです.
新越乗越山荘では,盛大に布団が干してあり,のほほんとした気分になりました.久々の晴天ですからねー.

黒部を挟んだ対岸には,剱と立山がどっしりそびえてます.ここら辺はこれしか見るもんないけど,これだけで事足りる.何度見てもかっけえ.


この山域は人も少なかったです.
すぐ下に扇沢のバスターミナルがあるので,日帰り山行もしやすいらしく,いろんな人が登っていましたが,この好天の割には少ない.
静かな山行の方が好きな自分としては,こうやってのんびり景色を堪能しながら,たまに出会った人と,しばし話し込むぐらいが丁度いいです.

いるのは,人だけじゃありませんでした.
鳴沢岳に差し掛かるあたりで,やや大きめの糞やら食いかけの木の実などが目立ち始めました.
すると,付近でガサガサと生き物の気配が.
デカい.鳥じゃない.まさか,クマか.
今朝,冷池山荘には,熊出没厳重注意の張り紙があった.
他大の死亡事故が一瞬頭をよぎり,一転恐怖に.
冗談じゃない,遭遇なんかしてたまるか.
とっさに吠えながら柏手を打ち鳴らす.
気配が逃げる.
続いて安平がホイッスルを吹く.
ピーッ,ピーッ,ピーッ
気配の正体も行方も分からないまま戦々恐々と進みます.
これ戻った方がいいのかな.これだけで?けど,万一熊に狙われてるんなら。。どうしよう.
緊張しながら進むのも束の間,前方で気配の正体が姿を現しました.

サルでした.サルかいっ.
一族総出で木の実を食べつつ物見遊山を楽しんでいる様子.
子連れで何十匹もいました.
何か焦ったのが恥ずかしい.けど怖かった.
クマじゃなくて本当に良かった.


この日の締めは,北アルプスの中心に鎮座する針ノ木岳(2,821m).

天気がいいので,北アルプスが全て見渡せました.
後立山方面を見て達成感に浸ります.いやー思えば遠くに来たもんだ.
そして,これから歩く道を見て不安に陥ります.

。。。槍遠くね?分かります?
あそこまでを、たった4日で行きます。
そっから穂高縦走も続きます。
頭おかしいだろ.最高かよ.今日は早よ寝らんば.

最後の1ピッチで針の木小屋に向かいました.途中見かけた区画がテン場っぽかったので,小屋の受付は空荷で行こうと荷物をデポしてしまいました.ところが意外と距離がある上に,本当のテン場は小屋のすぐ前.回収しに登り返すはめになりました.疲れているからと横着をこくとこうなります.くそー.
この小屋のテン場はトイレが窓付きの絶景仕様.その名も槍見toilet.こっちは某山荘にある類似トイレの致命的なミスをしっかり克服していて安心です(笑)
テントも3~4人用を2人で使うので,めっちゃ広い.
やったぜ.快眠間違いなし.

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8月30日

翌朝,一座目は蓮華岳.
昨日の針ノ木でとてもきれいな山容が見えたので楽しみでしたが,あいにくのガスなので黙々と登りました.
両脇には無数のコマクサがいました.シーズン中にも来てみたいです.
山頂に着いた後,ガスが薄れたので色々写真を撮ろうと頑張りましたが,上手くいきませんでした.
まだ先が長いのでさっさと降りよう。。。
と思ったら何と何と,虹が出ました.
うおー----っっ!!

。。。けど写真で撮るとやはりイマイチ.
技術が要るんでしょうね.
安平も,自分を虹と一緒に撮ろうと頑張って,諦めてました.
光のアートは撮るのが難しい.

ここから,岩場を降りて,北葛岳を越えて,七倉岳を踏んで,船窪小屋に辿り着きました.
この日はずっと視界が悪くて足場が脆くて身体もきつくて道も低山みたいで,写真をほとんど撮っていません.特筆事項も思い当たらない.
というわけで,
あっという間に本日終了です.


この小屋がすごく良かった.
内部の写真が無いのが悔やまれますが,奥に囲炉裏と茣蓙があるんです.
入口には,我々の部室にもあるチベット仏教の旗.
玄関入って左手にはヒマラヤの地図.
売ってるバンダナのデザインも自分好み.
温かいお茶のサービスも下さいました.
天水で貴重だったはずなのに.
ありがとうございました.めっちゃ沁みました.
いつか泊りに来たい小屋が,また一つ増えた.
今日頑張った甲斐があったってもんです.

