虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

『おにごっこ将棋』と『どろぼう将棋』 2

2014-02-01 12:35:41 | 日々思うこと 雑感

息子 「駒の進み方にわずらわされずに、詰め将棋の問題を解いていけるように

するとしたら、『金だけ将棋』とか、『角だけ将棋』のように

駒の種類を絞るのもいいのかも。」

 

わたし 「それは面白いアイデアよね。『金』が『歩』と同じくらい

びっしり並んでいるところは想像するだけで楽しいわ。

 

そうだ、話しているうちにひとつ閃いた!

おにごっこ将棋ってどうかな?

おにを王様の代わりにして、おにを捕えることを目指すようにするのよ。

追いかける駒は5つくらいで、駒の動きを覚えたものの中から

選べるようにするの。

そうすると、子どもの中に、より強い駒が欲しいから

駒の動きを一つでもたくさん覚えようとする意欲が生まれやすいはず。

駒の動きを覚えるためのシートを作っておくのもいいし、デュプロブロックで

それぞれの盤上の駒の動きを表現するのもいいかも。デュプロだと

必要に応じでその場で作れるから。

おにごっこ風の遊びだと、駒の動きをマスターすると同時に

詰め将棋をするときに王をターゲットにして駒を動かしていく感じがつかめる気がするわ。

後は、実際に子どもと遊んでみる中でルールや遊び方を調整するといいのかも。」

 

息子 「お母さんの場合、その場で子どもに教えることや物を作らせたりすることも

含めてのルールに独創性や意味があるよね。

おにごっこ将棋はいいんじゃないかな?

ぼくも初めに同じような遊び方を、どろぼうを追いかけていく形で

考えてたんだけど。

どろぼう側には宝を奪ってくるというミッションがある。

でも、初めて将棋をする子対象なら、ルールが複雑になるかな?

王側は指導する大人の役にして、

大人側のゲームとしての楽しさは考えない方がいいのかな。」

 

わたし 「その方がいいときもあるし、おにやどろぼう役を子どもにさせて

対戦してみると楽しい場合もあると思う。

宝を奪いにいくミッションは面白いわ。」

 

息子 「どろぼう側の駒が一つだけだと

動きが限定されすぎて、宝を奪うのが難しすぎるかな」

 

わたし 「これはバトルチェスのルールにあったんだけど、

盤上のあるゾーンに入ったら、味方を呼べるようにするのもいいかもね。

子どもの中には、どんどん複雑さを求めていく子もいるから、

ルールに易しいものから難しいものまで幅を持たせておくのはいいのよ。」

 

 

 

 


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