ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

美しい錯覚

2017-01-03 | 日記

 

本を読んでいて意外なことを知りました。

絵を見たり音楽を聞いたりして「美しい」と感じた時に、脳のある部分の血流量が増加します。

視覚や聴覚も脳の働きですから、これだけのことなら意外ではありません。

 

意外なのは、この美醜を判断する脳の場所と、倫理的な正邪を判断する場所が同じだということ。

へ~、そうなんだ、と思ってしまいました。

たぶん、前者は感性、後者は理性に属するもの、と漠然とながら区分けして思い込んでいたのでしょう。

 

考えてみると、美しい行い、という時には、正しい行いというニュアンスもあります。

また、損得ずくで動く人間のことを、醜い人間だと言ったりもします。

だから、理性も感性も、脳の中では言葉に還元されて、同じ場所が反応するのかも・・・。

 

それは飛躍した思いつきでしかありませんが、本題はこれから。

「美しい」と「正しい」が似た反応を起こすなら、それを利用して人に錯覚を起こさせられないか。

どうやらそれができる人がいるようなのですね、世の中には。

 

サイコパスと言われる人がその一例。

ほんとうは反社会的な人格なのだけれど、意外と社会に溶け込んで容易に尻尾をつかませない。

その殆どは男性で、政治家、弁護士、詐欺師などに多いと言われます。

 

ウソツキなんだけれど、それを「美しい」や「正しい」ことと錯覚させる能力に長けている。

だから、胡散臭いと感じさせながらも、なかなか正体を見破れません。

具体的に名前は書きませんが、たとえば、ほら、あのヒトとあのヒトなんかです。

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