~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

石老山1(顕鏡寺)

2017-11-12 16:48:03 | ・神社・お寺

2017.11.4 三連休の中日、天気も良さそうなんで、どっか低山ハイクするかーって事で神奈川県相模原市の
石老山に登ってきました。石老山入口~石老山表参道~相模湖病院駐車場脇に停めてGO!!

良い感じの石畳です。が、直ぐに巨大な岩がゴロゴロしている間を縫うように登っていきます。なかなか面白い山ですわ。
第3紀地層の礫岩(礫が続成作用により固結してできた岩石)が全山に分布して、巨大な奇岩、怪石に富んでいるところから
石老山の名がつけられたものと考えられています。

岩の奥から水が沁みだしています。

大きな岩が倒れてきそうなので、木々の枝で支えています(笑

礫岩の登山道に沿って水が流れています。この水音が何とも心地よかったですね。流れに沿って登るので気分的にも
浄化されながら登るイメージです。清められるといいますか・・・。

力試岩・・・昔、力持ちが力試しをしたと言い伝えられており、大きい岩が男岩、直立した岩が女岩と呼ばれている。

大きな奇岩には案内板があります。「屏風岩」のような名前が付けられていましたよ。

鐘楼(鐘つき堂)と「蛇木杉」

樹齢400年以上と言われ、樹の太さは約6.3メートルあり、石老山の中で最大の杉です。杉の根2本が地上に露出していて、
その姿は蛇が横たわっているように見えるため「蛇木杉」と名付けられました。また、この2本の根を雄龍、雌龍(写真外の右側)
と言い、この龍がすぐ上にある鐘楼に登らんとする姿は神秘的です。http://www.sagamiko.info/aruku/post_11/ より。

歴史の蓄積、古寺ならではの景観ですね。

東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」と、大阪の「明治の森箕面国定公園」を結ぶ、緑豊かな自然と貴重な歴史を 伝える
文化財を訪ね、心身の健康と安らぎを与える総延長1,697.2 km の長距離自然歩道です。コースは、直に自然に触れ、
埋もれがちの貴重な文化財に出会うことを条件に選定され、関係都道府県は1都2府8県に及び、 東京都・大阪府・京都府・
神奈川県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・滋賀県・奈良県の各都府県を国定公園で つなぐ形になり、名勝地をはじめ
として古戦場、旧街道、伝説の地など歴史を忍ばせるものが随所に見られるます。全コースを歩くと 40日から50日程かかると
言われています。http://www.tokai-walk.jp/about.html より。

ここは東海自然歩道の一部なんですね。そういえば、学生の頃、一つ上の先輩が夏休みにこの東海自然歩道を制覇しましたねー。
トイレットペーパーと歯ブラシをカバンに詰めて(笑)

顕鏡寺の寺山門

寺山門内は広々しています。トイレも借りられます。

護摩堂

顕鏡寺

古義真言宗の寺がありますが、この寺は平安朝の初期、高家の宮人が恋のかくれやであったものを、のちに宮人は発心して寺を
建立したと伝えられています。

真言宗高野山派。本尊は、木造金箔座像の福一満虚空蔵尊。津久井三十三観音霊場第14番札所の十一面観音があり、境内には
蛇木杉や大イチョウなど古木が多くあります。また、寺域には奇岩怪石が多く、岩窟には虚空蔵菩薩が安置されています。
http://www.sagamiko.info/aruku/post_11/ より。

「ホオジロ」が鳴いていました。

寺山門の左側、石段を登った処に岩窟があります。道志法師、源海法師が住居とした岩窟であり、これを道志岩窟と言います。
この岩窟の中に福一満虚空蔵尊が安置されており、顕鏡寺の寺宝とされています。最近では「パワースポット」として紹介して
いる方もいらっしゃるようです。 http://www.sagamiko.info/aruku/post_11/

岩窟内

脇からはこんな感じ。ブロックがちょっと残念な景観ですが、すごい岩窟ですね。

突きたくなって一度突きましたよ。遠慮して突いたんだけど、いや~スゴイ音で驚きました。鐘の音の長さも凄くて、
鳴っている間、手を合わせていましたが、とても長~い時間でした。良い時を過ごしましたよ。つづく~