虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

3歳児さんのひらめき と 自分で問題を解決した後の意欲

2013-07-04 13:45:58 | 幼児教育の基本

3歳児さんたちのグループレッスンで。

 

3歳6ヶ月の★くんが、ブロックの車を傾斜にした線路を滑らせて遊んでいました。

1台だけ滑らせると止まってしまうけれど、

数台つなげると気持ちよく滑っていくことに気づきました。

 

スタート地点を輪ゴムで止めておく仕組みを作り、

輪ゴムをはずすと同時に滑っていくようにすると、

とても喜んでいました。

 

★くんはそうしたシンプルな仕組みが面白くてたまらない様子です。

その後、工作でストローを使って

パクパク口が開閉する仕組みの作り方を教えると、

2つ作って、お家でも作りたいから、こういう形の箱のお菓子を買ってほしいと

言っていました。

3歳の子たちは、自分のアイデアで問題を解決した時、本当にうれしそうな表情をします。

その後には、行動が自信に満ちてきて、積極的にさまざまなことに取り組もうとします。

 

今回、★くんが思いついたのはこんなアイデアです。

ブロックの隙間に、「宝物」と言って、キラキラした小物を隠したところ、

「そうだ!」とひらめいた★くん。

そこに1個のブロックで蓋をしました。

 

それだけといったら、それだけなんですが、

3歳児さんたちにすると、これは大発見。

ブロックで蓋をして、宝物が本当に見えなくなったのを確認すると

小躍りするほど喜んでいました。

それからは、何をするにも意欲に満ちていました。

恐竜が潜んでいて、「ガオー」と飛び出してくる

滝です。

隠れる、隠す……で、、いろいろ楽しみました。


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