仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

マディソン郡の橋

2010年11月01日 | ムービー
『マディソン郡の橋(原題The Bridges of Madison County)』(1995年/クリント・イーストウッド監督/アメリカ)を見た。
物語は、「1989年、アメリカ・アイオワ州。フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)が亡くなり、マイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)が、遺言と母名義の貸金庫を譲り受けた。遺言は、"遺体は火葬にしてローズマンブリッジから撒くこと"。そして、貸金庫の中には見たことがないスナップ写真、メモ、ロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)という人からの手紙等と鍵が入っていた。2人はその鍵を使って遺品を入れてあるケースを開け、収められていた4冊のノートを読み始めるのだが・・・」という内容。
母親が書き遺した自分達へのノートを、尻込みして読もうとしないマイケルに、妹のキャロリンがいう台詞。
「兄さんの頭の中にはまだピーターパンがいるの?」
これは面白かった。
また、フランチェスカとロバートの会話の中では、初めはロバートからの話に聞き入るフランチェスカの姿が多く描かれて、実際に彼も「君は経験が少ないが・・・」というような台詞も言っていた。
しかし、自分の夢を追いながらも少しばかり弱音を吐くロバートに、「自分でその気にならなくちゃ。自分に自信をもつの」と、そのうちにアドバイスをするようにもなる。
ナショナルジオグラフィック社のカメラマンとして世界中を駆け巡り、経験豊富なロバートとはいえ片田舎の農家の主婦に励まされる。
やはり男より女の方が肝が据わっているというわけだ。
(^o^)