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仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

増毛町立阿分小学校 閉校記念式典・惜別の会

2015年03月23日 | じもてぃーライフ
2015(平成27)年3月8日(日)に増毛町立阿分小学校の閉校式(午前11時)と惜別の会(12時30分)が同校体育館を会場として挙行され、増毛町議会議員宛にもご案内をいただいたことから、これに出席した。
阿分小学校閉校記念誌『希望』によると、同校は1883(明治16)年に増毛小学校阿分分校として開校、1893(明治26)年4月1日に独立して阿分小学校となり、つい2年前の2013(平成25)年には開校130周年記念式典を行ったばかりだった。
しかし、親子何代にもわたってここで学んだ人達もいるという歴史のある学校とはいえ、年々在校児童数の減少が続き、PTAの方々も地域の方々も"閉校"という寂しい考えを持たなければならない状況となったのだろう。
「閉校の話、なかったことにできないの?」と言う児童もいる中ではあっても、彼達彼女達の学習環境を考えればこその苦渋の選択だったはずで、それは本当に残念なことだったはずだ。
さて、画像は、惜別の会において披露された"人情歌謡芝居"。
出演していた"劇団虹"というのは阿分小学校の卒業生であるらしい。
会場は昼間の体育館なので、何だか明るい雰囲気の中で行われた芝居だったが、それなりの雰囲気の芝居小屋ででも見ていればもっと盛り上がったのだろう。
(^_^;)
また、この前日(2015年3月7日)には"増毛町立別苅小学校"の閉校式・惜別の会が行われたのであるが、別苅小学校の旧校歌に「百鳥さえずる春来れば / 波に花咲くカムイトの / 沖に無盡の魚をとり / 漁船のいききにぎわしき」という歌詞があり、ここ阿分小学校の校歌の三番にも「なぎさに集う百鳥の / 平和のしらべたたえたる / わが学舎の美し風 / いざふかしてんもろともに」という歌詞があった。
"百鳥"という言葉が両校共に使われていたのだが、これはおそらく、"たくさんの種類の鳥"というよりも"たくさんのカモメ"をイメージして使われたのではないかと想像できる。
さすが港町・増毛町だ。
(^_^)