ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

キウイの大人の遊び方:家の財テク編

2016-11-27 | 移住生活
「キウイの大人の遊び方」と題して記事を挙げたのがちょうど1ヶ月前。
(※記事はコチラ


70代の友人が娘夫婦の銀婚式に企画したミステリートリップ。
本人たちは行き先を知らされず、途中途中で手紙を渡されて
目的地に着きます
たどり着くと宿と美味しい食事とワインと花束が待っている・・・・

そしてみんなから祝福のメッセージ

(※写真はイメージ)



自分に欠けているせいか、こういうキウイの遊び心が大好き
特に凝りに凝った、練りに練った、時間もおカネも掛けた
大人の遊び心は心憎いほどです。


その後、自前のボートをやめて徹底的かつ夫婦円満に遊び倒す
キウイの大人の遊び方:ボート編
の記事を挙げましたが、今日は自宅しかも財テク編(笑)



今年60歳になったキウイの友人夫婦。
子どももとっくに成人しており、2人+犬1匹暮らし。
とうとう長年の夢であるセミリタイア生活に突入


まずオークランド郊外の自宅の売却
いわゆるファミリーホームと呼ばれる子育てをした大きな家。
5ベッドルーム+3バスルームの郊外型の家で庭も広~い!


それを売って、ノースランドの海辺に2人だけの家を購入。
前のオーナーは別荘に使っていたそうで、売りに出して数年
この住宅ブームの中、そんなに売れないってどれだけ辺鄙?(笑)
でも友人夫婦はずっと目を付けていたそうです。

かなりこんな場所と思われます


なにせ最寄りの最大の町が人口4,000人のダーガビルって

ダーガビルだったらここのコーヒーが一番じゃないかな?
ブラブラブラ


家の売却と新しい家の購入後、100万ドル(約8,000万円)を残す
というのが希望だったようですが、
売却が希望価格より10万ドル減
購入が希望価格より10万ドル増
けっきょく80万ドルが手元に残ったそう
けれどNZは自宅へのキャピタルゲイン税がないので全取りです!
本人たちはハッピーハッピーですでに引っ越しました


仕事量は自然と減るでしょうが、「まだまだ現役!」を主張しており
週1、2回はオークランドに来ると本人は意気込んでますが、
仲間うちでは月1、2回ではないかと囁かれています(笑)
(※とりあえず忘年会代わりのクリスマスパーティーでは会えます)



この後の展開は私の想像ですが、周囲の状況や社会習慣からみて
①65歳で年金受給資格が出るまで仕事量を減らしつつ働く
②65歳から年金をもらいつつ、売却益80万ドルで遊び倒す!


85歳まで2人で20年間遊んで暮らしたとしても、
①年金受給額:年間3万ドル
②20年で割った家の売却益:年間4万ドル+金利
年収7万ドルで持ち家で夫婦2人。十分遊んで暮らせます


周囲の状況や国勢調査の人口動態から見ても
オークランダーがノースランドの辺鄙な場所に85歳までいるのは稀。
多分70~75歳で民間のリタイアメントビレッジの入居が可能になると
再び都会に舞い戻ってきます。

(※こういうとことか・・・・笑)


その際は今回買った海辺の家を売却してリタイアメントビレッジの
リース権を購入し、終の棲家とします。

けっこう豪華な所に入ったとしても家1軒分の売却代金で収まるはず。


こうしてオークランドの家は子育て中の若い世代へ
海辺の家はいつか別のリタイア組へと、
同じ資産がぐるぐる回って有効利用されていきます


リタイアメントビレッジのコテージや一室も究極のリサイクル
誰かが亡くなって空きができると、そこに誰かが入る訳ですから。


不動産相場が長期にわたり右肩上がりで推移しているからこそできる
簡単にして自然で健康的な財テクといえますが、それを利用して


マメに資産運用をするために1年でも早く家を購入し
マメに家の修繕をして資産価値を保ち
マメに住み替えて運用のムダを省き
マメに遊ぶ

やっぱりマメにやらないと


絶対に見習いたい、キウイの遊び方
楽しい老後目指してマメにがんばろー


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