一期一会の日々

日々のあれこれ

秋雨のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

2022-11-26 23:38:52 | まち歩き

八幡屋から歩き始めたのが14:54。
ひたすら車道を歩く。
車社会なのか、歩行者に全然優しくない。
飯能駅南口前を通過し、
ほどなくして前回五十嵐酒造に向かうために歩き始めたところに合流。
ここから五十嵐酒造を越え、加治橋を渡り高校沿いに歩いて行く。
八高線を左手に仰ぎ見ながら並行に行き、最初のトンネルを抜けて
駿河台大学前を通過すると市民体育館着15:07。
裏手に回るように行くと、メタセコイヤの並木が続く緩やかな坂道が!
しっとりと雨に打たれる、オレンジ色の並木の向こうには
子ども劇場にきのこの家が待ち受ける。
  わくわくする~!!!
まずは子ども劇場でお手洗いをお借りし、
2階のホールのクリスマスツリーを眺める。
ドーム状の屋根にムーミン谷の妖精達をかたどったようなオブジェ越しに
振り返って見るメタセコイヤの坂道の美しいこと!
高台のここからはムーミン谷も一望できる。

さあ、いよいよきのこの家へ。
すべてが木製、そのぬくもりがたまらない!
キッチンに暖炉、隠れ部屋のようなところにベンチ、
壁沿いにらせん状に階段があり、よく磨かれているのだろう、
つるつると滑って、天井付近は坂道となり登るのに難儀。
それがまた楽しくて仕方ない!
小さな木椅子に腰かけて寛いでいると
木の柱の扉が突然開いて小学生が出てくる。
 うふっ、私も!
秘密の扉を見つけ出して潜り込む。
別の扉から先の小学生と合流。
木の柱の扉前で二人でうずくまって、
先に出てもいいかなと声をかける。
 楽しいなぁ。
小学生がお母さんにはしゃぎ過ぎだよと言われたそばから
そのお母さんが木の階段からつるっと滑ってきた。
大丈夫ですか?!と声をかけながら、
なんかみんなで大笑い。
誰もいないすきを狙って暖炉の前で大の字になって寝転ぶ。
 こんな家にのんびりと住んでみたいなぁ。
雨の日だからか人が少なくて、もう満足満喫!

続いて水遊び小屋の方面へメタセコイヤ並木を歩く。
振り返ってよくある水遊び小屋からカフェプイスト、
きのこの家を臨む素晴らしい景色を激写。
やはり天気が雨なのと、技量もなく、これといった写真が撮れない。
でも、この風景は本当に素晴らしい!
見晴らし橋を渡って1周し、
カフェプイストでコーヒーを飲みながら日没を待つ。
ライトアップは静かで幻想的で、また違った風景が広がる。
元来た坂道を振り返ると、メタセコイヤのオレンジ色の向こうに
きのこの家がふわ~っと浮かび上がる光景が…。
幸せな時間を過ごせた。

   

この満たされた気持ちを胸に、
定食屋さん大野屋を目指して歩き始める17:25。
雨は高校を過ぎたあたりでまた一段とひどくなり
車の往来は激しく、何度も水を跳ねられはっとする場面も多数。
歩いている人なんて普段はいないのだろう。
命懸けで辿り着いた大野屋さんはお休みだった。
19時、ホテルヘリテイジ飯能の和食処じゃぽにかで筏蕎麦(1,430円)を。
夜景を楽しみながらのお食事は
至福の一日を締めくくるのにぴったりだった。

この日のGPSウォッチによる簡単な記録。
11.4㎞。17,482歩。1,004cal。
雨の中よく歩いた。


雨の飯能はピーネカフェでランチから

2022-11-25 12:14:56 | グルメ

勤労感謝の日、生憎の冷たい秋雨が降る中、
かねてより憧れていたメタセコイヤの紅葉美しい
ムーミンの世界のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へ。

その前にまずはランチを。
つい2週間前に訪れたばかりのOH!!!発酵・健康・食の魔法で
今度はピーネカフェ。
道さえ間違えなければ、
ちゃんと雨の中傘をさしてレインブーツでも20分で到着する。

