絶滅危惧種のクマガイソウ

　 福島県いわき市山中の限界集落に暮らすお年寄りの皆さんが保護してきたラン科の　
　　絶滅危惧種クマガイソウが満開となり、約５万株の群生地が多くの観光客でにぎ
　　わっている。　５月中旬ごろまで楽しめるという。
　群生地は標高４５０㍍の田人町石住綱木地区に
　ある。　株の盗掘を防ごうと地元住民が約４０
　年前に保護活動を始め、「守る会」が２０１４
　年から観光客らに公開している。
　
　　守る会の最高齢で草取りや苗植えを手伝った"平子さん（95）"は９日、群生地を訪
　　　れ「今年も見事に咲いた。　見事だ」と満足そう‥‥。
　　茨城県高萩市から訪れた主婦は「風にゆらゆら揺れて踊っているかのようでかわい
　　　い。　来年もまた来たい」と話していた。　協力金３００円で観覧できる。

　このクマガイソウ‥私はかなり以前にさいたま市見
　沼区にある民家（尾島農園）で見させてもらったこ
　とがあります。見沼区では平成２０年に「区の花」
　と制定。さいたま市の天然記念物にも指定されてい
　ます。私が見させてもらったころには数千株見られ
　ましたが今は７００株程度とかなり数が減っている
　　そうです。　近年は農園の公開を見合わせているそうです。　ご興味のある方は市
　　　のクマガイソウの観察日記でご確認ください。