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一級小型船舶免許 飛び込み受験

2018年08月24日 | 釣り


遡る事 20数年前、仲間内でボート・バス釣りやジェットスキーが流行り、自分も飛び込みで旧四級小型船舶免許を取得した。


イソイソと5馬力エンジンのゴムボートを購入し、アチコチと海に浮かべて釣るも、
いかんせん船が小さくて沖には出れず、
片付け・潮抜き手入れも手間で、あまり乗らずに手放した。

その後は友人のジェットスキーをたまに乗ったり、
紀伊長島の石倉渡船で、船外機付きの小さなレンタルボートで湾内釣りを楽しんでいた。
二級小型船舶免許で十分だった。



ところがである。



先に舞鶴沖へボート釣りに行った時の話。
レンタル出来るボートはリッチに大きく、安定して沖を目指す事が出来た。



自分の持つ二級小型船舶免許では、陸伝いに5海里(約9km)までしか航行してはならない。
目指す冠島へは伊根港から直線で向えず、GPSモニターで5海里を考えつつ航行せねばならなかった。




そうして辿り着いた冠島周辺の海の色は、
本当に美しい青。



釣りを始めて数十年経つが、今まで見てきた海の色は何だった??
驚くほど青が深く美しかった。


冠島以外の沖合いポイントでも竿を出してみたい。
自由に動きたい。


5海里縛り ホンマに邪魔やな。


一級小型船舶免許ならば、全ての海域を航行できる。


この時に取ると決めた。


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自分の様に二級から一級免許へのステップアップの場合、
実技試験免除・学科もアレコレ項目が免除で、
運航上級Ⅰ 運航上級II の2科目だけが試験対象。




独学で一発試験なら、費用は身体検査と学科試験料を合わせて10050円で済む。

気がノってる内に、後戻りせん様にと、大阪市大手前のJMRAで2週間後の試験を申し込んだ。

やるぞ〜!


用意した勉強道具は、



舵社の問題集
デバイダ
シャーペンタイプのコンパス
30センチの製図用三角定規
よく消える消しゴム
シャーペン
目薬と、有ればハズキルーペ



問題集付属の海図( A3くらい )をコピーして、運航上級Ⅰの海図に取り掛かるが、
海図の基本を知らない。覚えてない。

は?って。

緯度経度の60進法やら、三角定規の使い方やら、右も左も解らぬ事ばかり。

はーー? って。

参考資料を下さい、、、と検索すると、
「2馬力ボートでロックフィッシュ釣り!」

さんに基本が分かりやすく説明してあったので、参考にさせて頂き徐々に理解。

コピーした海図に、進路・速度・距離・潮流と計算し、航路を書いては消しを繰り返していくと、
間違いが減ってゆく。

( 試験本番は電卓禁止。 余白で筆算やから小数点第2位を四捨五入とかカナリ面倒やった。)



試験前日までに問題集を二巡し、空き時間にネットの問題を携帯でポチポチやってると、

合格の手応えを得た。 よし。




試験本番

大手前のJMRAにて午前9時から試験開始。



一級、二級、特殊(ジェットスキー) まとめて身体検査と学科試験。

一級受験者は自分を含めて4名で、スクールの教材を広げてはった。

独学は自分だけかと思うとチョイ焦る。



海図と用紙が配られ、始め!の合図で問題を開くと、やった事のある問題ぱかり。

「舵社さんありがとう〜!」と心で叫び、海図に取り掛かる。



試験用海図は問題集付属の物よりも大きく、

コンパスローズも比例して大きいので、目盛りを読み易く誤差も少なかった。

45分程で全問を解き、制限時間70分の時間ギリギリまで見直して海図を引く。

手応えを感じつつ試験会場を退出。





会場外の廊下には当日の解答が貼ってあり、自己採点が出来る仕組み。

運航Ⅱ の問題のディーゼル機関と燃費の問題で凡ミスしてたけど、他は正解で合格ライン。

やったー!! と喜びながら、石の先輩主催の飲み会場の京都へ向かいましたとさ。

足取りの軽かったこと(笑)


数日後の合否発表で、無事合格。 速攻で免許貰いに行きました。





感想

風呂上がりはノンアルで我慢して、普通の人が1週間キチンと勉強すれば、一級ステップアップは飛び込みで取れます。

次の冠島は直線コースで! 5海里以遠の漁礁狙いもええなぁ。


焼鳥 鳥富 多可町

2018年08月23日 | めし 兵庫県

あまりの猛暑に採集する気にもなれず、

然しながら、石に接していたい気持ちも捨てきれず、、

秋の探索への布石とばかり、聞き込みをあちこちとしてると、坑夫出しの黄銅鉱塊を頂いて、、、




ミッションクリア。 よし飲むど!

(ハナから飲む気で来た)






と、久しぶりに 播州百日どりを出される鳥富さんへ。



まずは生ビールで肝刺し。

冷たーーい生ビールが喉から胃にゴキュゴキュ流れて、よっしゃ来い!



