アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

Nelson Sargentoの死

2021年05月31日 | ブラジル雑記
日本ではそれほど知られていないかもしれません。
でも、リオデジャネイロの人なら恐らく誰でも知っている。
サンバの作曲家であり、詩人であり、歌手であり、ブラジルポピュラー音楽の研究者であり、芸術家であり...
ありあまるほどの才能を持ち、多くの人に愛された広い意味での芸術家「Nelson Sargento」が亡くなりました。
96歳ということですから、およそ 天寿を全うしたと言っても良いお年ではないかと思います。



Nelson Sargentoは生粋のカリオカ(リオっ子)。
幼いころは母とmorro do Salgueiroに住んでいました。
10歳の時にそこでサンバと出会い、初めてパレードに参加しタンバリンを叩きました。
その後、事情によりmorro do Mangueiraに移り、そこでサンバの作曲家として才能を開花させました。
個人の作品として、また他の作曲家との共作として、サンバグループ Estação Primeira de Mangueiraのパレードのために、たくさんの曲を作曲しました。



その功績がたたえられ、何度かの表彰も受けていました。
2019年には95歳にして日本での公演も行ったそうです。

Sambista(サンバの作曲家)として生涯を生き抜いた彼が、最後の年にパレードを見ることなく去っていかなくてはならなかったのは、残念です。
来年こそは、リオのMarquês de Sapucaí(サンバ会場)にサンバの音が響き渡ればと思います。



最後に彼の代表曲の中から一曲

Agoniza Mas Não Morre - Nelson Sargento, Lula Matos & Terças Desamplificadas
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超えた?!...らしい

2021年05月30日 | アマゾン河
みなさま~
長らくお待たせいたしましたが、本日日曜日、とうとうアマゾン河(マナウスの観測地点ではまだネグロ河)の水位が、過去の最高水位2012年の29m97㎝に並んだらしいです!
どうして「らしい」なのかというと、日曜日だからか、いつも私が確認するサイトに最新情報が載ってないのよ。
なので、実際に私は数字としては確認していないの。

でもまあ、固いこと言うのはおいておいて...



港の水位表示板でもこの通り!
ここのところ水位の上昇がなくて「あと2㎝!」っていうところで2日間とまっていたので、みんな結構やきもきしていたみたい。
マナウスのあるサイトで「もっと水位が増えるか?」という質問を投げかけたところ、返答した人の8割以上が「まだまだ増える!」と答えていました。
ペケママは?
う~ん...そうねぇ、あと少しぐらいは増えるかな?

こういう現象が起こると、日本の人たちは「異常気象ですか?」「地球温暖化の影響ですか?」とよく尋ねてきます。
それが全く的外れだとは思わない。
でもね、アマゾンみたいな大きな自然の中では、こうした現象は何年かに一度必ず起こる現象なんです。

  Maiores cheias do Rio Negro:
① 2012 - 29,97m   2021 - 29,97 m   
② 2009 - 29,77m
③ 1953 - 29,69 m   
④ 2015 - 29,66m
⑤ 1976 - 29,61m
⑥ 2014 - 29,50m
⑦ 1989 - 29,42m   2019 - 29,42m
⑧ 1922 - 29,35m
⑨ 2013 - 29,33m

こんな感じにね。
同じように「異常減水」も何年かに一度は必ず起こる。
自然のなりわいです。

とはいうものの、水の近くで生活しなくてはならない人は大変よね。
アマゾナス州では62ある市町村のうち、実に58市町村が何らかの形で被害を受けているそうです。
その中でもAnamã(アナマン)という町は、町全体が水をかぶってしまったそうです。



まさに水に飲み込まれた感あり!

マナウス市内もセントロを中心に15地区で増水の影響が出ています。

セントロのバスターミナルもこの通り。



バスによっては迂回措置をとるなどしています。
バスターミナルも変更になっているのですが、バス会社...いえ、実際に運転する運転手間の意思疎通がうまくいっていなくて、路線によっては混乱が見られるそうです。



こんなところ運転するの嫌だよねー。

でもみんな逞しい。



バスが通れなかったら、カノア(小舟)があるさ!



市場に魚を買いに行けなくても...家庭内生簀があるさ!

えええ~??



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Manifestação

2021年05月29日 | Pandemia
夕方テレビでYouTubeを見ていたら、ブラジルのニュースで「各地のManifestação(デモ)の様子」を放映していました?
ん?
これって今日のこと?
すぐに検索してみたら、あらあら すごい。
ブラジル全土で一斉に行われたManifestaçãoらしいじゃない。

ブラジリアでも...



