小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

歯ぎしりで歯がけずれる

2008-05-03 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

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歯の根元(歯頚部)が窪みのようにけずれることがあります。

状欠損といいます。)

          

歯磨きが原因だと勘違いされることがあります。(実際、私が学生の頃は歯磨きで

強くこするとけずれると習いました。が、これは間違いでした。)

            

歯磨きでいくらこすっても、窪みができることはありません。

        

これは歯ぎしりが原因です。

        

なぜ、噛んでいない部分がけずれていくのでしょうか。

          

歯ぎしりで強く歯がこすられると、歯の歯頚部に噛む力が集中して歯が欠けて

いきます。

     

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それで楔(くさび)の形に歯がけずれてしまうのです。

        

ただ、歯磨きで強くこするとさらに窪みは大きくなっていくので、適切な力での

ブラッシングを心がけることも必要です。

           

なお、楔状欠損は見た目がきになったり、歯がしみなければ治療の必要はあり

ません。

             

治療する場合はレジン(歯科用プラスチック)を窪みに詰めます。

                    

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ただし、噛む応力が集中する場所なので、詰め物としてはとれやすく

寿命が短いことがあります。

 

            

                       


小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


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