ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

夜の爪鷹の爪

2016-11-04 | 日記

 

昨日は、文化とは縁もゆかりもない私事で出かけていました。

晩に帰ってきて、さて、何か文化的なことでもするか・・・。

そう思って伸びた爪を切りました。

 

夜に爪を切る時は、夜の爪鷹の爪、そう唱えながら切りなさい。

こどものころ、母親からそう言われました。親の死に目に会えなくなるからだそうです。

素直に聞かなかったせいか、両親とも死に目に会うことができませんでした。

 

なんてことを思い出しながら、手の爪を切り、ついでに足の爪も。

爪を切って身だしなみを整えること、それも文化のうちの一つか、なんて思いながら。

伸びた髪も切ったら、もっと文化的な一日になったかもしれません。

 

何年か前、足の小指の爪全体が、ポロッと剥げ落ちたことがあります。

何の痛みもないのが驚きでしたが、その下に大きさがほぼ同じの新しい爪があって更にビックリ。

わたしは脱皮するイキモノだったのか・・・。

 

爪を切るたびにそれも思い出すことの一つ。

また、爪にまつわるコトワザも想い浮かべます。

爪の垢を煎じて飲む、能ある鷹は爪を隠す、爪に灯をともすような・・・。

 

あいつは爪が長い、というのは欲が深いという意味です。

よく爪が伸びるわたしも、根が強欲なのかもしれません。

苦髪楽爪、楽髪苦爪、人生、苦もありゃ楽もある・・・。

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