あと,この辺りから足の疲労が顕在化してきました.
実は数日前から膝も痛くて湿布を貼っていました.
天候悪化以外での途中下山は嫌だし,まだ予備軍なので,しっかりケアすれば治るはず.
原因は柔軟不足だと分かり切っていたので,テントで安平にならってストレッチをしました.

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8月31日

獲得標高に関してはおそらくこの日が核心.
今日も今日とて天気は曇天です.
けど雨じゃない.

まずは船窪岳と第2ピークを無心で突破しました.
この辺りも崩壊がひどくて歩くのが大変でした.

続いて,疲れた身体にムチ打って,不動岳の標高差300mを一気に登りました.
くじけて立ち止まりそうになっても,爆速で突き進む安平がそうさせない.気を抜けば見失いそう.あいつが先頭じゃなかったら,多分この辺りから,コースタイムを守れなくなってた.ほんとすごい奴です.
山頂付近は巨大な花崗岩が点在していました.昨日今日と低山のような道が多かったので,久々のダイナミックな景観で,ここが北アルプスだということを思い出しました.

 

そこからの下りでは再び虹に遭遇して元気をもらいました.いやっほーい.この旅の癒し.

 

その先に見える南沢岳は,個人的に好きな山容でした.南アルプスにはこれのデカい奴がたくさんいるんだろうなー.

ただし砂地が脆すぎて,ステップを刻みながら登らされました.何これ,雪山かな.きつくて徐々にイライラしていましたが,山頂が広くてきれいな庭園のような空間だったので直ぐに吹っ飛びました.

 

烏帽子田圃の雰囲気を楽しんで,

奇妙な形の烏帽子岳を拝んだら,裏銀座の起点である烏帽子小屋に到着です.

烏帽子岳は200名山なのでピストンして踏みたかったのですが,足の疲労が限界だったので諦めました.
小屋ではご主人の娘さんが中学時代に描いたという油絵のポストカードが,
経年劣化?を理由に無料配布されていました.
すごく綺麗な絵で,山でそういう楽しみ方をできるのを羨ましく感じました.

さて,ここから先は裏銀座で,いくつもの名山を辿りながら槍へと迫るわけですが,翌日の天気がやや荒れ模様な上に,私の脚も日に日に音を上げるのが早くなってきていたので,一度沈殿を挟むことになりました.

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翌朝の9月1日,元気な安平は朝早く雨足が強まる前に烏帽子岳をピストンしていました.

当人は疲れてると言うが、こいつの体力には底があるのか無いのかよく分からん.

俺も行けるかなーと,少し歩いてみたけど,筋肉痛で諦めました.

安平の帰幕後は,予想より強い雷雨に少しビビりつつ,穂高縦走を見据えて歩荷量を軽くするために,食料計画を見直しながら一部を消費します.
南西諸島付近で停滞していた台風11号が徐々に北上を始めたので,その動向にも注視しつつ就寝.

せめて槍は踏んで帰りたいなーというところで,旅の中盤戦は終了です.
以降は,9/2以降の裏銀座+穂高縦走に続きます.

 

To Be Continue…

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P.S.
因みに11/26の糸島4座の報告ですが,青木,外和田,山崎の3名で行いました.
うち2名の遅刻により,予定より遅めにスタート(ごめんなさい).
めちゃくちゃペースが良く,気づけば遅れを取り戻し,巻き始め,当初の予定より早く下山完了.
翌日以降3日間はしっかり筋肉痛でした.ほんとにいい練習だ.これ.
前述の北ア縦走で,針の木から烏帽子までの2日間を乗り越えられたのは,この練習のおかげもあった気がする.
けど,なんでこんなに速かったんだ?
我が部のラジオ的存在である山崎が終始,おしゃべりしていたおかげか.
静かな山行もいいが,賑やかなのも楽しくてありだな.
次はその調子で,あと5kgぐらい増やそうか(笑)

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夏合宿縦走!

