虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

本格的にごっこ遊び ブロック遊び と 年中さんの算数タイム

2013-12-11 20:03:16 | 通常レッスン

年中さんの★くんと☆くんのレッスンの様子です。

 

年中さんともなると、いろいろなアイデアを出したり、知恵を絞ったり、

自分の手で何か作り出したり、問題を解決したり、

新しいことを学んだりするような要素がないと、すぐに飽きてしまいます。

ごっこ遊びも、図鑑やネットで検索した情報などを頼りに

ちょっとだけ本格的なものにすると、とても喜びます。

 

ブログの他の子の作品を見て、「ゴミ処理場を作りたい」という★くん。

そこで、その子が使っていたゴミ処理場の仕組みについてのパンフレットを見ながら、

遊ぶことにしました。

同じパンフレットを見ても、子どもによって

興味を持つポイントも、作りたがるものも、楽しいと思う遊びも異なります。

 

★くんと☆くんは、ねんど用の小道具を使って

ゴミを圧縮することや、ゴミを燃焼させた時に出るエネルギーを、

施設内の冷暖房の使うシステムに興味を抱きました。

教室のファンヒーターのところまで、ストローで熱を送る管は、

★くんの力作です。

 

 

ガソリンスタンドも立派なものができました。

洗車場も作ってすっかり調子づいたふたりは、

スポーツカーのレース場も作ることに。

川を超えるコースなので、橋を設置しています。

どんどん長くしたい☆くんと、色にこだわる★くん。

大の仲良しなのに退屈すると、口げんかをはじめるふたりですが、

夢中になって遊んでいたので、ほとんど揉め事はありませんでした。

 

★くんと☆くんの算数タイムの様子です。

鍵付きカードで、計算練習。

正しい答えに鍵をさすと、カードが引き抜けます。

とても面白かったようで、何枚も解きたがっていました。

 

『お邪魔者』というゲームをして遊んでから、発掘した金塊の数を推測したり、

計算したりしました。

おはじき遊びと、あわせて10になる数について学びました。

 

ゲームをすると、どちらかが負けてしまいますよね。

勝った子の勝ちを認めて、「すごいねー」と喜びあった後で、

負けた子が、

「自分の方が、○個少ないから○個ほしい」と言えたら、

その分、おはじきやチップをあげて、どちらも同じ数にして

終わるようにしています。

 

計算力がつくし、気持ちよくゲームを終わることができます。

 


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