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眼精疲労を和らげる体操

2021年01月30日 12時37分08秒 | 健康
   新型コロナウイルス対策に伴う在宅勤務で、目に疲れをためている人も多いのではないか。
  パソコンの長期間使用などで目の周りの筋肉がこわばると、頭痛・肩こりも招く。
  目と全身をほぐして、ケアしたい・・。

  モノを見るときに使う目の周りの筋肉は2つに大別できる。 1つはレンズの役割を持
   つ水晶体を引っ張ったり縮めたりして、ピントを調節する毛様体筋。 もう1つは眼
   球を上下左右に動かす外眼筋です。
  パソコンやスマートフォンを長時間使うと、毛様体筋の緊張状態が続き目の疲れにつな
   がる。 外眼筋は通常、遠くを見たり近くを見たりすることを繰り返すことでほぐれ
   るが、在宅勤務で部屋にいる時間が長くなると、こうした機会が減りこわばりがちに
   なる。 目の疲れを残すと頭痛や肩こりなど全身に影響をしかねない。 目の周りと
   全身をほぐす体操で疲れを取りたい。

    
  まずは、外眼筋が左右バランスよく働いているかをチェックする。 正面を向いて顔を
   動かさずに、ゆっくりと左右を可能なかぎり体の奥方向まで見てみる。
  それぞれ、どの程度まで見えたかに違いがあれば、左右の目の外眼筋の動きにずれが生
   じており、疲労の要因となる。 左右のどちらか片方がより奥まで見えるとすれば、
   そちらの方向に動かす外眼筋がこわばっている。 よく見える方向を奥まで5秒間程
   度見て正面に戻す。 5回繰り返すことで、こわばりを解消する。
  続いて外眼筋をほぐすストレッチに挑もう。 まずは目を縦横に動かす。 目を上、下
   右、左、それぞれゆっくり5秒間程度見て、視点を正面に戻す。 各3~4回。 い
   ずれも顔は正面を向いたままの状態を維持し、目の動きに顔がついていかないように
   意識しよう。 肩の力を抜いて、大きく息を吸い、吐きながら見ることがポイント。
  次は目の回転運動。 上、右、下、左と眼球を回す。 この時も大きく息を吸い、8秒
   程度かけて吐きながらゆっくり回す。 最後は大きく深呼吸する。 縦横と回転運動
   のいずれの時も、吐き気やめまいを感じたら直ちに中止する。 目を閉じて深呼吸を
   繰り返してから、静かに目を開けて症状を治めるようにする。
  
  併せて表情筋もストレッチして整えておきたい。 両目に
 力を加え「ぎゅ~っ」と閉じて、その後、口や目を大きく
 開ける。 5秒ずつ、3~4回をメドにする。

 続いては全身のストレッチ。 目の筋肉は身体全体の筋肉
 とつながりがあるので、全身を軽くほぐす。 まず椅子に
 座ってⒶ肩の上げ下げ、Ⓑ首倒し、Ⓒ体側伸ばしで体を温
 める。 立ちあがってⒹ腰回しやⒺ前後屈で全身の血行を
 さらに促進。 血行不良は目の疲れにつながるので全身運
 動は疲れの予防につながる。
 余裕があれば入浴時に目をつぶった上で温かいシャワーを
 目にかけてみる。 さらに、温めたり冷やしたりすること
 を交互に行うことで目の周辺の血液環境を良くする。
 血液中の乳酸などの老廃物や疲労物質の排出を促すことも
 有効だという。 適度な運動とともに目もいたわりつつ、
  在宅時間の長いこの時期を乗り越えたいものです。

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