2022年11月27日 | 夏合宿

3年Yです。

レポート作成真っ最中。いつもこのタイミングでブログが書きたくなるのはわかりやすい「逃避」の例ですよね。

8月25日から9月5日にかけて行った縦走から早3か月がたとうとしています。早すぎる。光陰矢の如しというかもうレーザービーム。

現役のほうは冬合宿の準備を進めています。

みんなレポート、バイト、ほかのサークルとも掛け持ちしたりして、活動している感じです。

 

今日は夏合宿の縦走について、回顧録的に書いていこうと思います。

参加メンバーで山域ごとにブログの担当を割り振っていた覚えがあるのですが、すみません覚えていない…

全体のなかで印象に残ったことを書いていきます。

行動記録や個人の反省などが見たい方は、九大山岳部のHPから、報告書を閲覧ください。

ブログも、今回のは薄い記述なので、ぜひほかの人もお手すきのタイミングで書いてください。

 

私が参加したのは北アルプスほぼ縦断縦走です。

白馬栂池自然園から入山し、白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺が岳、と後立山の主峰を歩き、

そのまま針の木岳、烏帽子岳、野口五郎岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、穂高岳、焼岳まで歩いてしまおうという計画をたてました。

参加者は同期の3年A、2年M、自分の3名で、2年のMは爺ヶ岳を踏んだ後、扇沢に下山。

後半は3年同期2人で歩くという感じで考えました。

先に結果だけ言うと、奥穂高まで行った後、ザイテンから涸沢に下山、上高地からバスで帰りました。

前半の後立山縦走の天候は、ガス時々晴れ、という感じで、強風や豪雨に合うことはありませんでした。

 

ざくっとした工程は以下です

8月25日 栂池自然園~白馬大池山荘

 26日      ~天狗山荘

 27日      ~五竜山荘

 28日      ~冷池山荘

 29日      ~針ノ木小屋

 30日      ~船窪小屋

 31日      ~烏帽子小屋

9月1日      雷雨のため沈殿

 2日       ~三俣山荘

 3日       ~槍ヶ岳山荘

 4日       ~穂高岳山荘

 5日       ~上高地

 

 8月28日に冷池山荘のテント場からみた夕暮れ、翌29日に爺ヶ岳に続く稜線からみた朝日は、縦走中にみた景色の中でも、忘れられないもののひとつです。雲海は一つの生き物のようで、遠くに見える富士がまた美しく、立山方面を見ると剣岳が厳かにたたずんでいて、あぁ1週間前にはあそこに登っていたんだとうれしくなったり…

山っていいですね(単純)

 

29日、種池山荘でMと別れ、後半戦に突入した日には、実は一番メンブレしてました。

この縦走、最後までいけるのだろうか…自分の身体がどこまでもつのか…

マイナス思考に傾いていて、自分がなにをしているのかわからないような感覚があった気がします。

縦走中一番の晴天で、最高の展望。縦走路も快適で、右には立山、左には信濃大町が一望できる大パノラマ。

その美しい景色とは裏腹に、日差しが強く体力的にしんどかったことや、針ノ木岳で槍ヶ岳までの稜線を一望した時、本当にこれを歩くのかと、不安に飲み込まれたことをおぼえています。

不安を抱えたまま、30日、針ノ木小屋のテント場を出発。

不思議なもので、歩き出すと不安や迷いはなくなり、目の前に現れる道を上り、下る、ただそれだけ、というような、

とてもすっきりした精神状態になりました。

その後ももくもくと歩き…

9月3日に西鎌尾根手前から槍ヶ岳が見えたときは叫びました(笑)

針ノ木岳から遠くに小さく見えた槍が目の前にある。

北アルプスのダイナミズムを体感した瞬間でした。

 

最終的には9月5日に下山したわけですが、当日の朝まで、進むかどうか、ぎりぎりまで話し合いました

実は5日は晴天、6日も午前中は好天の予報でした。

西穂までならいけるかもしれない。ジャンダルム、西穂高は憧れです。

なにより目の前にその道があって天気もいい。

しかし台風は迫っていて、6日には最接近。勢力もめちゃ強いらしい。

小屋に避難したいとこだけどお金がない(!)二人とも体力的に余裕があるとはいえない。

下山しようかとなりました。

このとき死ぬほど行きたかった西穂高ですが、今後もおなじ熱量で登りたいと思うのか、金銭や時間を作ることができるのか。そのようなことを考えると、これからのことはわからないし、ましてや社会人になったら難しかったりするのでは?と思い至ります。そうすると「山は逃げない」、という言葉は、山=自分が登りたい山と捉えると、本当じゃないよなあと私は思います。剣での定着のときも、同期のSとそんな話をしていた記憶があります。

