レッスン前にあわてて記事をアップしたので、
変な文字に変換されているのがたくさんありました。すいません~。
この夏、突然、限界まで遊ぶ人から、できすぎ君の受験生に変身した息子。
今朝は、もうすぐ学校が始まるから早起きに慣れるため(?)……と5時起きで
スケボーに出かけて、6時から1階で勉強していました。
私もレッスンの準備で6時から1階の掃除……です。
それで、時々休憩がてらに息子とおしゃべりしていました。
ちょうど1階のテーブルに、
『平成14年度の自然科学観察コンクールの入賞作品ガイド集』があったので、
それにさ~っと目を通した息子が、「優勝作品だから、どれも自由研究の本に載ってるお手本を一部は超えているところがあるな。」と感想を言いました。「どの作品も実験器具を自分で作ったりして独自性を出してるけど、できれば
ネットで調べたら、より正確な実験結果がわかるものじゃなくて、テーマそのものに新しさがあるものがいいな。でも、募集する側は、エコとか、自然観察の王道を求めているんだろうけど」と言いました。
それで、私はお気に入りの一昔前の(昭和のにおいがする)自然科学観察のコンクールの優秀作が載っている小学館の『自由研究』を引っ張り出してきて
見せました。
この本、なめくじ3千匹つかまえてきて、記憶力の実験をした小学校のクラスとか、ごきぶりの能力を調べた小学生の作品とか、
現在のようにスマートで清潔で合理的な観察や実験とは程遠い作品の宝庫なんです。
それが、見ているだけで、膨大なムダとも思える時間と労力と熱気が伝わってきて
暑苦しいやら面白いやら……かなり笑えるのです。
息子もそれをひと目見て笑い出し、
「今の小学生で、こんな先の見えないことに一生懸命になる子いないんじゃない?
ぼくの小学生のときも、絶対楽しいって保証されていることじゃないとしない子がほとんどだったよ。中学(男子中)は、別だけど。あそこは、面白そう~となったら、まずやってみるって子もいたけどね。」
息子の話では、幼稚園時代から周りの友だちは、みんな遊べる時間が限られているので、
やってみた結果、楽しいか楽しくないかわからない
未知の部分を含んだ未完成な遊びには手を出さないのだそうです。
ちょっと大きくなって集まるのは、
カラオケとか、ゲームとか、満足のいく商品があることがわかってる場に買い物に行くとか……。
ムダにぶらぶら~とか、いろいろ試してみるエネルギーを持った子は皆無とのこと。
現代っ子って、できあがったおもちゃや環境を与えられているから
冒険しないだけでなく、
快楽的な喜びを与えてくれるものにしか自分の時間を使いたくなくなるほど、自由な時間が少なすぎるのかもしれません。
息子の夏休みはもうすぐ終わりなので、こうしてのんびりおしゃべりできるのも、
あとわずかです。
それで、息子の受験勉強の邪魔になってるかもしれないのですが、
つい話し込んでしまいます。
昨日は、『東大国語 入試問題で鍛える! 斉藤孝の読む力』という本の話題で盛り上がりました。
息子が、「斉藤孝、なんか苦手や~。読んで、そうだ!って納得できないし……」と言うので、「そりゃ、斉藤孝と、●(息子の名)と性格がかなりちがうものね。(息子はピーターフランクルさんの考えに共感するタイプ)でもさっぱりしてて客観的にものごととらえてて、悪くないと思うよ。どこが面白くなかったわけ?」
とたずねました。
この『東大国語 入試問題で鍛える! 斉藤孝の読む力』には、
99年まで東大で出題されていた
東大名物「200字作文」の問題がたくさん掲載されています。
出題の文章に対して、
要約を求められているのではなく、
「感じたこと 考えたこと」を書く
という問題。
これがとても頭を使わせてくれる質の良い問題ぞろいなのです。
(短いので大人の頭の体操におすすめです)
その問題を読んでは、息子と感想を言い合う~ということをして時間を過しました。息子もかなり楽しんでいました。
で……息子は……この本のどこが納得できなかったのか……?というと、どうも……
この本と言わず、斉藤孝さんの本をいくつか読んでみて……ちょっと意見がちがう……そうです。
???
私にはさまざまな内容を客観的に分析していて良いと思うのですけど……。でも私自身も、斉藤孝さんの本を読んで、心が揺さぶられたということは一度もないのです。ビジネス書風?
