「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「電磁波って なぁに?」 「天笠啓祐さん講演」  (豊丘村リニアを心配する会)

2015年08月24日 05時13分06秒 | 日記
 おはようございます。
 一昨日、豊丘村で開催された「豊丘村リニアを心配する会」の主催による「電磁波って なぁに?」という学習会に「リニア新幹線を考える岐阜県民ネット」の仲間2人と参加しました。
      
 ◆ 会場で配布された資料です。
   
 
 中部電力 「電磁界って何だろう?」 (会場では冊子でしたが、中電のサイトより)
 会場では、「第2回 豊丘村リニア対策委員会 会議録」でしたが豊丘村リニア対策室ホームページ
 ・第2回 豊丘村リニア対策委員会を開催しました。
 ・長野県のリニア中央新幹線の建設と地域振興に関する基本合意について
 ・中部電力よりリニア中央新幹線工事用電力供給のための配電線工事計画が公表されました。
 ・第1回 豊丘村リニア対策委員会を開催しました。
 などが、掲載されています。

 ◆ 壬生会長挨拶
 
  
 ◆ 天笠啓祐さんのレジュメです。 (本人の了解を得ました。)
      
     
 ジャーナリスト天笠啓祐さんの講演は「電磁波って何?」と題して、約90分にわたって解りやすく丁寧に解説されました。
 大きな項目は
 1.電磁波の影響を考える
 2.生体の働きと電気
 3.電磁波の健康への影響
 4.電磁波が正式に発がん物質に認定される
 5.電磁波がもたらすさまざまな健康障害
 6.電磁波と組み合わさることで相加・相乗効果
 7.では、どうしたらよいか?

 世界各国の疫学研究では、0.4μT(マイクロテスラ)の電磁波で、小児白血病などの発生率が何倍にもなるというような例が多く明らかにされており、WHO(世界保健機関)のLARC(国際がん研究機関)において、電磁波が正式に発がん物質に認定されました。
 「グループ2B」ランク(2001年に送電線、2011年に携帯電話)
 JR東海が公表したリニア車内の測定最大値は、車内貫通路で、シールド(金属製の遮蔽板)が施されていても、920μT(マイクロテスラ)です。とんでもない数値です。車両の外側にはシールドはないと思います。山梨・長野・岐阜の地上駅が、20メートルの高架橋の上に造られるのは、停車中のリニア車両からの電磁波の影響を防ぐためと思われます。
 JR東海や中部電力は大丈夫と言いますが、多くの疫学研究を無視したものであり、絶対に信用できません。
 JR東海のリニア新幹線計画に疑問を持つ人たちが確実に増え続けています。計画を中止に追い込むために自信と確信をもって奮闘しましょう。

                         以  上
 
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