巣鴨散策の後半は雨になり、渋谷への移動も予想より時間がかかり、コクーン歌舞伎の開演ぎりぎりになってしまった。
シアターコクーン到着前に開演している時間になり、当然、Bunkamuraの建物の名物の吹き抜けをぐるりと囲むあたりを急いで早歩き。
入り口あたりのお客さんの姿はなし。と、長身の着物の女性が携帯電話で話をしている。近づいていくと、富司純子さんだった!愛息の舞台にいらしているのだとガッテン。
夏物の白地に素敵な柄の着物で、立ち姿が実に綺麗。夜の部開演前で建物の照明は節電で薄暗くていつもはお年相応に見えるお顔が、ぼんやりとしかし美しい眼鏡がよくお似合いだ~。
この暗がりで床の端っこの排水のための溝が見えなかった。左の足が溝に落ちかけて膝がカックンとなり、バランスをくずした~。
ゴロリン!
そう猫背の背にリュックをしょった姿で回転レシーブのように一回転してしまった。
本人も驚いたが、劇場スタッフの女性がびっくりしてすっ飛んできてくれた。
スタッフ「大丈夫ですか?」
私「大丈夫です。どこもぶつけてはいません」
玲小姐さん「菊ちゃんのママに見とれてちゃダメでしょ」
バレバレであった。いやぁ、しかし綺麗だったなぁ。
開幕していて冒頭の船の上で三五郎と小万がいちゃついているところだったが、どこも痛くなく、すぐに串田和美の「盟三五大切」の世界へ。
若い頃と違って、筋肉痛や打ち身が数日後に出てくる私たちの世代のこと。
やがて通勤途中にそれを痛感させられる。
駅の階段を降りる時に左足首に痛みが走った。どうやら、足をとられた時に体重がかかった左足首が軽い捻挫を起こしたようだ。腫れているわけではないが、傷めた筋に力がかかると痛いのだ。
数日後ではあったが、モーラステープのお世話になっているという次第。1週間たってもまだ痛い(^^ゞ
恥ずかしながらのご報告m(_ _)m
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