お食事セット(サラダ、ドリンク付)1,300円は4種類。
迷った挙げ句、「黒舞茸を使ったたっぷりきのことベーコンの和風スパゲティー」に。
飯能産黒舞茸を使用したきのことベーコンの和風スパゲッティー。
醤油ベースにきのこの旨みが溶け込んだソースに
大葉と海苔をたっぷりと乗せて。とある。
ドリンクはコーヒー、紅茶、米麹ジンジャーエール、本日の甘酒(この日はトマト)、
それからメニューにはないコーンスープから選べた。
ジンジャーエールか甘酒かコーンスープか悩んだ末、甘酒を。

こちらはセルフスタイルなので、窓際のカウンター席を選んだ。
2週間前とはまるで違う風景。
雨のためでなく、晩秋から初冬に向けての景色が広がっている。
まず届くは氷の入った冷たいトマトの甘酒と新鮮野菜のサラダ。
紅芯大根のスライスがぱっと引き立ち、糀のバーベキュードレッシングも美味しい。
トマトの酸味と甘酒本来の甘みが絶妙な甘酒もとっても美味。
お待ちかねのスパゲッティーは、大きな鉢のような器に盛られ
登場したときは、あれ?!少ない?と思ったけれど
食べ終える頃には満足満腹。
黒舞茸の旨みが絶品で、最後に少し残ったソース?もスプーンですくって飲んでしまった。
この後どうするか、
駅の改札口をでた観光センターでいただいたマップなどを見ながら思案する。
飯能駅まで戻って元加治駅まで電車に乗り、
本日のメイントーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を目指そうか。
Google先生によるとざっくり徒歩1時間。
思い切って歩こうか。
飯能駅までの道のりにある、
蔵造りの喫茶店に寄るのも楽しみにしていたけれど
今ランチしたばかりなので、そこは次回のお楽しみとしよう。

カフェ内のパンや今いただいたドレッシング、
米麹ジンジャーエールが作れる生姜糀の瓶詰めなどを眺め、
八幡屋も顔を出す。
前回よりじっくり商品を見て、見ているだけで健康になった気持ち。

さあ、北欧童話の世界へ出発だ!


Femy OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~

2022-11-18 22:07:48 | グルメ

天覧山&多峯主山登山の後は飯能お楽しみコース。
2020年にオープンした発酵テーマパークでランチ。
ピーネカフェにするかFemyのレストランどちらにしよう。
下山後すぐにあるFemyにまず立ち寄る。
  何か、素敵な空間なのであります…
ぱっと見空いてそうなんだけど、列に並びおとなしく待つ。
前にいらした7名ほどのおばさまグループに声をかけると予約してきているのと
店内にご案内されていった。
既に受付カウンター脇の丸いすに、トレランを終えた風の3人組も座ってる。
スタッフさんにやっと声をかけてもらえ、席は空いているけれど
今団体さんが入ったばかりなので、
12時45分から13時の間にまた出直してきてほしいと受付だけ済ませる。
12時半、ピーネカフェや売店の方に行くには時間が足りないし、
お庭の植物の写真を撮ったり、メニュー看板を見て過ごす。

時間になって声をかけると、カウンター前のベンチにひとまずご案内される。
トレラン3人組が窓際のカウンター席へ案内され、
我々もそれに倣うかと思いきや、アクリル板で遮断されたテーブル席へ。
席は選べないって先に言われていたのはこういうことだったのかな。
窓際のカウンター席は景色もいいし、間仕切りがないから会話も耳に届く。
このアクリル板越しはマスクもしているし、何を言っているのかさっぱりわからないこと多し。
でも、コロナ禍でなかったら、どの席に座っても素敵だと思う。

さてさて、選んだランチメニューは健酵彩菜コース(3080円税込)。
薪火焼きのメインと頂鱒の前菜、野菜がたっぷりたのしめるおすすめコース。
珈琲または紅茶とデザート付とある。

食前酒ならぬクランベリーの食前酢からスタート。
ハイキングの後の嬉しい1杯!
そうこうしているうちに、サラダチキンとパン一切れがの添えられた
新鮮野菜のサラダの登場。
このサラダチキンのしっとりとした柔らかさに脱帽。
これだけまた食べに来てもいいくらい!
ピーネカフェにもサラダチキンがあったけれど、同じなのかなぁ。
続いて頂鱒にきのこのマリネ添え。
あっという間、ぺろっと。
そしていよいよメイン。
この日のメインのご指定は、鳥取県産“大山鶏”の塩麹漬け薪火焼き。
添えられたゴロゴロ野菜と、味変用のお味噌2種も美味しかった。
あと、選べるお米は発酵玄米を。これが何とも言えない味わいで
まさにOH!!!って感じ!
デザートも特筆すべき一品だったけれど、
何かっていわれたら覚えてないので、ここは写真に頼ろう。
14:15、会計を終えて改めてお庭の紅葉などを愛でる。
とっても満たされたランチタイム。
今度は両親を誘って行きたいな!