 

この縦走、とても楽しかったです。

長く山に登りたいなと思うようになり、行きたい道、場所が増えました。

同期のAにはお礼を言いたい。

定着と合わせると同じテントに3週間?近くいたわけで、迷惑をかけることもたくさんあったと思います。

行動中もせっかちなことが多いし、かとおもえば急にメンタル落ちるし…改めてありがとうございました。

 

現実に戻って、深呼吸して、レポートを進めます。

大学生活は短い。やりたいことやろう。

ここまで読んでくださったかた、お付き合いいただきありがとうございました。

 

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背振全山縦走(11月4日~6日)

2022年11月25日 | 合宿(山登り)

こんにちは
山岳部一年山崎です。今回は少し遅れての紹介ですが、11月4日~6日にかけて行われた背振全山縦走について話していこうと思います。

私は怪我で夏合宿に参加できなかったということもあり、久しぶりの縦走で体力的に不安を抱えながら当日を迎えました。
当日は寝不足で前日から3時間ぐらいしか睡眠をとることができずコンディションも最悪でした。そんな中、なぜかよくわからないけれども先頭を歩くように言われて、もう最悪でした。体力もない、調子も悪い、なのに先頭を歩かねばならない。絶対ストレスかかる。もう帰ろうかとも思いました。まぁとりあえず何も考えずに足を前に進める作業をただひたすらにしました。

7時過ぎに原田駅を出発し、そこから登山道まで足を進めていきました。8時15分ごろに基山に到着。基山までの登山道は遊歩道として整備されておりとても歩きやすかったです。基山から、今日登る山々を見ながら、ほんとに行けるのか?と思いました。
ここから記憶があいまいで、もう何も覚えていないです。
九千部山、三領峠、坂国峠、蛤岳、背振という感じで進んでいきました。

えっとですね。本当に覚えていないんですね。石段を下っているときに眠すぎて足を踏み外しそうになったことぐらいしか覚えていないんですね。
蛤岳が思った以上に遠くてつらかったという記憶しかないんですね。アスファルトに対して猛烈な殺意を抱いたということぐらいしか覚えていないんですね。ってことで一日目終了。背振についた時の、ここ車で来れるのか…という感情(謎)はもうなんかよくわかりません(語彙力不足)

その日は何かを食べました。何を食べたのだろうか。ジフィーズ食べたような気がします。おいしかったような記憶があります。

つぎのひ

5時出発からの椎原峠、小爪峠、金山、三味線峠、井原山、雷山、雷山避難小屋という感じです。
2日目が一番楽だったような気がします。

この日は前日の寝不足も解消し、元気に先頭を歩いていきました。ただ、ヘッドライトの電池が切れかかっていて光量が落ちていたため、先頭のルーファイが難しかった気がします。この日も井原山から、雷山に移動しているときの記憶しかないです。雷山ついた時の家に帰ってきた感がすごくてもうそれしか覚えていないんですね。なんか大変だったような気がする。
そういえばshuyaが地面に落ちている木の枝をストック代わりに使い始めてから、なんか覚醒し始めて、登山の歩行技術がどんどん上達しているのを感じました。いつか合宿に参加しなかった、山〇氏よりも上達してくれればなと思ったり。
雷山避難小屋快適でした。

3日目は、3時起きからの4時行動開始という感じになりました。2日目のペースが少し遅れ気味だったということもあり、早めの行動になりました。この日はヘッドライトが不調だったということもあり武田先輩に先頭をかわってもらって、後方から安全についていきました。
この日は、羽金山、荒川峠、女岳、浮岳、十坊山という感じでした。

