ましけ映画サークル11月例会(2014年11月11日)は、長○企画の『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年/宮藤官九郎監督)だった。
物語は、「江戸時代。栃面屋弥次郎兵衛(弥次さん/長瀬智也)にはお初(小池栄子)という妻がいるのだが、食客喜多八(喜多さん/中村七之助)という彼氏もいた。弥次さんはドラッグに依存し過ぎて現実世界から乖離している最愛の恋人・喜多さんを何とかしたい一心で、男2人のお伊勢参りの旅を決断する。その"てめぇ探しの旅"に出発した2人を、"笑の宿"、"喜の宿"、"歌の宿"、"王の宿"といった摩訶不思議な宿場が待ち受けていた・・・」という内容。
同題の漫画作品を映画化したのことだが、話を辿れば、江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』(十返舎一九/作)が元ネタで、それを現代風にアレンジしたのが本作なのだろう。
喜多さんが金髪だったり、舗装路面の東海道を弥次さんが運転するバイクで疾走したり、役人の行列に現れる幻覚がお昼休みのOLだったりと、最初から無茶苦茶な設定や展開が続き、どうにも入り込めない。
また、阿部サダヲ(金々役)の演技がどうにも好きになれないので、約120分という時間は結構苦痛に感じたのだった。
(-_-;)
本編終了後、これがどう宣伝されていたのかが気になって、3通りの予告編を見てみたのだが、"青春ロードムービー"と謳われたその予告編は「これは是非とも見たいぞ!!」と思わせるような素晴らしい出来栄えだった。
しかし、公開時に映画館でそれなりの料金を払って本作を見た後に「だまされたー!!」と暴れたくなった人も多かったのではないかと思う。
(^。^)
いろいろ調べてみると、「最近の映画って、恋愛映画です、と言われて見に行くと本当に恋愛映画だったりしますよね。それがまぁ、あたり前なんですけど、かならずしもそうじゃない映画があってもいいかなぁって思うところもあるんです」という宮藤官九郎監督のコメントが見つかったりして、「あぁ、これは確信犯だったんだな・・・」と思った。
文化庁の支援を受けているということらしかったが、いいのかね、こんなので・・・。
(^_^;)
物語は、「江戸時代。栃面屋弥次郎兵衛(弥次さん/長瀬智也)にはお初(小池栄子)という妻がいるのだが、食客喜多八(喜多さん/中村七之助)という彼氏もいた。弥次さんはドラッグに依存し過ぎて現実世界から乖離している最愛の恋人・喜多さんを何とかしたい一心で、男2人のお伊勢参りの旅を決断する。その"てめぇ探しの旅"に出発した2人を、"笑の宿"、"喜の宿"、"歌の宿"、"王の宿"といった摩訶不思議な宿場が待ち受けていた・・・」という内容。
同題の漫画作品を映画化したのことだが、話を辿れば、江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』(十返舎一九/作)が元ネタで、それを現代風にアレンジしたのが本作なのだろう。
喜多さんが金髪だったり、舗装路面の東海道を弥次さんが運転するバイクで疾走したり、役人の行列に現れる幻覚がお昼休みのOLだったりと、最初から無茶苦茶な設定や展開が続き、どうにも入り込めない。
また、阿部サダヲ(金々役)の演技がどうにも好きになれないので、約120分という時間は結構苦痛に感じたのだった。
(-_-;)
本編終了後、これがどう宣伝されていたのかが気になって、3通りの予告編を見てみたのだが、"青春ロードムービー"と謳われたその予告編は「これは是非とも見たいぞ!!」と思わせるような素晴らしい出来栄えだった。
しかし、公開時に映画館でそれなりの料金を払って本作を見た後に「だまされたー!!」と暴れたくなった人も多かったのではないかと思う。
(^。^)
いろいろ調べてみると、「最近の映画って、恋愛映画です、と言われて見に行くと本当に恋愛映画だったりしますよね。それがまぁ、あたり前なんですけど、かならずしもそうじゃない映画があってもいいかなぁって思うところもあるんです」という宮藤官九郎監督のコメントが見つかったりして、「あぁ、これは確信犯だったんだな・・・」と思った。
文化庁の支援を受けているということらしかったが、いいのかね、こんなので・・・。
(^_^;)