宇宙おじさん探査記録

世界は平和かい?今日も宇宙は見ているよ。

鳩山という、世界に向けて「実験国家日本」(というファンタジー)の始まり。

2010-05-30 23:33:00 | 日記
つづきでごんす。
そも。「上手く立ち回る」とは、一体何だろう。つまり、「要領よく立ち回る」というのは、政治の世界では何の疑いもなく「当たり前」である。

それをある人は武骨に、ある人は知恵で、ある人は戦闘的に立ち回る。
小泉氏なんかはその天才だが、鳩山という人は、どーもその真逆にあるような気がする。

で、これまでの歴代政治家は、すべからくセオリーを踏襲してきた。そして日本を「まーまー平和」「まーまー幸せ」「まーまー」。

政治家は「まーまー」を必死に維持するために「要領よく」立ち回り、それこそ海千山千の外国と丁々発止する。

そこで鳩山という人は、どうも、この「まーまー」という「パンドラの箱」を開けて回っているような気がする。天性というようなものではなく、単に「ボンボン育ち」ゆえのものによって。

この人の「目」が、一体どこを見てるのか、さっぱり分らないのは、案外「誰も理解できない場所」を見ているからだったりして。
奥様は「円盤に乗ったことがある」なんてことを平気で言うトンデモ価値観の人だし。

まぁ恐らく、この政権はどう見ても断末魔に見えるけど、

仮に「要領よく」立ち回る政治、「まーまー」でもいいから(映画のマトリクスではないが)「欺瞞」でも「納得」して生きていく。
それは、「いつかは朽ちてゆく」。

鳩山氏がやっていることは、それを国民に「剥き出しにしている」のではないか。
意図してなのか、せずなのか、それは分らない。

今私達が見ている、体験している現実の日本は、やはり「禊(みそぎ)」に私には思える。

「愚か」と「愚直」という言葉を、並べて言ったのは、
マスコミが言ったように「言葉の意味を理解してない」どころか、
実は意図的に言っていて、しかも
あの人の「目」の先がもし、
「遙か遠く」を見ているとしたら、到底誰も理解できないはずだ。

「おそるべきアホ」というのは、そういう意味である。

世界を変えるには、
ドンキホーテかと言われるような
「アホ」が必要である。

鳩山さんは、堂々と、何の根拠もなく、「核と環境」のことについて、世界に向けて「ファンタジー」を言ってのけた。

言うだけなら子供でも出来る。
しかし、あの人は「総理大臣」として言った。「子供レベルのことを」。

日本の恥、という見方もあろう、実際恥かも知れないし、そこで失う信頼の重さは計り知れないだろう。

それでも、
「世界に向けてアホを発信した」
ことは重要である。

これでようやく、スタートラインだからである。