仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

スリーデイズ

2012年07月26日 | 映画サークル
2012年7月17日(火)の"ましけ映画サークル"7月例会は、守○企画『スリーデイズ(原題The Next Three Days)』(2008年/ポール・ハギス監督/アメリカ)だった。
物語は、「冗談を言いながら家族と朝食をとっていた教師のジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)。やってきた刑事達がまるで押し入るように家に入り、妻ララ(エリザベス・バンクス)を殺人容疑で逮捕してしまう。そんなあまりに突然の出来事から3年。無罪を証明する証拠もなく、弁護士からも見放されてしまい絶望したララは・・・」という内容。
「"事実"は一つしかなく、自分はそれを知っているのに"証明"ができない。誰にも分かってもらえない」というもどかしさや苛立ちは、やがてあきらめの気持ちに変化していくのだろう。
"冤罪"に苦しんでいる人がいるとすれば、きっと一度はララのようなことを考えてしまうのかもしれない。
夫のブレナンは穏やかな人柄で、反社会的な行動をとるような人ではなかったが、あきらめの気持ちを抱いてからの行動がララとは違った。
これは凄い。
また、ジョンの父親ジョージ・ブレナン役を演じた俳優の顔に見覚えがありながら、どうしても思い出せなかったのだが、相当長い時間考えて、ようやく『ランボー/怒りの脱出』(1985年)の"マードック司令官"(チャールズ・ネイピア)ではないかと思うに至ったものの、残念ながらそれは勘違いだと指摘され、『ランボー/First Blood』(1982年)の"ティーズル保安官"を演じたブライアン・デネヒーという俳優だということが判った。
惜しい!!
(^_^;)