サンパウロでも...



リオの海岸も...



そしてもちろん、ここマナウスも!



でもさ、一体全体、何に対するManifestação?

何に対してのManifestaçãoかというと、



ボルソナーロ大統領の退陣要求。

パンデミアが発生した当初から、「コロナはただの風邪だ」とか「自分は体を鍛えているからコロナにはかからん!」と言ってきたボルソナーロ大統領。
支持者との集まりなどでもマスクを着用せず、物議をかもしだしていました。

そんなことがベースとなり、そこにワクチン接種の対策が州により足並みがそろわない部分があったり、様々な医療対策に不備や不透明な部分が見つかったりして、国民の不満が一気に噴き出したようです。
きっと、パンデミアが発生して以来、思うように普段の生活ができなくなってしまったことが、一気に爆発しちゃったんだろうね。
みんなそれぞれ、思うところがあるんだろうしね。

でも、日本人である私がこんなこと書くの無責任だけれど、日本の対策よりずっとちゃんとできていると思うけどね、ブラジルの対策。
ロックダウンって言ったら、みんなきちんと従うし。
もちろんこういうことは、大統領がさせることではなく、各州・地方自治体の首長が中心となりやっていくものなんだけどね。
それでも死者が増えていってしまう、重傷者が増えてしまう、普通に生活していてかかってしまう人もいるけれど...
今各地で摘発されている「違法パーティーによる感染拡大」っていうのもばかにならないのではと思うのよ。
ペケママの家の近所のフェスタ会場なんて毎週末 朝まで音楽ガンガンかかっているし。

人をね~ 批判して、悪者を作り上げていくのは簡単なことだし、怖いのはその悪者を攻撃するという目的のもと、人が一致団結できてしまうということ。
よくよく考えてもあの人おかしい!っていう場合があるのはあたりまえ。
大切なのは「人がこう言ったから、あの人はおかしい」というのではなく、自分の言葉で人に対する批判非難を語れることではないのかな、と思います。
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電気工事?

2021年05月28日 | アマゾンの動物
いつ、どこで始まるのか、まああああ~~~~ったく利用者に知らされず、いきなり始まるマナウスの電気工事。
どこからともなくハシゴを積んだ小型車が列をなしてやってきて、電柱にはしごをかけたら、ハイ、工事スタート!
しばしのお別れ、電気ちゃん。

今日もハシゴを積んだ電気会社の車が現れた時には、正直な床周囲の人たちは「またかよー」って思ったそうよ。
でも、いざ、工事の人がハシゴを準備すると、そこには...



ぎょっぎょっ!!
この手の長いスレンダーな姿は、まさか...



やあ~

「やあ」じゃないから、「やあ」じゃ!

ここはマナウスの街の真ん中を南北に貫く幹線道路沿いの電柱の一本。
この通りの端っこには変電所がある関係で、高圧電流の流れる電柱が経っているのよ。
金曜日の強い雨の降る中、どうしてそんなことをしたのか?ナマケモノがその中の一本に上がって、2本の電線の間に挟まってしまった。
通報を受けた電力会社はすぐに送電を中止!(結局 停電かい?!)
ハシゴをかけて、ナマケモノ君を救出したのでした。





少し前まではペケママの家の近くにも何度か姿を見せたものですが、今はさっぱりですね。

それにしてもこの子はどうしてこんなところに?
増水の影響などもあるんでしょうかね?

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アイドル

2021年05月27日 | 人間
小さな女の子と話をしていました。

時間になっても なかなか戻ってこないお友達。

「ペケママさん 私 お友達にお話ししてくる。」
ー別にいいんじゃない?
「だって あとで お友達が困るもの...」
ー困らなきゃ 本当に自分が失敗したなーってわからないよ。

オニババ ペケママ!!

ーでもさ、あなたは本当にいい子だね。
 あなたは 全然間違ったことしていないんだし、いいじゃない、別に 他の子のことは。
「ペケママさん あたしね...」

女の子は、ちょっとだけ声のトーンを落として、内緒話をするように言いました。

「あたし Kくんみたいになりたいんだ!」

思いもがけない名前が出て、ペケママ しばし困惑。
...ええっと...Kくんって...

「いやだ~ ペケママさん、Kくん わすれちゃったの?」「」

Kくん Kくん...
...はいはい!
最近 日本に帰った子ね!

