仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

逃亡者

2008年04月07日 | ムービー
『逃亡者(原題The Fugitive)』(1993年/アンドリュー・デイヴィス監督/アメリカ)を見た。
「医師リチャード・キンブル(ハリソン・フォード)は、財産目当てに自分の妻を殺したとの容疑で逮捕され、裁判では死刑判決を受けてしまう。そのまま刑務所へ移送される筈だったが、事故に乗じて逃亡し、真犯人を突き止めるべくシカゴへと舞い戻った。そんな彼をジェラード連邦保安官補(トミー・リー・ジョーンズ)が執拗に追い続ける」という内容で、1960年代にヒットしたテレビドラマを映画化したもの。
10年以上も前、レンタルビデオで借りたものの見ないままに返却したことがあり、テレビシーズも見たことが無いので、どんな物語か楽しみだった。
(^o^)
ジェラード連邦保安官補の追跡は執拗で、何度か追い詰められもするのだが、キンブルは諦めずに逃げ続け、そして、逃げるだけではなく捜査の手を掻い潜りながら真犯人にたどり着く手がかりを探し続ける。
ハリソン・フォードが演じた医師キンブルは真面目な人物設定のようだったが、トミー・リー・ジョーンズが演じたジェラード連邦保安官補もひたすら職務に忠実で、職人気質さえ感じる設定だ。
結末に向かってドンドンと話を詰めていく緊迫感の連続なので、飽きることなく見られた面白い作品だった。