ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

10/01/23 初春花形歌舞伎(1)「寿曽我対面」

2010-01-25 22:44:23 | 観劇

新橋演舞場初春花形歌舞伎は昼夜通しで観劇。昼の部は玲小姐さんとご一緒し、夜の部は一人で観た。昼の部の最初の演目はお正月らしく曽我物。
曽我物の感想は以下にリンクあり。それ以降はアップできていない(^^ゞ
【寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)】
今回の配役は以下の通り。
曽我五郎=獅童 曽我十郎=笑也
小林朝比奈=猿弥→休演で代役は猿四郎
鬼王新左衛門=寿猿
化粧坂少将=春猿 大磯の虎=笑三郎
工藤祐経=右近

上記の記事の「當年祝春駒」の時の曽我五郎も獅童だったが、今回は普通の裃をつけた衣裳で五郎十郎と並んだ。写真は演舞場ロビーにあった特別ポスターの曽我五郎の獅童を携帯で撮影したもの。この衣裳だともう少し線が太くなるともっと似合うのにと思った。
記事アップしていないが、昨年1月のさよなら公演の幕開けの「寿曽我対面」では吉右衛門が五郎の甲の声(高く張った声)を精一杯に張って見せてくれたっけなぁと思い出しながら観ていた。あの年で若々しい五郎を見せるのはまさに芸の力だったが、きっと後進にしっかり見せておこうということだろうし、最後の五郎だろうから胸にしっかり刻んで観た。獅童もきっと同じ萬屋系の大先輩の吉右衛門の五郎をしっかりなぞっているのだろう、とか思いながら獅童の五郎に見入っていた。

座頭格の工藤祐経に右近が初役でつとめていたが、なかなか立派だった。以下、澤潟屋の一門が揃った「寿曽我対面」。猿弥の休演を知らなかったのでアレアレ朝比奈は猿弥じゃないんだと驚いた。猿四郎も頑張っていたが、猿弥の朝比奈を観たかったな。早く元気な姿を見せて欲しいものだ。

昼の部用にJR上野駅で買ったおにぎりに話題性のあるものがあったので迷わずGET。京浜東北線の車両209系の記念おにぎりだ。それを「黒塚」までの幕間にパクついた(^^ゞ


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