「そうだよ!私ね、Kくんみたいに みんなに優しい子になりたいんだ!」

まだまだ 本当に小さな女の子。
その子が 小さな子特有の「あの子が好き」的な恋心でなく、本当に尊敬の気持ちをもって
「あの子みたいになりたい!」
という 男の子。

決して颯爽として格好いいわけじゃない、ちょっと泣き虫で でも素直な友達思いの男の子だった。

君は、この女の子の「アイドル」なんだね。
そうだよね、かっこよくって、人気があるから「アイドル」じゃない。
本当に「あの子みたいになりたい!」そう思ってもらえるのが、本当の意味での「アイドル」だと思うよ、ペケママは。
そんなことを思い出させてくれた、素直な女の子の気持ちに、意地悪ババアのペケママはなんだか涙が出そうになったよ。
あなたは素敵な「アイドル」を持つことができたんだね。
そのことが あなたをお友達に優しい気持ちを持つようにしてくれている。
よかったね、素敵な時を一緒に過ごす「アイドル」やお友達を持つことができて。

明日は今日の会話を忘れているかもしれないけれど、素敵な「アイドル」を持つ その気持ちはずっと持ち続けてくださいね。

意地悪ババア ペケママは柄にもなくそう思うのでした。


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Eclipse & Super moon 2

2021年05月26日 | ブラジル雑記
スーパームーン&皆既月食第2弾でございますね。
え?
なんでいきなり 第2弾かって?
第1弾はここにありますから。
3年前の9月ってありました。
この時はマナウスからきれいな皆既が見られたのよ。

今回はどうかしら?
今回の月食は早朝です。
しかも場所によっては 皆既月食にならないところもあるそうです。
マナウスも予定では半分欠けるぐらいみたい。
でもまあ、時間的にはちょうどペケママが野良エサ配りや畑仕事をする時間。
前回のようにずっと見ていることは難しくても、少しぐらい欠けてるは見られるかしら?
なんて期待していました。

ところが!!

ちょうど欠けはじめる時間に合わせるように雲がかかった!
期待の月は あっという間に「雲隠れ」。
さようなら~。

残念!!

ブラジルでは皆既になるところは少ないという話でしたが、サンパウロ州ではきれいな「赤い月」が見られたそうですよ。





写真はお借りしたものです。

さて、今日のマナウスの月は...?



月にむらくも。
これもまた 風情?

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満水がっかり河めぐり2021 2

2021年05月25日 | アマゾン河
ネグロ河水位、5月25日現在29m91㎝となりました。
2012年の最高水位まで あと6㎝!
これは もちろん越すだろうな!
今月中に。
23日から24日までの増水率は1㎝だったけど、24日から25日は2㎝。
マナウス市内は3日間、雨らしい雨が降っていないけれど、周囲の町は降っているところもあるっていうしね。

街の中ではこんな光景が...



ホント?
先日はタンバキ(大型の魚)に紐をつけて散歩させている人の動画なんかもあったけど。
実際には汚水が流れずにたまってしまうので、かなり不衛生。
この週末にセントロに行った方のお話では、「下水の匂いが強かったわ~」とのこと。
水が引いた後の衛生状態も心配なところです。

さて、今日のがっかりは、ここ!



ネグロ河大橋。

2011年、鳴り物入りで開通したこの橋。
マナウスの対岸の町に州立大を移し、一大学園都市構想なども出ていて、幹線道路沿いの土地はコンドミニオ建設などで驚くほど地価が高騰しました。
将来的にはマナウスと他都市を結ぶ交通の大動脈建設の第一歩になるのでは...
と言われていましたが...

今回行ってがっかり。
道路、穴だらけじゃん!

いえ、道路だけじゃなくて、橋のアスファルトもボロボロ。
橋のマナウス側の入り口にあった警察の検問所も撤廃されてしまっていて、橋の上で突然ユーターンをする人もいてひやっとする一幕も。



橋の中央部のこの吊り橋部分は、近づいていくと黄色い吊り綱が一つになり、そしてまたそれがほどけるように広がる圧巻の部分でしたが...
ここは、黄色の塗装が排気ガスですっかり灰色になってしまっていました。

橋を渡り切ったところは、昔は車を停めておくとすぐに交通指導員が来て注意されたものですが、今では停め放題、屋台の出放題。
鏡のように美しかった道路沿いの川面は...



今ではゴミだらけ。

今回はいつも写真で撮っている定点観測点「ブロッコリーの木」のところでも写真が撮れなかったわ。



川沿いの草が刈られておらず、木を見ることさえできませんでした。
コロナ禍で財政がひっ迫しているのかしら?
それにしても残念。
コロナが終わったら、また美しい川の景色が戻って来るのか...?
川面にポイポイごみを捨てている人たちの意識が変わらないと 無理だろうなあ...




