Color Room

おにむら歯科の副院長のひとり言

ゴムひも付きのプレゼント

2017年01月20日 06時44分18秒 | 日記

あれ?私の靴下がない。

確かパジャマをここにしまったはずなのに・・・

化粧品、どこやったかな?

はい、そうです。

犯人?は娘様。

3ヶ月くらい逗留する予定なのに、エラク荷物が少ない。

不思議に思っていました。

当然、私のを使うことになるのです。

ほら、私のコートだって、結局娘が使う、というか、自分のものにしてしまった(笑)

娘は、断捨離に凝っていて、結構シビアに物を捨てている。

就職、結婚で引っ越しするたびに、捨てまくってきた。

すごいな~!

戦後派?の私たちは「もったない」が身に染みていて、なかなか物を捨てられません~~~~!!

そうそう、

娘が大学に行くとき、いろんなものをそろえてやりましたが、

中には思いいれのあるものもあった。

私が大切にしていた、かわいい紅茶セット。

とってもきれいな柄の毛布。

お鍋セット・・・

お守り代わりのネックレス。などなど。

大したものは用意しなかったけれど、

大切にしてほしかったものが数点はある。

けど、話を聞くと、

引越しの時、「全部捨てた!(ネックレスは紛失した)らしい。(悲)

・・・・・・・・・・・・・・

「人にゴムひも付で物をあげてはいけない。」ということを、物知りのおばあちゃんから聞いたことがあります。

差し上げる品にゴムひもを付けて、自分がそのひもの端をつかんで離さない状態。

人にものをあげるときは自分の思い、執着を断ち切って差し上げる・・・という意味です。

あげたからには、それは受け取った人のもの。

煮るなり、焼くなり、捨てるなり、また人にあげるなり、受け取った人の思いのまま。

大切にしてくれるならそれはうれしいけれど、もし、そうでなくても心を濁さない。

・・・・・・・・・・・・

娘と言えども、それは当てはまる。

そういえば、うちの母はいつもゴムひも付きで私にものをくれていましたね。(笑)

「あの時、あなたにあげたあのセーターはどうした?私に返してくれない?」

「え~~~~~っ、ど、ど、どこかにしまって、見つからないんだ!」と、しどろもどろで答える私。

本当は、お味噌汁をひっくり返して、しみを付けてしまい、は捨ててしもうた!

ってなことが結構あって、いや~~~~な思いをしたこと多々。(笑)

だから、私が娘にあげたものを、どうしているか、など、執着しないようにしようと思っています。

と言いながら、上記の品々(紅茶セット等ね)にはゴムひもを付けているわね(笑)

あげるからには、執着を断って!!

でも、大切にしてくれるのであればそれはうれしい!!

ということで、あげて後悔するならあげなければいい。

でも、娘はやっぱり私に甘えてるわね。

母親(私)のものは、自分のもの・・・とまではいかないけれど、使って許される!と思っている。

それでいいけどね。(笑)

困った困ったといながらも、ホントはそれを楽しんでいる私です。

ま、ほどほどにね!