ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

09/04/29 「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」を母と観る

2009-04-29 23:59:39 | 映画(映画館、DVD、TVを含む)

26日に歌舞伎座夜の部、27日に俳優祭夜の部のレンチャンでやっぱり疲れてしまって昨日は喘息発作が久しぶりに出てしまい、仕事帰りにかかりつけの耳鼻科で吸入してきた。
という次第で皆様、観劇のレポアップ等、ボチボチとさせていただきたく存じますm(_ _)m

さて、このGWには妹2夫婦が名古屋の妹1一家に遊びに行くので、私が母親のお相手当番をかって出た。先週から母親とどこに行きたいか聞いていろいろ調べて気鬱になっていたが、最終的には我が家の近くのショッピングモールで御飯を食べて映画を観ることで落ち着いた。
母親の予定も鑑みて4/29を第一候補にしていたが、観る合意のとれた「相棒」のスピンアウト映画も封切られてずいぶんたって夕方一回のみの上映なのでゆっくり出かけることにしてしっかり寝た。娘が父親と善光寺の7年ぶりの秘仏開帳に朝から出かけたので二度寝して起きたら11時半。そこで実家に電話したら朝まで寝られなかった母親も電話で起きている状況(笑)
携帯電話でどこまで来ているかを確認しながら京浜東北線の電車で合流することに成功!

休日でしかもレディスデイなのでMOVIXさいたまも混んでいたが、なんとかチケットをとって遅めの昼食。バイキングの「餉餉」にしようといたがここじゃ嫌だというので、結局ゆっくりデニーズで食事。デニーズカードが5月いっぱいで5%オフサービスをやめ、一年後には廃止されるというのを知って二人ともガッカリ。どこも生き残りは厳しいのね。

【相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿】
「相棒シリーズ」で登場する鑑識官・米沢守(六角精児)を主人公にしたスピンオフ。「映画のことならeiga.com」のサイトによると監督は「あぶない刑事」の長谷部安春、原作は監督の息子ハセベバクシンオー。
前回の劇場版の事件と同時並行の事件からみという設定になっている。
「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」の感想はこちら
特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)がテロの犯人を追う中、鑑識課員の米沢はマラソン大会の参加者の映像の中に自分の逃げた女房を見つけ、会いに行くが会えないで帰る。翌日その女性の死体が発見されるが、死体は別人で所轄の刑事・相原(萩原聖人)の元妻(紺野まひる)だった。自殺という死因の断定に納得のいかない米沢と相原は、協力して彼女の死の真相を探るが……。
他の主な出演者は以下の通り。市川染五郎、片桐はいり、伊武雅刀、鈴木砂羽、益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、他

TVシリーズでも多少気になる存在というくらいだったが、やはり変キャラの魅力ということで成り立ってしまった米沢守編。落語が好きで携帯の着信音も出囃しというのが場面場面で効果的に雰囲気を和ませる。
自宅のオタク部屋がまた物凄く、これなら女房も呆れて逃げ出したくなるだろうなぁとガッテン。最後のエンドロールが二人の仲のよかった頃の暮らしを切り取って多画面で見せるという凝ったもの。私はスピンアウト映画としてはまぁまぁの出来だとけっこう気に入った。前回の劇場版が国際平和の問題までスケールが大きかったのに比べれば小さいが、警察のキャリア官僚の天下りの問題やらその先の外郭団体での税金の無駄使い問題などへの鋭い斬り込みは評価していいと思う。さすがにTV朝日のドラマの映画である。

観終わってどうだったと母に聞いたところ、室内の場面も多くて暗くてあまり面白くなかったという。母は「アンタは市川染五郎めあてだったからよかったでしょ?」と言うので「別にそんなにファンじゃないし、それでこれにしたんじゃないよ」と答えたが話がかみ合わない。母娘とはいえ感覚が違いすぎてよくわからんという感じである。一事が万事、観る作品選びも難しいのだ(^^ゞ

母はとにかく私と映画を一緒に観て御飯を食べてぶらぶらできて楽しかったようだ。予告編でみた「六十歳のラブレター」を観たいというリクエストもきた。まぁ付き合ってあげるしかないかなぁ。
写真は今回の映画のサントラ盤。


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