九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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剱岳 早月尾根 ~2015年冬合宿1

2016年01月03日 | 冬合宿

主将の村松です。

年末から新年にかけての1週間、剱岳早月尾根にて冬山合宿を行い、無事成功させることができました。

詳しい報告書は後程UPしますが、ここでも簡単に報告をしておきたいと思います。

12月26日(入山)
<伊折ゲート(1h30m)馬場島(3h)松尾平>
伊折のゲートでは、私達が入山第一号ということでTV,新聞の取材を受ける。
TVのインタビューは初めてで少し緊張した。今年は記録的な雪の少なさで、馬場島まではほとんど雪はなかった。警備隊の詰所でヤマタンを受け取る。
時間があったので松尾平までテントを上げる。松尾平付近は広い樹林となっておりルートがわかりづらい。赤布を頼りに進み、奥の平(松尾平の最奥部)にC1を設営する。さらに1300m地点まで食料装備を荷上げした。
松尾平は迷いやすい

12月27日(C1~1750mC2) 
<松尾平(6h)1750mテン場>
昨日のデポを回収し、上へと向かう。昨日降った雪の影響か、1400mあたりからラッセルが深くなり、時には腹まで潜った。途中で神奈川の山岳会の方々と一緒になり、交代でひたすらラッセルする。
1750m付近の平坦地にC2を設営、その後100mほど上まで食料装備を荷上げした。

12月28日(C2~早月小屋AC)
<1750m(5h)早月小屋>
この日もひたすらラッセル。出発から5時間ほどで早月小屋に着く。
小屋の東側の風の当たらないところを陣取り、ACを設営する。
時折休憩をはさみながら、ラッセル

12月29日(沈殿)
天気が悪いので沈殿。
暇なので、雪洞を掘る。2時間で2人が横になれるくらいの雪洞ができた。
天気図上では高気圧が近づいてきていたので、明日をアタックとする。

その②につづく・・・

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