懐かしき撫子・・

2005-09-28 | Weblog
夏の間に、撫子の花を何度か写真に撮りました。
例によりピンボケになったり陽射しが強すぎたりで
残念ながら一度もブログで紹介できず・・・
そうこうするうちに
季節が変わり、美女撫子を見かけるようになりました。
昨日出会った奥様がお世話されているご近所の花壇に
真っ赤な花、そして近くのマンションにピンクの花。。
赤と白の鮮やかな花は実家に咲いていた花に似ています♪

美女撫子(ビジョナデシコ)
   別名:髭撫子(ヒゲナデシコ)、アメリカ撫子
   
   
   



恋愛バトンで、失恋のBGMは「さだまさし」と書きました
『追伸』はこんなフレーズから始まる失恋の歌です。
撫子の花が咲きました。。芙蓉の花は枯れたけど

高校時代お友達から借りたテープで初めて出会った曲。
夏から秋へと移り変わっていく季節感が印象的でした。
撫子は秋の七草の一つでもありますね。

そういう季節感も符合して実家で見ていたせいもあり
この美女撫子が「撫子」なんだと思っていました。
ところが夏に見つけた「撫子」の花は少し様子が違いました。

(まだ咲いているようなので再チャレンジするつもりですが)
とりあえず季節の花300さんの写真を・・・。
(いつも借用させてもらってスミマセン

河原撫子(カワラナデシコ)
   別名:大和撫子(ヤマトナデシコ)
   クリックして拡大できます。

花びらやヒゲの感じが確かに違うでしょう?
単に「撫子」という場合は、この在来種を指します。
他にも種類がある(100種類という記事も)らしいのですが
よく見かけるのは河原撫子で、秋の七草の撫子も
河原撫子のことなんだそうです。

他にカーネーションによく似た「石竹」という花があります。
こちらも季節の花300さんの写真を拝借してきました

石竹(セキチク)
   別名:唐撫子(カラナデシコ)
   クリックして拡大できます。

この石竹はとても古い時代に中国から渡来したそうです。
それで在来種を「大和撫子」、石竹を「唐撫子」と
呼んで区別していたのでしょう。


鮮やかな美女撫子も日本古来の河原撫子も、やはり
「なでしこ」で懐かしさを感じる花です。
それは子供を慈しむように、という名前の由来や
語感の優しさからもきているのでしょうね