『喜劇・いじわる大障害』(1971年/藤浦敦監督)を見た。
物語は、「1970年代。田舎で何不自由なく生活していたおぼっちゃん・猪狩次郎(岡崎二朗)は、"東京で一旗あげてやる!!"と決意し、従兄弟の談次(立川談志)を訪ねる。しかし、到着早々電車でスリ被害にあってすっからかんになり、警察署内で偶然居合わせた女詐欺師(宮城千賀子)にもカモられてしまう。挙句の果てにはインチキ産婦人科に担ぎ込まれて法外な請求をされる等まったくツキに見放されてしまったようだったが、そこに電車内で見かけた春子(夏純子)が現れて・・・」という内容。
立川談志監修とあって、三遊亭圓楽(五代目)、三遊亭小円遊、林家木久蔵、三遊亭円歌、毒蝮三太夫といった『笑点』のメンバーや林家三平(初代)が出演している。
そして、"インチキ産婦人科医"といえばもちろん漫談のケーシー高峰であり、さらに、見るからに怪しく最もインチキ臭い登場人物(不動産屋)を演じているのが喜劇俳優の南利明である。
話し方も態度も着ている服ですら、何もかもすべてがインチキに見えるから凄い俳優さんだ。
(^。^)
主役の俳優よりも脇役陣のほうに存在感があって楽しいのだが、物語全体ではそのような素晴らしい要素を活かしきれていないのが残念だ。
ただ、廃坑になったなった炭鉱からダイヤモンドの鉱脈が発見される等、映像以外の発想は面白い。
そういったところは落語家が監修してくれているだけのことはあるのだが、期待をして見始めてしまった分、内容には少しガッカリしたのだった。
物語は、「1970年代。田舎で何不自由なく生活していたおぼっちゃん・猪狩次郎(岡崎二朗)は、"東京で一旗あげてやる!!"と決意し、従兄弟の談次(立川談志)を訪ねる。しかし、到着早々電車でスリ被害にあってすっからかんになり、警察署内で偶然居合わせた女詐欺師(宮城千賀子)にもカモられてしまう。挙句の果てにはインチキ産婦人科に担ぎ込まれて法外な請求をされる等まったくツキに見放されてしまったようだったが、そこに電車内で見かけた春子(夏純子)が現れて・・・」という内容。
立川談志監修とあって、三遊亭圓楽(五代目)、三遊亭小円遊、林家木久蔵、三遊亭円歌、毒蝮三太夫といった『笑点』のメンバーや林家三平(初代)が出演している。
そして、"インチキ産婦人科医"といえばもちろん漫談のケーシー高峰であり、さらに、見るからに怪しく最もインチキ臭い登場人物(不動産屋)を演じているのが喜劇俳優の南利明である。
話し方も態度も着ている服ですら、何もかもすべてがインチキに見えるから凄い俳優さんだ。
(^。^)
主役の俳優よりも脇役陣のほうに存在感があって楽しいのだが、物語全体ではそのような素晴らしい要素を活かしきれていないのが残念だ。
ただ、廃坑になったなった炭鉱からダイヤモンドの鉱脈が発見される等、映像以外の発想は面白い。
そういったところは落語家が監修してくれているだけのことはあるのだが、期待をして見始めてしまった分、内容には少しガッカリしたのだった。