『イエスマン "YES"は人生のパスワード(原題Yes Man)』(2008年/ペイトン・リード監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロサンゼルス。銀行に勤めているカール・アレン(ジム・キャリー)は、職場では面倒な融資物件に一切興味を示すことなく申請を却下し、私生活でもかかってきた電話に出ることはない。何かと理由をつけては友人の誘いを拒み続け、家のソファーでテレビを見る日々を続けていた。そんなある日、親友ピーター(ブラッドレイ・クーパー)とルーシー(サッシャ・アレクサンダー)の婚約パーティーまですっぽかし、"生き方を変えない限りお前は一人ぼっちになる"と罵倒される。その夜、自分が孤独死している夢を見て飛び起き、さすがに人生に危機感を持ったカールは、以前、"人生が楽しくなるぞ"と知人のニック・レイン(ジョン・マイケル・ヒギンズ)に誘われた"YES"というセミナーに参加してみることにしたのだが・・・」という内容。
何ともパワフルな初老の男テレンス・バンドリー(テレンス・スタンプ)が主宰するそのセミナーのパンフレットには、「YESは人生のパスワード」と書いてあったが、"YESと言えば何でも可能になる"というのが、このセミナーの教えだった。
ニックのおかげで開始早々目をつけられてしまったカールは、いきなり質問攻めに遭い、"YES"と返事をすれば会場中の人間が"YES!!"と叫び、一言でも"NO"というものなら、"NOマン!!NOマン!!NOマン!!NOマン!!"と繰り返し叫ばれる。
これはたまったものではない。
完全アウェーだ。
(^_^;)
ただ、そのセミナーで「会場を出た瞬間から、誰かにYESかNOの返事を求められた時は必ずYESと答える」と約束させられた通りに、どんな無理難題にも"YES"と答え続けていると、何だか運気が上昇していくというのが無茶苦茶だけれども面白い。
ガソリンスタンドでのアリソン(ゾーイ・デシャネル)との出会いやミュンヒハウゼン症候群のライブでの彼女との再会も"YES"と言い続けたおかげだし、仕事もどんどん良い方向に向かって行くのだから、これは"YES"を見習おうという気になってくる。
NOと言えばそこで終わりだが、YESと言えば可能性が広がっていくのだから。
最終的にはセミナー参加者を少しばかり茶化している場面も出てきたものの、アメリカではこういったセミナーがビジネスとして十分に成り立っているのだろうから、その存在自体はかなり肯定的に取り上げられていたようだ。
これはなかなかに面白い作品だったが、デンゼル・ワシントン同様、ジム・キャリー主演作にも外れがないような気がする。
(^_^)
物語は、「ロサンゼルス。銀行に勤めているカール・アレン(ジム・キャリー)は、職場では面倒な融資物件に一切興味を示すことなく申請を却下し、私生活でもかかってきた電話に出ることはない。何かと理由をつけては友人の誘いを拒み続け、家のソファーでテレビを見る日々を続けていた。そんなある日、親友ピーター(ブラッドレイ・クーパー)とルーシー(サッシャ・アレクサンダー)の婚約パーティーまですっぽかし、"生き方を変えない限りお前は一人ぼっちになる"と罵倒される。その夜、自分が孤独死している夢を見て飛び起き、さすがに人生に危機感を持ったカールは、以前、"人生が楽しくなるぞ"と知人のニック・レイン(ジョン・マイケル・ヒギンズ)に誘われた"YES"というセミナーに参加してみることにしたのだが・・・」という内容。
何ともパワフルな初老の男テレンス・バンドリー(テレンス・スタンプ)が主宰するそのセミナーのパンフレットには、「YESは人生のパスワード」と書いてあったが、"YESと言えば何でも可能になる"というのが、このセミナーの教えだった。
ニックのおかげで開始早々目をつけられてしまったカールは、いきなり質問攻めに遭い、"YES"と返事をすれば会場中の人間が"YES!!"と叫び、一言でも"NO"というものなら、"NOマン!!NOマン!!NOマン!!NOマン!!"と繰り返し叫ばれる。
これはたまったものではない。
完全アウェーだ。
(^_^;)
ただ、そのセミナーで「会場を出た瞬間から、誰かにYESかNOの返事を求められた時は必ずYESと答える」と約束させられた通りに、どんな無理難題にも"YES"と答え続けていると、何だか運気が上昇していくというのが無茶苦茶だけれども面白い。
ガソリンスタンドでのアリソン(ゾーイ・デシャネル)との出会いやミュンヒハウゼン症候群のライブでの彼女との再会も"YES"と言い続けたおかげだし、仕事もどんどん良い方向に向かって行くのだから、これは"YES"を見習おうという気になってくる。
NOと言えばそこで終わりだが、YESと言えば可能性が広がっていくのだから。
最終的にはセミナー参加者を少しばかり茶化している場面も出てきたものの、アメリカではこういったセミナーがビジネスとして十分に成り立っているのだろうから、その存在自体はかなり肯定的に取り上げられていたようだ。
これはなかなかに面白い作品だったが、デンゼル・ワシントン同様、ジム・キャリー主演作にも外れがないような気がする。
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