歯科医の先生が書いた本なのかと思うようなタイトルですが、
内科の先生の著作です。
そして、タイトルが示す通り歯科に通院している人にも大いに
参考になる内容です。
しかもこの本は糖質制限の本でもあるのですが、今回は
「噛む」ことに焦点をあてます。
食事において食べ物をよく噛むことはとても大切なことです。
この本では
1 ひと口入れたら箸を置き、30回噛んでから飲み込む
2 毎日、体重を測定する
だけで健康な身体を手に入れられると説明しています。
それはそのままお口の中の健康にもつながります。
何故、よく噛むことは歯にいいのでしょうか。
たくさんの回数噛もうとすると一回一回の噛む力が自然に
弱くなります。
歯に無理な力が加わらなくなります。
歯ぎしりや食いしばりが歯を悪くする原因になると何度も
書いてきましたが、食事でも強く噛むことは歯に負担になります。
つまり、早食いは歯に悪いのです。
日頃忙しいと早食いになりがちですが、そのために歯を悪く
している人も見かけます。
食事の時間だけはゆっくりとっていただきたいものです。
この本を読んで「ゆっくりと、弱い力で、たくさん噛んで」食事を
するようにして下さい。