何だかもやもやした終わり方になりましたが、
本を読んでみて、何か合わない~納得いかない~という
理由についていろいろ考えてみるのも
それはそれで面白いです。
web拍手を送る)
変な文字に変換されているのがたくさんありました。すいません~。
この夏、突然、限界まで遊ぶ人から、できすぎ君の受験生に変身した息子。
今朝は、もうすぐ学校が始まるから早起きに慣れるため(?)……と5時起きで
スケボーに出かけて、6時から1階で勉強していました。
私もレッスンの準備で6時から1階の掃除……です。
それで、時々休憩がてらに息子とおしゃべりしていました。
ちょうど1階のテーブルに、
『平成14年度の自然科学観察コンクールの入賞作品ガイド集』があったので、
それにさ~っと目を通した息子が、「優勝作品だから、どれも自由研究の本に載ってるお手本を一部は超えているところがあるな。」と感想を言いました。「どの作品も実験器具を自分で作ったりして独自性を出してるけど、できれば
ネットで調べたら、より正確な実験結果がわかるものじゃなくて、テーマそのものに新しさがあるものがいいな。でも、募集する側は、エコとか、自然観察の王道を求めているんだろうけど」と言いました。
それで、私はお気に入りの一昔前の(昭和のにおいがする)自然科学観察のコンクールの優秀作が載っている小学館の『自由研究』を引っ張り出してきて
見せました。
この本、なめくじ3千匹つかまえてきて、記憶力の実験をした小学校のクラスとか、ごきぶりの能力を調べた小学生の作品とか、
現在のようにスマートで清潔で合理的な観察や実験とは程遠い作品の宝庫なんです。
それが、見ているだけで、膨大なムダとも思える時間と労力と熱気が伝わってきて
暑苦しいやら面白いやら……かなり笑えるのです。
息子もそれをひと目見て笑い出し、
「今の小学生で、こんな先の見えないことに一生懸命になる子いないんじゃない?
ぼくの小学生のときも、絶対楽しいって保証されていることじゃないとしない子がほとんどだったよ。中学(男子中)は、別だけど。あそこは、面白そう~となったら、まずやってみるって子もいたけどね。」
息子の話では、幼稚園時代から周りの友だちは、みんな遊べる時間が限られているので、
やってみた結果、楽しいか楽しくないかわからない
未知の部分を含んだ未完成な遊びには手を出さないのだそうです。
ちょっと大きくなって集まるのは、
カラオケとか、ゲームとか、満足のいく商品があることがわかってる場に買い物に行くとか……。
ムダにぶらぶら~とか、いろいろ試してみるエネルギーを持った子は皆無とのこと。
現代っ子って、できあがったおもちゃや環境を与えられているから
冒険しないだけでなく、
快楽的な喜びを与えてくれるものにしか自分の時間を使いたくなくなるほど、自由な時間が少なすぎるのかもしれません。
息子の夏休みはもうすぐ終わりなので、こうしてのんびりおしゃべりできるのも、
あとわずかです。
それで、息子の受験勉強の邪魔になってるかもしれないのですが、
つい話し込んでしまいます。
昨日は、『東大国語 入試問題で鍛える! 斉藤孝の読む力』という本の話題で盛り上がりました。
息子が、「斉藤孝、なんか苦手や~。読んで、そうだ!って納得できないし……」と言うので、「そりゃ、斉藤孝と、●(息子の名)と性格がかなりちがうものね。(息子はピーターフランクルさんの考えに共感するタイプ)でもさっぱりしてて客観的にものごととらえてて、悪くないと思うよ。どこが面白くなかったわけ?」
とたずねました。
この『東大国語 入試問題で鍛える! 斉藤孝の読む力』には、
99年まで東大で出題されていた
東大名物「200字作文」の問題がたくさん掲載されています。
出題の文章に対して、
要約を求められているのではなく、
「感じたこと 考えたこと」を書く
という問題。
これがとても頭を使わせてくれる質の良い問題ぞろいなのです。
(短いので大人の頭の体操におすすめです)
その問題を読んでは、息子と感想を言い合う~ということをして時間を過しました。息子もかなり楽しんでいました。
で……息子は……この本のどこが納得できなかったのか……?というと、どうも……
この本と言わず、斉藤孝さんの本をいくつか読んでみて……ちょっと意見がちがう……そうです。
???
私にはさまざまな内容を客観的に分析していて良いと思うのですけど……。でも私自身も、斉藤孝さんの本を読んで、心が揺さぶられたということは一度もないのです。ビジネス書風?
何だかもやもやした終わり方になりましたが、
本を読んでみて、何か合わない~納得いかない~という
理由についていろいろ考えてみるのも
それはそれで面白いです。
web拍手を送る)
祖父母が買ってくれた「やりたいほうだい」というおもちゃも結局はできあがったおもちゃで長くは興味を示しませんでした。
結局我が家には全く完成形のおもちゃが1つもなく、ピタゴラ装置の様なもののバラバラのものや、ブロックやゲーム類などこまごましたものがほとんどです。
話はそれますが、レッスン後今日は何をしたの??の質問に「わからない。」と内容を教えてくれなかった娘が
突然今朝話を始めました。
親は見ていないのでさだかではないのですが
「なおみ先生と、いい匂いのお水を作った。」
「和歌山県を探したから、みかんと柿がとれるとお友達に教えてあげた。」
「お姫様になって歩いた。」
「ビー玉を山から転がして遊んだり・・・」
「楽しかったよ。今度はいつなおみ先生と遊べる?
明日?あさって?」
と話をしてきました。
娘は昔から過去の事を遡って話をするのがとても好きです。
ここ2、3日は磁石に興味を示してずっと遊んでいます。