九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

冬合宿2023 五竜岳 後半

2023年03月16日 | 冬合宿

お久しぶりです。

 

1年の山崎です。今回は2月16日~24日まであった五竜岳合宿の後半について話していこうと思います。

21日は前日の天気予報で午後から天気が回復するといった情報を手に入れてテント内がフィーバー状態に。みんな今までの疲れが嘘だったかのように明るくなり始めました。あとついでにだらだらし始めたような...

11時になってテントから出てみると相当雪が積もっていて雪かき。まだ雪かきは大丈夫という先輩の言葉は何だったのか。確かにテント10cmの範囲は雪なかった。といってもその範囲だけで周りにはテントの高さぐらいの雪が積もってたわけですが。まぁ11時に雪かきをした時点で、「あれ、これ天気回復嘘じゃね?」みたいな気持ちがあふれてきました。思った通りでした。結局16時から雪かき始まりました。 最悪。 テント周りの雪かきを終えたら僕はトイレの雪かきのほうに移りました。

「トイレにはそれはそれは綺麗な男神様がいるんやで、だからトイレをきれいにしたらなんかむくわれるやろ」の精神でトイレを一人でどうにか元通りに。そんな僕に男神様がプレゼントをくれました。 凍傷です。 最悪です。 トイレの男神様はあろうことか僕に指六本分の凍傷をプレゼントしてきました。マジでなんなんだ。

とりあえずそのことはあきらめて夕食づくり。そのあと明日が五竜岳アタックということもあり、先輩たちは早く寝るのかと思いきや割と遅めの時間に就寝。僕たち1年はアタックにはいかないのでいつも通りだらだら。ほんとに明日大丈夫か?

はい、大丈夫ではありませんでした。朝、先輩たちだらだら。1年だらだら。結局30分ぐらい遅れて先輩アタックに出発。沈殿日か!って突っ込みたいくらいには遅かった。

22日です。

先輩たちが五竜岳に行った後、1年二人はだらだら。僕がトイレに行くタイミングで空を見上げると快晴。美しすぎる五竜岳を静観。マジできれいでした。

そのあと、新歓用の動画をとるという話に。 テントの中で外部には出せないようなひどい動画を撮影。 まぁ部内でしか見せません

この日はとにかく話を延々として一日を過ごしました。 

先輩が13時頃に帰幕して、今日のアタックの成果の報告を受けました。白岳で引き返したそうな。コースタイム、120分の所を6時間ぐらいで登ったってことですね。一体何があったのだろうか。話によると白岳の稜線に入るまでが腰ラッセルだったそうです。大変そう。どんな感じだったのかは全く分からないけれども。とりあえずカメラを落としたという部分だけはしっかり頭に入れました。

そのあと、水づくりなどをしていると山本が闇落ち。どうやら下界で何かがあったらしい。まぁ次の日のアタックが先輩のみのパーティーで行くことが決定したので問題はなし。

はい23日です。

なんか記憶がないですね。

とりあえず朝、前日の行動が遅かったため、てきぱき行動。僕が無駄な話を振ろうとしてもそれを許さない雰囲気が出来上がってました。生きづらかった。

そのあと一年は沈殿。山本が死んでいたため、話し相手がおらずつらい一日を過ごしました。つらかったです。

とりあえず、13時ごろ先輩たちが帰幕。今日のアタックの成果の報告を受けました。五竜、無事踏めたそうです。よかった。

五竜を踏むまではトレースや、ペンキなどで道が分かりやすかったらしい。ただ、山頂を踏んだ後に天候が崩れ始め、トレースが埋もれてルーファイが難しかったそう。白岳付近でホワイトアウトにもあったらしい。なんか大変そうですね。前日落としていたカメラは先行パーティーが見つけて道のそばに置いていたそうな。

とりあえずアタックが成功したことによって明日の下山が確実に。途中で青木先輩が本気の顔で「明日まで残れば雪降るしラッセルの練習できる」みたいなことを言い出した。先輩がいうには冗談だったらしいが安平先輩が同意していたら間違いなく沈殿していただろう。まぁ、なんやかんやで明日の下山が確実になって僕はうれしい。明日は、一日で下山できるように3時起きということで話がまとまった。この日も結局だらだらして、遅めの就寝になった。

次の日ですね。24日です。朝、30分くらい遅れて起床。いつも頼りにしていた目覚まし時計替わりの青木先輩はこの日はなんだか気が抜けて起きておらず、ふつうに寝坊しました。来年度から青木先輩がいなくなるので合宿で起きれるのか不安になったり... 起きてからは下山パワーで撤収をぱぱっと終わらせて、下山。 撤収後のテン場は想像以上にへこんでいて、こんなところで寝たらそりゃテント生活もあんな感じになるわなと。何でテント張る前に整地しなかったんですかね?

下山開始1時間ぐらいして山崎の体力が死亡。凍傷で体温を奪われていて、本格的にバテみたいな感じでした。ふらふらしながら下山していたのでさすがにやばいなと思って荷物を分配。先輩がた、あと山本、荷物もってくれてありがとうございます。

下山後体力も時間も余っていたので山本と青木先輩がコンテストップの練習を始めた。僕は体力が残っていなかったし、ふつうに手があまり動かなかったので止めておきました。コンテの練習も終わったらあとはゲレンデを急いで下りてスキー場のふもとに帰還。


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