     


天覧山&多峯主山

2022-11-15 22:24:15 | スポーツ

2022.11.12 sat.

9時半、飯能駅改札待ち合わせ。
紫陽花にはまだ早かった日和田山&巾着田で
登山デビューした彼女と2度目の登山。
あ、数年前に高尾山のリフト登山も一緒にしたから、正確には3度目か。
その時は息があがっちゃってた。
6月はそれもあって心配していたけれど、
リングフィットを30分ほどしているとかでケロッとしていて一安心。

今回はステップアップというには烏滸がましい、
奥武蔵の玄関口天覧山&多峯主山登山。
なんせ、山登りをこれからの楽しみにと考えたいと言っていたけれど、
登山靴を購入するかどうかもわからない彼女。
何かあったら怖いもの。
あと、駅から登山が魅力だ。

落ち合ったそばからのマシンガントークが炸裂。
それが原因かどうかはわからないけれど、
能仁寺近くの登山口にたどり着くのに20分のところ
あとからGPSウォッチを確認したら、
東飯能駅周辺まで遠征して40分もかかってしまった。
トーク内容は登山装備のお披露目会。
 登山靴…SALOMONのローカット。
     言われるまで登山靴と気づかなかったよ。
     タウンユースでと注文したらしい。

 ジャケット…COLOMBIAのなにか。
       帰宅して山グッズのコロンビアのサイトを見たけれど見当たらず
       どういうことかと腑に落ちなかったけれど
       あとから職場の人にそれはスキー用と言われたようで。
       雪よけとか袖口のリフト券入れとかの機能を教えてくれて大笑い。
       これもタウンユースでと購入したようだけど、
       山には暑くないのだろうか。
とにかく、帽子もリュックも前回新しく山のためにと用意したけれど、
全部タウンユース。
格好なんてどうでもいいけれど、
でも暑さ寒さ、足への負担、色々考えると心配しちゃう。
 今後、どの山を一緒に歩けばいいかなぁ。

そうこうしているうちに、やっと登山口へ。
天覧山中段で既に暑い。一枚脱ぐ。
十六羅漢前を数を数えたながら通り過ぎ、
ファミリーがキャッキャ言いながら岩場を登るのに続くと
あれっ?!もう着いたの?の天覧山山頂。
折角だからと脱いでいたコロンビアを再度着用し
帽子をかぶり直して記念撮影する彼女が可愛い。

多峯主山へと向かう急な下りは、
前夜の雨の名残でドロドロ。水たまり多し。
慎重に慎重に下っていく。
まむしに注意の看板を目にした後は、のんびり木々の中を歩く。
雨乞池、常磐平と経由して、
急に遮るもののない明るい道に出てほどなく行くと多峯主山山頂!
秋晴れで眺望が素晴らしかった。
山頂標識の前で、缶チューハイを片手に赤い顔をしたおじさんに
写真を撮ってあげると声をかけられお願いする。
後から確認すると、ポーズを取る前からの激写だった。
ほろ酔いどころか酔っ払っていたのか。

おやつタイムを経て、下山は尾根道を。
技術はないけど、靴が登らせてくれているんだなんて話ながら
ミドルカットの靴を選んでほしかったなぁと思っているそばから、
自分が不意打ちでつるっとなり尻餅をつく。
人の心配している場合ではない
ベンチで手を拭き拭き、これから先どんな山に登りたい?と聞いてみる。
日和田山の男坂が気に入ってくれたようで、
ちょっとした岩登りとかあるところがいいなって。
  今度は御嶽山から大岳山なんかどうだろう。
それにしても、山頂までの見返り坂のある山道と山頂は
そこそこ人がいたのに、この尾瀬道は誰にも会わない。
不思議だなぁ。

