おはようございます。
◆29日の「信濃毎日新聞」の記事を転載させていただきます。
◆29日の「NHK」のニュースを紹介させていただきます。
◆「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」のフェイスブックに投稿された「林克さん」の記事を転載させていただきます。
林 克 9月29日
リニア、盛り土の危険
27日、リニア県民ネットの会議があって、これまでコロナと台風による道路工事によって延期を続けてきたリニア南アルプス調査を、10月末、参院補選と衆院選の合間を縫って実施することを決めました。
来年に延期という意見もあったのですが、リニア工事の残土による盛り土、熱海であれだけ悲惨な事故があったときに、目で見えるかたちで情報発信しようと言うことになりました。その代わり朝早く出て日帰り、必要最小限の人数で行くこととなり、いつも声をかけている方々に声をかけられず、心からお詫び申し上げます。
現地へ行って参加者が周りの地形を指さして、一言ずつその危険性を訴える予定。動画で発信したいと思います。それぞれにこれを言ってほしいと予定シナリオを渡しました。危険な残土の盛り土についての解説付き動画、こうご期待。
①燕沢付近の大井川です(昨年9月)。川の右側(左岸)間際から東へ300メートル、正面に林が見えますがあの向こうまで南北に600メートル、そして高さ70メートルのリニア残土を、熱海の60倍、盛り土します(県庁の東館の高さは65メートルです)。
②グーグルの空中写真から。残土置き場の北には日本三大崩れの千枚崩れがあり、ここがある程度平坦なのはそこからの土砂がかつて流れ込んだためです。静岡市の有識者協議会の委員、長谷川裕彦明星大学教授によれば、過去2000年に二度、千枚岳の山頂直下から深層崩壊が起き土砂が高さ80メートルから100メートルまで堆積して大井川の水をせき止め、「天然ダム湖」を形成した痕跡が残るとしています。
③CS立体図という地表における樹木などの影響を除いて地面の凹凸がわかるようにした図。残土置き場西側の地形が傾斜が大きく危険が高いように見えます。
④防災科研の地滑り地形分布図DB。残土置き場がたいへん複雑な場所にあることがわかります。
⑤JR東海が、トンネル工事の残土の中でヒ素やカドミウムなど重金属を一定基準以上含む「要対策土」の最終処分場に検討している藤島沢の残土置き場。右側に大井川が流れています。
以 上
◆29日の「信濃毎日新聞」の記事を転載させていただきます。
◆29日の「NHK」のニュースを紹介させていただきます。
◆「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」のフェイスブックに投稿された「林克さん」の記事を転載させていただきます。
林 克 9月29日
リニア、盛り土の危険
27日、リニア県民ネットの会議があって、これまでコロナと台風による道路工事によって延期を続けてきたリニア南アルプス調査を、10月末、参院補選と衆院選の合間を縫って実施することを決めました。
来年に延期という意見もあったのですが、リニア工事の残土による盛り土、熱海であれだけ悲惨な事故があったときに、目で見えるかたちで情報発信しようと言うことになりました。その代わり朝早く出て日帰り、必要最小限の人数で行くこととなり、いつも声をかけている方々に声をかけられず、心からお詫び申し上げます。
現地へ行って参加者が周りの地形を指さして、一言ずつその危険性を訴える予定。動画で発信したいと思います。それぞれにこれを言ってほしいと予定シナリオを渡しました。危険な残土の盛り土についての解説付き動画、こうご期待。
①燕沢付近の大井川です(昨年9月)。川の右側(左岸)間際から東へ300メートル、正面に林が見えますがあの向こうまで南北に600メートル、そして高さ70メートルのリニア残土を、熱海の60倍、盛り土します(県庁の東館の高さは65メートルです)。
②グーグルの空中写真から。残土置き場の北には日本三大崩れの千枚崩れがあり、ここがある程度平坦なのはそこからの土砂がかつて流れ込んだためです。静岡市の有識者協議会の委員、長谷川裕彦明星大学教授によれば、過去2000年に二度、千枚岳の山頂直下から深層崩壊が起き土砂が高さ80メートルから100メートルまで堆積して大井川の水をせき止め、「天然ダム湖」を形成した痕跡が残るとしています。
③CS立体図という地表における樹木などの影響を除いて地面の凹凸がわかるようにした図。残土置き場西側の地形が傾斜が大きく危険が高いように見えます。
④防災科研の地滑り地形分布図DB。残土置き場がたいへん複雑な場所にあることがわかります。
⑤JR東海が、トンネル工事の残土の中でヒ素やカドミウムなど重金属を一定基準以上含む「要対策土」の最終処分場に検討している藤島沢の残土置き場。右側に大井川が流れています。
以 上