仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

グランド・イリュージョン

2016年06月13日 | ムービー
『グランド・イリュージョン(原題NOW YOU SEE ME)』(2013年/ルイ・レテリエ監督/フランス・アメリカ)を見た。
物語は、「謎の男によって集められたJ・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、メリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)、ヘンリー・リーブス(アイラ・フィッシャー)、ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)の4人は、スーパー・イリュージョニスト・グループ"フォー・ホースメン"と名乗り、ラスベガスで大規模なショーを行う。そのイリュージョンとは、観客の中から無作為に選ばれた男がその場で指定した銀行の金庫から大金を奪うという内容で、満席の会場では、観客の頭上から紙吹雪のように、遠くフランスの銀行から頂戴した沢山のユーロ札が降ってきたのだった。この銀行強盗のからくりを暴くための捜査にあたることになったのは、FBI特別捜査官ディラン・ローズ(マーク・ラファロ)と、ICPOのフランス人捜査官アルマ・ドレイ(メラニー・ロラン)。彼ら4人による不思議な犯罪の尻尾を掴むことができない捜査班は、マジックの種を暴くことで有名なサディアス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)に協力を仰ごうとするのだが・・・」という内容。
さほどの期待をしないままに見始めたのだが、始まってわずか50秒後には劇中のイリュージョンにすっかり驚かされてしまった。
「やられたー!!」と思わず声が出てしまったほどだったのだが、ここで驚いたのは仁左衛門だけのことなのだろうか・・・。
(^_^;)
この作品の題材は"魔法"ではなく、"イリュージョン(マジック)"なので、種がつきもの。
種明かしの場面では「あぁ、そういことかい」とは思いながらも「おいおい・・・」とも思ってしまう突飛すぎる部分も多々あるのだが、それは"イリュージョン"というエンターテインメントを"映画"というどんな無茶苦茶でも可能なエンターテインメントの中で都合よく再現しているようなものなので、細かく見ても仕方がないところなのだろう。
映画の中でのイリュージョンは魔法になってしまうわけだ。
それにしても、メンタリストのメリット・マッキニーが扱う催眠術は怖い。
あれこそ完全犯罪じゃないのか。
(^_^)