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ワクチン接種

2021年05月24日 | ブラジル雑記
ペケママ、とうとうコロナワクチン接種をしてきました!



こんな写真友人たちに送ったら「見るだけで痛いからやめて~」ってクレームついたけど、載せちゃった!
     *     *     *     *     *
マナウスでは年齢や職業によってワクチン接種の時期が特別に設けられます。
それが決まると、テレビのニュースや新聞等で人々に知らされます。
それを見てそのグループに該当する人は特設されたサイトにアクセスし、自分の名前を登録します。
登録が完了すると、サイトに自分のページができ、接種が決定するとそこに接種日や接種場所が提示されます。



こんなふうにね!
個人的にメールなどが来るわけではないので、まめに自分でチェックする必要があります。
接種会場は登録時の住所によって振り分けられますが、個人の都合によって他の会場や指定された時間と違っても接種を受けることなども可能なようです。
     *     *     *     *     *
さて、私の場合、少し離れたところにある大学のキャンパスが接種会場。
午前11時から12時までということで、午前10時45分に職場を出ました。
先週夫が同じ会場で追加接種を受けた時は激混みで、3時間近くかかっと聞き、その覚悟で出かけたのですが...
意外にもみんなスムーズ。
道路もスムーズ。
会場の大学構内に入ると...



延々と続く 車の列。
でもちゃんと流れているしね。

とーこーろーが!!

接種資格を検査する場所で、トラブル発生!!
私が持参した必要書類をチェックしていた係りの人、ペケママの職場についていろいろと尋ねてきた。
どうやら、私自身がどうというのでなく、職場が今回の接種対象に該当しないのでは?ということ。
ペケママ、ありったけの身分証明証を見せ、いろいろ説明。
らちが明かないので、職場の方に電話をして説明してくれるようお願いしました。
...結果は...
ほんの1分2分で問題解決!
え??もう???
と、ペケママ、係りの人に尋ねちゃった。

どうやら、この日はペケママ職種のグループのカテゴリーがちょうど変わった日で、そういう日は特に厳しくチェックを行うみたいなんです。
そこに丁度当たっちゃったのね。
私の場合も、職場に電話をして確認したおかげで、私の話の「裏付けができた」っていうことで即OKになったのだと思います。

ともあれ、書類に「接種可能」のハンコをもらい、車のハザードランプを点灯させ、いざ接種テントへ!



接種テントはこの「1回目接種ポイント」で4張り。
一度に10台ほどの車が接種してもらえます。
その他にも「追加接種ポイント」、「徒歩来場者用接種ポイント」などがあったみたい。
私はドライブスルーだったのですが、徒歩で来場している人たちもたくさんいて、暑いのにテントに入りきれないぐらいの列ができていました。

なにはともあれ、無事に接種完了。
この大学の門に入ってから出るまで、ちょうど1時間が経っていました。
早かったなー。
夜、ワクチン接種サイトにアクセスし、自分のページを見て見ると...
すでに「追加接種のための日程を調整をしています」との表示が。
やること速いなー。
ホント、コロナワクチン接種に関しては、アマゾナス州 非常にシステマチックでスムーズだと思いました。

...コロナ患者、また増加傾向だけどね...


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贈り物

2021年05月23日 | 生活
外出から帰ったら、ドアの前に段ボール箱が置いてありました。
ん?
うち??

通販などもほとんど利用しないし、日本からの届け物なんかも存在しない我が家。
そもそも マナウスは今、郵便事情が悪くて、SEDEX(書留郵便)以外なかなか届かないっていうし。

そんなことを考えながら宛名表を確認します。
ふむふむ、確かにペケママ宛てね。
でも、送り主に見覚えは無し。
まあ、そのあたりは、注文配送を依頼すると、注文主じゃなくて配送主の名前が記載されるのが通常だから...

そう思いながら段ボールを開くと...
カードが入ってた!
カードの名前を見ると、そこにはブラジル国内ではあるけれど 遠い街に住むお友達の名前が!
嬉しいと同時にびっくり!
そういえば、少し前に住所の確認をさせて下さいとのメッセージが届いていたわ。

すぐに開きたかったけれど、夕方の家事が怒涛のように待っている。
我慢して人間とワンコにゃんこの夕ご飯の支度、片付け、ワンコの夜散歩を済ませると すでに午後8時半過ぎ。
夫も自室に引き上げてくれたので、それではゆっくり開封と行きましょうか!

送付添付票を見ると「カフェダマニャン(朝食)用 食器セット」と書いてあったわ。
洋風食器が梱包されているんだろうと思っていたら、厳重に梱包された中から出てきたのは...