この日のルートは先週行った、糸島4座縦走とにていたため、心に余裕を持ちながら、早くかえりたいという一心で、頑張りました。
早くかえることだけを考えていったため、あんまりコース覚えていないです。おそらく先頭を歩かなくてよくなったので、周りをあまり見なくなってしまったからかなと。もう帰れると思って行動したものの、実は3日目が、どう考えても3日目が一番きつい日で、予想通り一番きつかったですね。ただ、この日の記憶も温泉に入ってからの記憶しかないです。

本当にこの三日間疲れました。登っている最中はあんなに帰りたいと、なぜこんなことをしているのかと思っていたのに、家に帰って考えてみると、この三日間楽しかったなぁと。それしか感想が出てこないです。また来年も登りに来ようと思います。
来年は松林先輩を連れてあと、山〇氏もつれてあとは、1年がたくさんいればなぁ。

また来年もお願いします。

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11/19 歩荷訓練 雷山~井原山

2022年11月23日 | トレーニング

3年Sです。先週土曜の練習について備忘録を兼ねて。

部員3名(女子のみ、激レア)で雷山~井原山にて歩荷訓練を行いました。残りのメンツはインドアクライミング。

はかりの故障?で重量は計測できず。3年Yはいつも通り重そう。私はかなり軽めでした。ごめんなさい。あとひとりの1年部員は登山自体が久しぶりだったため、無理をしない程度の水をポリタンにイン。

途中雨がぱらついたものの、レインパンツは必要無い程度でした。特にトラブルなく歩いてゴール。帰りのバスにギリギリ間に合いました。良かった良かった。

負荷は大きくなかったのですが、雨が降っていたこと、500mlナルゲンを持参しておらず行動中に水分補給が出来なかったことなどから軽い頭痛が発生。水分不足による頭痛は去年の燕以来です。今年の冬は同じ轍を踏まないように気を付けます。

なんか膝痛い気がするけどランニング頑張ります。以上。

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11/12 四阿屋クライミング

2022年11月13日 | トレーニング

こんにちは。1年の坂尻です。

とてもお久しぶりなブログ&レポート課題が頭の片隅に据え置いている状態であるため文章が稚拙なものになると思われますが頑張っていきます!

今回クライミングの練習なんですが、二手に分かれて一方の組は見晴らし岩へ、そして私たちの方では初めての”あずまや”という岩場での練習でした!最初音だけで”あずまや”と聞いたとき脳内で”東屋,,,?”と勝手に変換したのですが実際は”四阿屋”だそう。私だけはないと信じていますが絶対に初見では読めない漢字だと思います。

今回の参加者は3年生の安平先輩、竹田先輩、2年生の松林先輩、1年生の小川先輩と坂尻の5名でした。(学年は山岳部学年で記しています)そしてなんとOBの米澤先生も来てくださいました!私坂尻、米澤先生とは初めましてで、なんともいえない緊張感、というのも”はなちゃん(坂尻)ここ登る?”と言われた時の絶対に断れない気迫(?)を感じずにはいられませんでした。(この話はまた後ほど)

今回の岩場は遠出ということもあり、参加者の人数的にもレンタカー組と米澤先生の車組に分かれて向かいました。参加者が諸用で少し減ってしまい最終的にあれ?レンタカー借りなくてよかったのでは?となりましたが直前だったということもありレンタカーを竹田先輩と小川先輩と私坂尻の3人で乗るという贅沢感を味わいました。竹田先輩、運転ありがとうございました。最近流行っている曲は履修でき次第先輩に報告しようかと。

たしか10:00前くらいに四阿屋に到着!よし岩場へ行こう!となったはいいものの道がわからず。城跡が階段の先にあることくらいしかわからなかったところにとても優しい登山客(らしき方々)に場所を教えていただきました!電波が繋がらないところだったため本当に心に染みるような優しさでした。岩場までの道のりは途中で迎えに来てくだっさった安平先輩についていきながら、周りの自然を感じながら行くことができました!

