濃さ日記

娘もすなる日記(ブログ)といふものを父もしてみんとて・・・

再開・再会

2018-10-10 03:32:44 | Weblog
長き休眠状態を脱して、まったくのひさしぶりにブログに向かうことにした。
ようやくにして、古希を祝う同期会の幹事の任務から解放され、少し時間が取れるようになったからである。
同期会……恩師や同期生と再会して過去が豊かになった分、現在と未来がおろそかになったような気もする。
それにしても、北海道の故郷の衰退が懸念される。

有限なゲノム情報にもとづきながら、生命体は個体ごとに異なり、一個体のうちにも多種多様な細胞を有し、全体として無限とも思われる多様性を表現している。

先日、ノーベル賞を受賞した本庶佑先生の言葉である。
有限である人間が無限の多様性を目指していく、ここに生命の不思議がある。
故郷もまた、衰退に身を任せるだけでははない。
どこかに無限の多様性に立ち向かうエンジンが見つかるはずだ。

その手がかりの一つとして、廃校を利用した美唄のアルテピアッザを紹介しておこう。
そこには、石と風と樹々のそよぎがあった。




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