つれづれ

思いつくままに

泣くな赤鬼

2019-06-28 10:16:16 | 

きっかけは、『カシオペアの丘で』の作者である「重松清・原作」であった。
「堤真一・主演」が、映画館へ足を運ばせた。
映画『泣くな赤鬼』を観た。
やはり、最後は泣いた。

大人になった少年と、まだ大人になりきれていない中年男の物語。
この、映画評論家・相田冬二氏の寸評が、『泣くな赤鬼』をうまく言い表している。
大人になりきれていない中年男は、赤鬼先生(堤真一)で公立高校の国語教師であり担任であり野球部監督。
大人になった少年(柳楽優弥)は、愛称ゴルゴの元生徒で元野球部員。
10年後に出会わなかったら、そんな教師おったなぁ、そんな生徒おったなぁ、で終わっていただろう。

ゴルゴの最後のシーン、泣けた。
ゴルゴが死ぬ間際にするサインは、拒み続けた犠牲打(バント)せよとの赤鬼のサインであった。
大人になった少年ゴルゴが、大人になりきれていない赤鬼先生に、最後の力を振り絞って出したサイン。
赤鬼は、鼻水垂らして泣く。
ゴルゴの指が動いた、赤鬼の親指の付け根を握って、「泣くな赤鬼」と。

 

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1 コメント

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Unknown (まっつん)
2019-06-29 19:17:01
本はあまり読まないので、重松清=聞いたことあるけど、よくわかりません けど、堤真一も柳楽優弥も、好きな俳優なので・・・も一つ、歳をとると泣ける機会が欲しいので、次の休みに映画を観てきます ありがとう!

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