奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

北朝鮮寄りのBBC記事

2017-06-22 21:14:43 | 社会
北朝鮮、観光はどうなる 米大学生死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170622-40351949-bbc-int
北朝鮮への観光旅行は、同じ観光でも他人とは違う場所に行きたがる人にとってかねてから、ニッチな冒険だった。
さらに北朝鮮と交流するには、数少ない選択肢の一つでもあった。
しかし米大学生オットー・ワームビアさん(22)の死を受けて、観光を検討している人たちは今一度考え直しているかもしれない。世界で最も秘密主義的な国への旅行は、物珍しさ目当てに行く甲斐が本当にあるのかどうか。(BBC)


読んでみたが、どうやら
「世界からひきこもった魔法のような国」、「残り少ない手つかずの場所」、「非現実的な一生の経験ができる」などとの宣伝文句で北朝鮮観光を募っている旅行業者が、米国人学生が北朝鮮政府により「殺された」ことで打撃を受けることを懸念しているとしか思えない。

こんなツアーで北朝鮮に行っても、「ニッチな冒険」とは参加者の勘違いで、貧困にあえぐ人民の生活も、拉致された日本人の生活ももちろん見られない。北朝鮮にいいように使われているだけで、北朝鮮に厳しい国の国民に対しては今回の米国人学生のように冤罪で殺される。

北朝鮮を利する観光についても、国連決議とともに厳しく制裁してゆく必要がある。

石川県知事が「兵糧攻めで北朝鮮国民を餓死させなければならない」との発言し、後に撤回したようだ。人民が洗脳されているとは言え、それも人民の責任であるから
制裁については「実効性のあるものにしなければならない」と強調。「北朝鮮の国民に影響が及ぶ可能性があるが、内部から体制が崩壊していくような状況をつくることが必要だ」と訴えた(産経) のは極当たり前の話だ。

戦前・戦中に軍部・政府に洗脳された日本国民が悪かった、だからB29による無差別攻撃が許されるということになっているのだから、その基準からすれば、北朝鮮への兵糧攻めだって許されるわけだ。