ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

温の台湾留学

2013-08-24 | 息子通信
名古屋の温(19歳)が今日、1人で台湾へ旅立ちました。



これから1ヶ月、台北の語学学校で中国語研修を受けます。

(飛行機から見た桃園国際空港周辺)


実は32年前に私も同じことをしていました。
大学の第二外国語で中国語を選択し、講師に薦められて、
春休みのの短期留学コースに参加したのです。
19歳になった直後で、まさに今の温と同い年のときでした。


「あの1ヶ月半で人生が変わった
と言っても過言ではありません。
日本以外での生活
世界の広さと価値観の多様性
努力がものすごいスピードで報われていく現実

を知り、


世界で最も話されている中国語の実力
アジアの限りない成長性と可能性

を実感し、もう後戻りはありませんでした。


その後、NZに移住するまで20年続いた
私の「アジアの時代」の幕開けでした。
(※NZでもアジア社会にはどっぷりお世話になっています)


香港で生まれ、香港人の友だちに囲まれて育った温にとり、
アジアは生まれ故郷。日本は名古屋に住むまでは心の故郷でした。


中国語を話す母親の背中を見て育ち、
経済を専攻したことで中国の世界経済における重要性を思い知り、
「大学で何か語学を
となったときに、中国語を選択することはごくごく自然でした。


そして選んだ今回の台湾留学。
きっと大きな手ごたえを感じて帰ってきてくれることでしょう。
そして台湾のおいしい食べ物に度肝を抜かれることでしょう。
病みつきになって、春休みにもきっとまた出かけていくことでしょう。


この辺も母と一緒になるのでは


学費、寮費、飛行機代、海外旅行保険、交通費、現地での滞在費等
かなりの出費になり、親も少し援助しました。けれど大半は自分で
アルバイトをして分割払いで親に返し、全額返済して出発しました。
たいしたものです
帰っても即バイトに戻り、今度は春休みの資金を貯め始めるでしょう。


この辺も母と一緒になるのでは


台湾はそれぐらい真摯な気持ちで訪れる者を魅了して止まない場所。
充実した実り多い、楽しく安全な1ヶ月を


いつか現地で落ち合いたいなぁ

(桃園空港内にて)


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