そうこうするうちに天覧山中段に辿り着き
ちょうどよい頃合いで下山。
心配していたけれど、12時半登山口到着。
レストランも一巡して入れ替えがあるだろうから
ちょうどよかったのではないかしらん。

このあとレストラン、飯能まつりを経て、
駅を越えた向こう側の五十嵐酒造へ。
振り返ると出足の大失態もあったし、
今回は山登りというより、ウォーキングのようだったなぁ。


那須岳紅葉登⑤~紅葉廻り下山

2022-11-02 14:43:21 | スポーツ

救助のヘリコプターが旋回を続ける中、小屋を後にする。
左手茶臼岳から下りてくる人登っていく人を見上げながら、
予定通り牛ヶ首方面へ。
10時半頃やっとヘリは救助をできる体制に入ったみたい。
それを白い木道の上でずっと動画で撮っている二人組を通過して
切り立った前方右下手に姥ヶ平に向けて
どんどん広がっていく紅葉を堪能しながらのんびり歩く。
ベンチがちょうど空いたのでしばし休憩。
後方からはしゃぎ声と共にファミリー登山隊。親子の掛け合いが面白い。
親子をゆっくり追うようにまた歩き始めると無間地獄の噴煙が見えてきた。
荒々しい岩肌に堪えることなくあがる噴煙が何だか不思議。
ひょうたん池を上から見下ろしながら、
やはりあそこまで行って帰ってくるのはパスだねとなる。
牛ヶ首に11:20着。何だか随分時間がかかっている。
爽やか4人組に再会し、
ベンチを譲ってもらい米八のうなぎのおこわを分け合って食べる。
一行を我々が今来た無間地獄のルートを歩いて行くのを見送る。
避難小屋から駐車場へ歩くらしいと聞いて、リーダーはロープウェーの力を借りようかなと返していた。
どうやら茶臼岳登頂後だったみたい。
冷えてきたので、10分そこそこで食べ終え、11:30出発。
右手に紅葉の終わりを見ながら、
左手に茶臼岳を仰いで小さなアップダウンをくり返しながら歩く。
車であがってきた道のりには、
夜間にはわからなかった紅葉真っ盛りの様子が見えた。
疲れてきたのか予想以上に長く感じる。牛ヶ首山頂分岐に12:00着。
那須岳の表示と茶臼岳と一緒に写真を撮り、
リーダーの様子を見て茶臼岳はやめることに。
登山とは思えないスタイルで続々と登ってくる人々と逆行するように
ロープウェー乗り場に向かう。
12:20発のロープウェーに乗車。
ここでGPSウォッチの記録を止めてしまったが、
駐車場まで記録しておくべきだったと後悔。
山麓駅から駐車場までがずっと階段で結構辛かったから、
一体どのくらい歩いたのかと。
リーダー休み休み、あと少しでゴールという駐車場の入口手前にある展望台のベンチで大休憩。
ここからの紅葉もなかなかよく、最後かと思うとRちゃんと二人最後の激写。
キャンピングカーにたどり着いたのは13:20。
朝日岳以降はショートコースのつもりだったけれど、
そこからが逆に気が緩んでちょっとばてちゃったかな。
避難小屋から一気に茶臼岳に登って、
そこから姥ヶ平に広がる紅葉を見てもよかったのかも。
そうしたら二人の念願の茶臼岳も登頂できたのになぁ。
  今振り返ると、反省点多し。

さて、一昨日リーダーから緊急連絡。
YouTubeを見ていたら、自分たちが映っていた!と。
同じ日に同じ頃、同じ駐車場から車中泊して
茶臼岳・朝日岳を登った親子の動画。
あの日見た朝焼けがそのままに、茶臼岳は羨ましく、
そして朝日岳のドキドキの臨場感に大共感!
それだけでもこれは人他人様の動画であっても、永久保存版ものだ!
それにちゃっかり映り込むというか、きっと絵になったんだろうな(*´∀`)
どことは内緒だけど本人しかわからない自分の姿、2度も映り込んじゃって…
まあ、オブジェ的な( ̄▽ ̄)
楽しかった那須岳が、より一層色濃いものになった!