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甘い甘い海老で鯛を釣る

2018年11月13日 | 釣り


活のウタセエビが何よりの釣り餌だと思うけど、売ってる店は限られる。
舞鶴−日本海方面の釣り餌屋さんに在庫を問い合わせても軒並み全滅。

近海の底引き網漁が行われる近くでしか無いんかな?

仕方なく冷凍のテンヤ用海エビを買うのだが、頭が取れやすい上に20匹で1000円程と高め。

スーパーのエビでアカンのかなと思って実験。

検索すると皆さん同じ考えのようで、甘エビやらでやってらっしゃる。

自分も右へ習えと、砂糖漬けの甘エビと、ジャコ海老(多分サルエビ)を冷凍にしてみた。



それぞれ30匹位入ってて400円ほど。先の釣り餌と比べるとかなりお得だ。

さて実戦と舞鶴のボート釣りへ。





朝9時に冠島を目指して舞鶴港を出港。




凪いだ海を25ノットで40分ほど直行して着くと、日曜日だけに乗合や釣り船が凄く多い。

パラシュートアンカーを入れた10隻程の船団が二か所にいてはって、オキアミフカセで鯛を狙ってる。

魚集まるやろなぁと思うも邪魔にならぬよう離れ、水深30m前後のカケ上がりを遊動テンヤで狙う。




まずは課題の甘い甘い甘エビから。

尻尾を噛み千切る度に砂糖の甘さがクドい。
繰り返す度にオエってなってくる。今度から尻尾切って冷凍しよう。

親バリを尻尾に、孫バリで胴と頭を繋ぐ。 団鬼六掛け。



行けー!と落とし、底を切ると一投目からアタリ。



やっぱり君か。
まぁ君は何でも食うのやろけど嬉しい。



その後は何投かガシラが続いた後にアコウ。



コレは嬉しいなぁ。 いらっしゃいませ。
でもアコウも何でも食うやろしなぁ。。

ベラやイサキや根魚が続いた後、本命のタイと小ぶりながら御対面。
(嬉しくて写真無し)

甘エビでもタイ釣れますわ〜
アピールデカそうやし、頭取れにくいしええんちゃう?ってのが今回の結論。



この日は船団でのオキアミ撒きに分が有ったようで、残念ながら根魚祭りで帰港。
実験は面白かったし、次に繋がるかな。




翌日、次の釣行用に買い足した甘エビを加えて刺盛りに。



アコウの下から時計回りに、イサキ・ベラ・甘エビ・タイ・ガシラ。

ベラ、捌くの面倒やけどやっぱり美味い!

デモヤハリ、タイガイチバンウマイ。

これまた茨の道やのう。

篠山の銀杏

2018年11月09日 | 山のモノ
篠山の銀杏



銀杏の街路樹が実を落とし、踏まれて異臭が広がり出すと、炒り銀杏が食べたくなる。

篠山の周辺をウロウロしていて見つけたのが、ささやまの森公園にある大粒の銀杏。

( すぐ近くに福住マンガン山も有り。)





園内に入り遊歩道を少し進むと立派なイチョウの木が数本固まって生えている。




近づくと下に実を受ける網が広げられてあるのが分かる



落ちた実は網の上を転がり集められ、小川で果肉を洗い落されるシステム。

上手いこと考えてはる。


公園入り口で、その大粒の実が一袋100円で売ってあるのを購入。



都会の街路樹の実も悪くないけど、排ガスや酸性雨や犬のションベンで育ったそれより、

心情的に田舎の水と土にドスンと根を張った銀杏の方が食べたくなる。




公園を辞して柵に生るムカゴもプチプチと頂くきつつテン場へ。




コッフェルに割れ目を入れた銀杏を入れてから、隠れるまで塩をたっぷり投入。

火にかけて薄っすら焦げ目が付き出したらムカゴも。

コロコロと炒めて完成。



熱々の殻を開けてウグイス色の実を口に放り込むと、プニっとした歯応えと青臭さと甘みと。
秋の味ですわ。

ムカゴのホッコリも良い感じ。

夕方から合流する石友さん達の宴の準備を終えて、好きな文庫とコーヒーと炒り銀杏。
中々優雅な時間やった。