と準備が出来たところで、牛生レバ風の肝刺し。



スイカに塩の如く、噛むとプチンと弾けてコクと甘さのハーモニクスがえらい事に。




次にササミ刺し。

でも肝の前に出して欲しかった。濃さで負けそ。



しからばとビールをお代わりして口をすすぎ、改めて頂きますとですね、
モッチリした歯触りでササミの柔らかな旨味。これまた美味い。

ビール、肝刺し、ササミ刺し。
ええ三光出来ました。



コイコイしますか?
来いやー!! と モモ焼き。



四光デキタ。

ベタに、外し様も無く美味いです。
かぶりつくと美味い鳥肉食ってる感に満たされる。

サラっとした甘ダレに合う 冷や酒追加。

五光ですわ。 大満足ですわ。 文句なしですわ。





月見も追加して帰る〜



鳥富さん このへん



兵庫県多可郡多可町加美区豊部214ー1

0795ー35ー1511

定休日 火曜日

駐車場有り(店前無料駐車場10台)

12時~14時  17時~22時



双龍居 中華

2018年08月18日 | 大阪 天満 飲み


天満市場の先にある、中国の5つ星ホテルのシェフが作る中華屋さん。




まずは定番の麻婆豆腐。



強目の餡掛けで口に含むとまず甘味が来て、辛味へシフトするタイプ。

ジャリジャリとした歯応えは黒山椒で、そこまでピリピリせず、ええ風味。



しかしまぁ辛い。。

辛いもん得意では無い自分には、なんしか辛い。 ヒーって唐辛子が辛い。
顔面から全身から汗が吹き出してくる。

でも、またすぐ食いたくなる。
クセになる辛味と旨味。



紹興酒にザラメを少し入れてクイッとやると、コレまた誠に合うのです。

インターバル空くとまた辛い。またクイッと。

黒山椒の話を店員さんとすると、 中国のソレを乾燥させて、店内が煙るほど炒り、すり鉢で摺るそうな。

食べ終わると胃が熱い。明朝は尻も熱いやろう。

他にも色々美味いもん有り。



お腹を空かせて行くお店です。


大阪市北区池田町10-11
11:30~14:00、17:00~24:00
第1・3月休
06-6358-8808

得一 扇町店

2018年08月14日 | 大阪 天満 飲み

天神橋筋を天満から南へ歩き、阪神高速をくぐって右手に交差点を渡ってすぐ。



モルツ大瓶、生中 400円



アテは大体 200〜300円

何でも安くて、大体美味しい立ち飲み屋さん。

そら、いつも賑わってはるわね。



研ぎ減った柳刃で忙しいそうに魚を切って盛ってしてはるのを眺めたり、

大きなテレビで野球を眺めたり、



若過ぎて煩さ過ぎる客が居らんから、
皆んな好きなお酒を、好きなペースで飲んではる。



逆に言えば酒飲みのオッサンばっかり。

その一員として、とても心地よいお店。




このへん





住所: 大阪府大阪市北区末広町3-21
営業時間: 15:00~23:00 日曜営業
定休日: なし

日本海 ボート釣り

2018年08月06日 | 釣り







釣り情報を見ていると、日本海・舞鶴沖の冠島ってポイントをよく見る。

大物やったり、数釣りやったり、一度竿を出してみたいと思ってた場所の一つ。




この春、失効していた船舶免許を大手前で更新した際に、舞鶴港にある会員制レンタルボートの

パンフレットが備えてあり、そこそこ大きな船をレンタル出来るとあった。

おぉ、コレなら手前船頭で仲間と気楽に冠島へ行けるやん! と、

早速会員の申し込みをし、目出度く審査に受かり、この度石友さん達と日時を合わせてボートを予約。




綺麗さっぱり忘れていた海上法規を復習して、よーし釣るぞと舞鶴港へ。

待ち合わせのマリーナへ着くとクルーザーやら置いててリッチな感じ。



正直場違いな感じも。。

しかしながら従業員さんはフレンドリーで一安心。

ひと通りの取扱説明を受けた。
釣り具も積み込んだ。

本日天気晴朗ナレバ波低シ

いざ出港〜




今回YF24ってボートをレンタル。 GPSマップに魚探付きで迷子の心配無し。

定員8名で150馬力のガソリンエンジン。

コレは調子に乗ると、「別途燃料代」が恐ろしい事になりそうだ。



(後で調べたら4発の2.6L   コレを5000rpmで数時間ブン回したらかなり食うわ)



スローでマリーナを出て航路へ。

グイっとスロットルを押し込むとグイーンと加速してくれる。

腹八分目の25ノットで伊根港を目指す。 こりゃ快適だ!



進むにつれ徐々に水の色が青く変わり、気持ちも昂ぶる。

皮算用では、伊根港でノマセの餌の豆アジを釣り、冠島で根魚・カゴフカセで真鯛と

脳内ソロバンをパチパチ弾いてた。




伊根港に着き、舟屋をぐるっと回ってみる。

海から眺める方が口開いててダイレクトだった。


その後魚探をチェック、反応のある所でサビキを落とすが全然ダメ。

うーん、コレは時間が勿体無いなぁと協議の結果、船長判断の結果、冠島へ転進。





成生岬寄りを回って冠島に近づくと数隻が竿を出してはる。

水の色は更に変わり、ある石友さんはサファイアブルーやと。

ある石友さんは紺碧やと。

とにかく濃い青が水平線まで広がる。 見事な青。




その先の小島で魚探に反応が出た所でアンカリング。

合戦用意ー! とカゴにオキアミを詰めて落とすと一投目からゴンゴンとアタリ。


巻き上げるとイサキ。  石友さん達のサビキにも鈴なり!

それからは入れ食いが続き、型は小さいながらもイケスはみるみる満タンに。




こんなに食えんぞ! と深場狙いを申し出るも、

「もうちょっと! あとちょっとだけ!!」 と意見具申は通らない。 100匹は釣ったのに。



仕方なく諦めてイケスから一匹を掬い、船の上でお造りに。

シコシコと歯ごたえの次に、イサキの甘みがぶわーって広がる。



これがホンマに美味いんよ。

釣りたてって身が活ってる。





ノンアルなのがつくづく惜しいが、

皆さんニコニコと、美味いウマイと笑い食べ、

また来た、ダブルだ、トリプルだ! と騒ぎ楽しんだ一日やった。



やっぱり気の合う仲間とは何して遊んでもええもんだ。

次は鯛狙い!