九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

12/17 宝満~若杉歩荷縦走

2011年12月17日 | トレーニング
こんにちは1年生のAです。

今回は冬合宿に向けての歩荷トレーニングを行ってきました。
各自30キロほどの荷を積み、スタート。今日は12月の中旬であるからか、なかなか寒い。

今日の宝満は人が多いと思いきや何やらオフ会が行われている模様。インターネット上で知り合った男女総勢30人?ほどがゾロゾロと登山道を歩くものだからいつもと違ってかなりにぎやかな雰囲気。3合目7合目の休憩場もその団体客に一気に埋め尽くされ、ここは山なのか!?といった感じでした。宝満山でオフ会が行われるとは‥山岳ブームが来たのでしょうか?

なんやかんやありながら頂上に到達。頂上では先週と同じく、うっすらと雪もあり、実際に雪も降っていました。じっとしているとかなり寒かったです ((((;゜Д゜))))ガクブルッ!!鎖場の鎖もかなり冷たかったので、手袋は必須ですね。山頂で夕方から予定のあるF先輩とM先輩とお別れ。

縦走路に入るとさらに雪は積もっており、下界とはかなり違った様子でした。途中、登山道に獣の足跡がみられました。動物も人間の歩く道を通るんですね。そんなこともありながらAT先輩と私Aで黙々と歩いていきました。私は初めて雪の山道を歩いたせいか、滑りまくりでした。三郡山の前ではばててしまい、こける頻度も増えました。みかねたAT先輩が荷の底上げをしてくれました。おかげでなかなか楽になりました。

まだかまだかとひたすらゴールを目指して歩を進め、若杉まで行きました。私は初めて歩荷をして若杉まで行ったので、なかなかきつかったです。あの若杉の登ったり下ったりの道は応えました。しかし、若杉の頂上に着いたときの達成感はすごかったですね。きついからこそですね。

このトレーニングが冬合宿に活かせればいいのですが、燕岳は標高差1300m!!重い荷をしょってそんな高さを登りきれるのか不安ではありますが、若さで乗り切りたいと思います!

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対冬合宿・歩荷縦走その1

2011年12月12日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんばんは、3年古澤です。
昨日は対冬山合宿トレーニングということで宝満~若杉の縦走を行いました。
参加者は3年AT、私、2年M、1年Aの4名でした。(MSとNは体調不良のため欠席。)

8:50すぎ 内山バス停発~10:02 3合目~10:36 7合目~11:08 宝満山頂~12:36 三郡山頂~13:27 小休止~13:58 前砥石山頂~14:25 砥石山頂~(タイム記入漏れ) 鬼岩谷~15:33 ショーケ越~16:35 若杉山頂

どんよりと曇った朝でした。雨が降らないことを祈りつつ、いつものようにバスへ乗り込み内山へ。
内山はなぜか沢山の登山客で賑わっていました。なにかイベントでもあるのだろうかと訝っていると、人ごみの中に見覚えのある方が。
久留米大山岳部のTさん、Nさんでした。お二方も今日は若杉までの歩荷縦走とのこと。
お互い若杉までの縦走を頑張りましょうと告げ、私たちは登山口へ向かいました。

途中でATと私は途中で歩荷の準備をし、Aを含めた3人は30kg前後の歩荷ということになりました。
ほどよく体も温まって3合目。水場はいつも通りの水量でしたが、やはりなかなか冷たかったです。
3合目~7合目の石段ラッシュを越え、中宮に出てみると薄く雪が積もっていました。
5cmも無いくらいでしたが、視界が白いと一気に気分が冬らしくなりますね。

11時過ぎに宝満山頂へ到着し、10分弱の休憩をとって縦走へ。
Aとは午後に用事があるためここでお別れで、若杉へは3人で向かいました。
三郡の手前あたりからガスとともに冷気が尾根へ上がってきたようで、軽く汗ばんだ身にはかなり沁みる寒さでした。
(仏頂山頂の温度計は大体0度を指していました。)
三郡山頂は風が辛いだろうと踏んで、ピークは踏まずにアスファルトの道を巻いて、縦走路上のピークを過ぎたあたりで防寒着を重ね着しました。
低山といえどもフリースのほかに手袋・帽子などの防寒装備も必須ですね……。

この日はずっと曇りでしたが、三郡を過ぎたころからは気温が少し上がったのか道がぐずぐずに緩んでかなり歩きづらかったです。
歩荷をしていることもあり、特に下りは慎重に歩きました。
途中、何度も久留米大のお二方と行きあいましたが、お二方はアイゼンを装着していて幾分か歩きやすそうでした。
次回の縦走は積雪・気温如何では私たちもアイゼンが必要かもしれませんね。
鬼岩谷からショーケ越への下りの途中で積雪はなくなり、かなり歩きやすくなりました。
これ以降はずっと積雪はありませんでした。

ショーケ越を過ぎたころからは私がかなりバテ気味でした。
歩荷の「底上げ用」のシュラフなどを持ってきていなかったので尻のあたりをずっと圧迫されてきつかった面もありますが、
下肢の鍛練が足りなかった面が大きかったように思います。反省。

思ったより地味に長いショーケ越~若杉を越えて、16:35若杉山頂到着。
久留米大のお二方とほぼ同時の到着でした。
重りを捨てつつお互いに冬山の情報交換をして、下山。
あたりはもう薄暗く、なんだか日が短いのが寂しいような気持ちになりました。


来週も歩荷縦走の予定です。体力不足で冬合宿に失敗するのだけは避けたいものです。
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