ここ数年、鯉のぼりを見かけることが少なくなりました。
近隣の家でもマンションのベランダでも、今年は1匹?も見かけていません。
ますます少子化が進んでいる?
今朝の新聞を見て、謎の一端が解けました。
屋根より高い鯉のぼり・・・ではなく、屋根より低い鯉のぼり、それも室内に飾るタイプが増えているらしい。
それでは風に泳ぐというわけにはいかないね・・・それとも扇風機つき?
ベランダにものを飾ってはいけないマンションが増えたのが理由の一つ。
また、防犯上、子どもがいることを知られたくないので、外には飾らない人もいるらしい。
空を泳がせてこその鯉のぼりだと思いますが、時代変われば品変わる、ということでしょうか。
五月人形も、小さなタイプの大将飾りという人形が人気だそうです。
そうか、親はみんな子どもに大将になってほしいのか・・・。
わたしは大将だ、内閣支持率が下がらない謎が解けたぞ!
日本では、5年間で100万人近く子どもの数が減ったそうです。
適正人口は6千万人くらいといいますから、大騒ぎするほどのこともないと思うのですが。
でも、人間=労働力と思えば、経済成長を追い求める限り、産めよ、増やせよ、となります。
それよりも安心して産める社会、産みたくなる社会にするほうが先決です。
先行きどうなるかわからない今の状況では、わたしでも子どもを産ませられません。
まだ、そんなことを考えているのか、このバカは。
先進国では例外的に出生率が2に近いフランス。
婚外子が多いお国柄ですが、働く女性たちのための保育サービスが充実しているといいます。
ベビーシッターだけでなく、保育ママという制度もある。
保育園落ちた、死ね・・・の日本の状況を話すと、信じられない!の反応が返ってくるとか。
もっとも緊縮財政で、子ども手当、家族手当の削減が始まっているようですが。
それにしても人が基本か国が基本か・・・先進国でも幸福の実感には大差があるようで・・・。