ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

10/04/24 御名残四月大歌舞伎(1)「御名残木挽闇爭」

2010-04-25 23:59:45 | 観劇

歌舞伎座さよなら公演もいよいよ最終月。父の三回忌で親族で集まってということがあったので、今月もリピートなしで各部1回ずつの観劇。終盤の24日に一部二部を通し、千穐楽の三部と、2日のみで本当に現歌舞伎座とはおわかれになる。
【御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)】
以下、公式サイトよりあらすじと今回の配役を引用、加筆。
冒頭、團蔵の半沢民部がこの場の仕儀を語り、浅黄幕が切って落とされる。
霊鳥鳳凰が晴海ヶ浜に舞い降りる霊夢を見たという頼朝公の命により、木挽町に八幡社が勧請され、新たに舞台造営の柱立てが行われるという晩のこと。奉行を命じられた工藤祐経(染五郎)に、工藤を仇と狙う曽我十郎(菊之助)と五郎(海老蔵)兄弟が、小林朝比奈(勘太郎)、片貝姫(七之助)、鬼王新左衛門(獅童)、秩父庄司重忠(松緑)、大磯の虎(孝太郎)、小林舞鶴(時蔵)らとともに対面を果たします。更に、悪七兵衛景清(三津五郎)、典侍の局(芝雀)が現れ、一同は源氏の白旗、重宝友切丸、絵面図を互いに探り合う。

歌舞伎座が建替えられて、3年後の新劇場もご贔屓にという御名残公演にちなんで若手を中心に曽我物仕立てで見せる「だんまり」の一幕。
時蔵の小林舞鶴が女だてらの大力ぶりを発揮して柱立てを見せ、その後「おお恥ずかし」とやるのは先月の「女暫」と重なって心憎い。女方では時蔵、立役では三津五郎が芯になって花形が並ぶという、これからの世代への期待を誘う一幕だった。
現歌舞伎座の横長の舞台に綺麗な衣裳で花形が並んだところは忘れがたい美しさ。いやぁ、眼福、眼福といったところだ。

第一部はチケットとりで頑張った娘と並んで3階1列の花道の真上席で観る。第二部は玲小姐さんと並んで3階1列目ほぼセンター。大阪から遠征のかずりんさんと一部と二部の間はプロントでお茶会。幕開きのだんまりで誰に目が引きつけられたかという話題でまず盛り上がる。かずりんさんとわが娘は、全く別の話題(二人ともあるバンドのファンということ)で年齢差を越えて盛り上がる(笑)30分の短時間がこれだけ充実すれば文句なし。
第二部終了後は、玲小姐さんの娘さんと待ち合わせして、わが娘も秋葉原で時間をつぶしてきて合流。タクシーで築地場外へ鮨を食べに行く。

「築地 すし一番」というカウンターのお店で娘は10貫セット、私は白物・光物8貫セットを注文。その後、一品ずつ注文。娘はしっかり大トロも注文。私は脂がきつくて苦手なので、端っこを少し千切って一口食べたが、やっぱりダメだった。安上がりの私であった(^^ゞ
おつきあいいただいた皆様、楽しい時間を有難う。

写真は、歌舞伎座正面のカウントダウン時計。24日であと7日!


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2 コメント

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お嬢様によろしくです~♪ (かずりん)
2010-04-26 11:45:32
いつも楽しい時間をありがとうございます!
私も、今書き終わりました!
一幕・・・こんなにきちんとストーリーあるんですね!
わあ♪綺麗だなあ!・・・で終わってしまってた!
ダメだわ・・・!
しかし、お初の海老ちゃんとはアレだったけど
お初のお嬢様とは異常に盛り上がり
私は(・・・だけか?!)嬉しかったです!
どうぞよろしくお伝えください!来月も・・・
別の意味で興奮してるかもしれませんが
どうぞよろしく~~!
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★かずりん様 (ぴかちゅう)
2010-05-03 18:52:26
こちらでの返事のコメントが遅くなってごめんなさいm(_ _)m
短時間でもミニミニオフ会できてよかったです。娘も盛り上がれて楽しかったようです。
「歌舞伎座から新橋演舞場へ」とポスターにでかでかとありましたが、4月と5月は世代交代も含めて印象付けるように演目が3つもかぶらせてあるのがまた心憎いです。
染五郎丈の熊谷は大丈夫かなぁとちょっとハラハラドキドキですが・・・・・・。
>別の意味で興奮......ってこのことですよね?当り?ハズレ??
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