素敵な和食器。
生地は薄めで萩焼風?
サンパウロ産らしいです。
湯飲み茶わんもコーヒー...というよりカフェを飲むのにちょうど良いサイズ。

感動してメッセージよりも先についついお友達に電話をしてしまいました。
この感動、じかに伝えたかったのよ~。

贈り物ってちょっと間違えると、相手を困らせるものを送ってしまったり、ひどい時には誤解を招くようなものを送ってしまう場合があるけれど、このお友達の贈り物は毎回「うわ~っ」って感動しちゃうものばかり。
きっと、送る相手(この場合私のね)のことを、まず第一に考えてくれているからでしょうね。
実は一度もあったことがない、一度も電話でもお話したことがないのに。

こういうお友達がいてくれることは、ブラジル暮らしの中で本当にありがたいことです。
ちょっと辛いことや嫌なことがあっても、私と同じように感じているかもしれない人がこのブラジルにいるんだ!と思えることが 心の支えになるのよ。
それは すごい力になる!

そんなことを思い、送ってくださった贈り物を眺めながら、本当につくづく感謝。

さて、肝心の素敵なお皿、どんなふうに朝ごはんを盛りつけましょうか?!
いろいろ想像しては楽しんでいます!
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満水がっかり河めぐり 2021 1

2021年05月22日 | アマゾン河
さあ、5月21日のネグロ河の水位、いよいよ29m84㎝となりました!!
いよいよ2012年の最高水位29m97㎝まで、残すところ13㎝!
しかも、この時期になっても日々の増水量は3㎝、4㎝だからね。
少し前に、今年の最高水位の予想が30m30㎝に迫るのではないかとその筋の人が言っていたけど、あながち見当違いではないかもね。

さて、先日ちらっと書いた通り、先週ペケママは夫を誘って「ネグロ河定点観測ツアー」に出かけてきました。
以前いつも写真を撮っていた場所巡りね。
そこでがっかりしたこと続出!
ちょっとそのがっかりを書いてみようかなーと思います。
     *     *     *     *     *
まずは、元トロピカルホテル。
今回はここの敷地に入るだけでも大変だったわ。
というのも、昔のトロピカルホテル本館の手前に建てられている「トロピカルタワー」。



ここが 知らない間に「コンドミニオ」に代わっていた。
ホテル機能がなくなって、普通のアパートみたいになっちゃってたのよ。
まあ、もともとここは、各部屋を個人が買い取って内装等を整え、それを業務委託の形でホテルに提供していたのよ。
そういう形だったので、ホテルが手をひいちゃえば 普通のアパートにスムーズ移行ってわけですね。
それはいいんだけど、ホテルじゃないから知らない人の出入りは少なくなっています。
なので、出入りのチェックが厳しい!!
私たちは半ば「気迫」で突破しましたが、散歩感覚で入ってこようとしていた徒歩の人たちもみんな止められていました。

さて、ようやく入ったトロピカルホテルの敷地。
完全にホテル業務を止めて、丸2年になります。
私がブラジルに始めて来た1992年当時、マナウスで外国人が利用するホテルと言えば、ここ トロピカルホテルでした。



1976年に当時ブラジルのフラッグキャリア「バリグブラジル航空」のグループホテルとして開業しました。
ジャカランダやパウブラジルをふんだんに使った贅沢な内装で、日本からいらっしゃるお客さまにもお勧めしていました。
様々な理由からホテルは2006年ぐらいから経営が悪化し、2019年には完全にホテルとしての業務を停止しました。



賑やかだったホテルのプールも...



この通り。

その後、何度かの競売を経て、今年になってマナウスのある教育関係機関が購入。
2022年、つまり来年にはホテルとして業務を再開するという予定でしたが...



まずはここまでも近寄れない雰囲気。



定点観測地点、船着き場へ行こうと車を降りたら...

そこには猫の群れ!!
おまけに遠くから何か男性にどなられた!

ペケママ久しぶりに怖くて、夫が待つ車に飛び乗る。
結局船着き場の写真は撮れず。

ものの10分ほどでトロピカルホテル敷地を後にしたのです。

これでは、来年の再開は難しいだろうなあ...



リオにいたころ、仕事で、プライベートの旅行で、何度となく利用したトロピカルホテル本館。
薄暗い廊下の絨毯を踏んで歩くあの感覚、動物園の動物たち、波のプールで聞く子供たちの歓声、すべてのものが無くなってしまったことが、がっかりというより悲しくて、しんみりとした気持ちになってしまいました。







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