岩場についたらこれもまたとても気持ちのいい場所!(浮石は多めでしたが)涼しくて葉っぱもちょうど緑とオレンジでグラデーションになっていてとても綺麗でした!(普通に森林浴としていきたいレベル)野北は海のザッパーンとした感じ(?)がちょっと(かなり)怖いと私は感じるため木々と小川が成す自然の音がとてもとても心地よかったです。少々実家を思い出すような,,,帰省したいな,,,

と肝心の報告までにだらだらと長くかかってしまいましたがここから個人の記録になります↓

安平先輩

スプリングギャル(5.8), トゥーフィンガー(5.10b)(テンションかけつつ), エレメンタリイ(5.8)(リード), グレードを信じなさい(5.8)

竹田先輩

無名ルート(5.7), グレードを信じなさい(5.8)(トライ), ジェードルラダー(5.5)(リード), スプリングギャル(5.8)(トライ), エレメンタリイ(5.8)(トライ), 右上バンド(5.6)

松林先輩

ジグザグ(5.6)(リード), ジェードルラダー(5.5),右上バンド(5.6), 無名ルート(5.7), エレメンタリイ(5.8)(トライ)

小川先輩

ジェードルラダー(5.5), 右上バンド(5.6), エレメンタリイ(5.8)(トライ),スプリングギャル(5.8)(トライ)

坂尻

ジグザグ(5.6), ジェードルラダー(5.5),右上バンド(5.6), 無名ルート(5.7), エレメンタリイ(5.8)(トライ)

見逃し多数というかもはや見逃ししかしていない(?)ので先輩たちに聞きました!なので多分合っていると思います。(どちらかというと私が登ったところを忘れつつあるという,,,)こうしてみると野北のグレードとは基準が違うのかな?と思ったり。そうだとしたら岩場のグレードが九大山岳部で共通していたらなあと思ったり。

エレメンタリイも先輩方が最初のスラブで苦戦していたため内心やりたくないなあと気配を消していたのですが先に書いたように米澤先生から私の名前を呼ぶ声が。そんなお声(?)に断れるはずもなく、気持ち暗めに挑戦。こんなネガティブ発言ブログに残したらダメですね。本当のことを言いますと一周回って絶対できないと悟りを開きとても気楽に取り付きました。後ろから米澤先生がカラビナを使うというアドバイス(チート)を教えていただきボルトにカラビナをつけてつかむことに。そうしてやっと第一関門(?)の最初のスラブをクリアしました。(その先のスラブが難しく小川先輩も上の方で苦戦していました)なんだかんだ最初は嫌でも登ってみるとやっぱり得られるものがあるなぁと。人生初と言っても過言ではないクライミングが野北で洗礼された私にとってクライミングはまだまだ怖いものですが2年生になるまでにもうちょい積極的に挑戦できるようになってみたいな〜でも怖いな〜と。せめてザイルをもう少し手早く扱くことができたらとは思ってます。練習あるのみですね、頑張って日頃のトレーニングに食らいつきたいです。

また特に今回に限っての話ではないのですが私は凹角だったりスラブだったりと苦戦する際とても長い時間壁にへばりついているわけですが、その時のビレイが私の記憶が正しければ大体松林先輩なんです。ビレイって長い時間やると首等痛くなるじゃないですか。本当に申し訳ないなあと思いつつ私もどうしようもないのでひっつき虫になっております。松林先輩毎回本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

15:30くらいに撤収してから行きと同じメンバーで帰路につきました。行きは助手席に乗っていましたが帰りは小川先輩と交代、これがまた正しい判断でした。今回のクライミングはしぶとくひっつき虫になっていて疲労がいつもよりあったため案の定爆睡。その間竹田先輩と小川先輩は料理の話をしていたそう。しかも帰宅してから料理をするとのこと。(それが普通なのか、?)なるほど、起きていても話についていける気がしない。(ちなみに私は帰宅してシャワーを浴びた後に寝落ちして食いっぱぐれました)車中は(私は主に行きの記憶しかないのですが)普段聞かないお話なんかが聞けてとても面白かったです。(米澤先生の車での車中トークもぜひ今度聞いてみたいです)

さてさて、ブログ以外のこと(レポートやらテストやら)が頭のどこかにありますと脳死でカタカタ文章を打っていく感じになってしまい読み返して訳のわからない”(?)"が多めなグダグダな文章になってしまいましたが私の感想文は最悪抜きとして報告の部分だけでも伝わればいいなと思います!

P.S.

このブログ実は途中でパソコンが謎の強制シャットダウン入ってまさかの振り出し,,,

レポートじゃなくてよかったと心の底から思いました。

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