仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

センチメンタル・アドベンチャー

2017年07月31日 | ムービー
『センチメンタル・アドベンチャー(原題Honkytonk Man)』(1982年/クリント・イーストウッド監督)を見た。
物語は、「歌手のレッド・ストーバル(クリント・イーストウッド)は、オーディションを受けるためにテネシー州ナッシュビルに向かっていたが、途中で旅費がなくなり、砂嵐の日に姉エミー(ヴァーナ・ブルーム)の嫁ぎ先の農家に転がり込んだ。その砂嵐で、エミーの夫・ヴァージル(マット・クラーク)の畑は作物が全滅。心機一転、カリフォルニア州に移住しようと考えたが、彼等の息子ホイット(カイル・イーストウッド)は叔父であるレッドに憧れ、故郷に帰りたいと願う祖父(ジョン・マッキンタイア)共々、レッドと一緒にナッシュビルに向かうことになるのだが・・・」という内容。
レッドは酒浸りで蛇行運転の連続なので、子供で無免許だというのにホイットに運転させる。
当然警官に止められるのだが、その後のレッドの運転があまりに危険なものだから、再度呼び止められて、危ないからその子に運転させろと言われる始末。
鶏泥棒の容疑で捕らえられた時は、テレビで見た西部劇を真似して脱獄させてしまうのだから、3人の旅は無茶苦茶だ。
(^_^;)
途中で出会った歌手志望のマーリーン(アレクサ・ケニン)は、ナッシュビルまでの同行を願ったが、面倒なことを嫌うレッドは了承しない。
しかし、彼女もホイットに助けられることになるのだから、この物語のキーマンであり、陰の主役はやはりホイットだ。
ホイットを演じたカイル・イーストウッド(1968年~)は、クリント・イーストウッド(1930年~)の実子なのだそうで、父の監督作品では映画音楽を担当することもあるようだ。
また、俳優ということではないようだが、『マディソン郡の橋』(1995年/クリント・イーストウッド監督/アメリカ)等、何度か映画出演をして、本作ではなかなか良い役を貰っている。
(^_^)