悩み多き3歳頃をのりこえることによって、
子どもには「光輝く四歳児」と形容される姿が宿ります。
「障害児がそだつ放課後」 白石正久 かもがわ出版
という本の中で興味深い話題にぶつかりました。
といって、こうした内容の話を見聞きするのははじめてではなく、
海外の育児書などで、同様の話を目にしたことがあります。
「見て、見て」とおとなの手を引きながらテツボウに誘い、
「前まわり」を披露したり、縄跳びに挑戦してみせたり…
片足ケンケンができたり、はさみを上手に使いこなせるようになったり…
「大きい自分になりたいけれど、なれない」矛盾と悩みをのりこえて、
自信に満ちた姿が誕生してくることを↑の著者は、「光輝く四歳児」
と表現しているのですね。
教室でも、ちょっとしたことで、
ごねたり泣いたりしていた子も、
4歳が来る頃には(実際は5歳近く)
自信に満ちた輝きがそなわってきます。
2~3歳頃は、思い通りにいかなくてイライラ、かんしゃくばかり…
友だちが気になって、やけをおこしそうになる…
「頑張れ、自分!」と励ましながら、何度も何度も挑戦して、
いろんなことができるようになってくるのが、
4歳台なんですね。
お友だちとのトラブルでも、
自分に言い聞かせて、くやしさをがまんできるようになってきます。
この自分を励ましてがまんしようとする力が、
「自制心」と言われるものなのだそうです。
この自制心は、心の中で語りかけることば、
内言の発達とともに育つそうです。
(内言の発達に弱さがあると、衝動性や切れやすさにつながります。)
子どもを光り輝く姿に導いて行くこの「内言」を育てるには、
大人が子どもの困った行動を簡単に決め付けた叱り方をせずに、
「本当は、~したかったんだね。」と、
子どもが自らの心のプロセスを見つけていける
ことばに置き換えてあげることが大切なのだそうです。
例えば、衝動的に友だちを叩いちゃった子も、
本当は、仲間に入って上手に遊びたかった。
腹が立ったけど、ぐ~っとがまんして、おりこうになりたかった。
という思いが心の中で渦巻いていたはずなんです。
今回は、その葛藤に負けてしまったけれど、
次回は自分をはげまして、そうなりたい自分に近づきたい
と思っているはずです。
そうした成長しつつある心を、
そっと支えてあげれる大人たちでありたいですね
四歳すぎると子どもって変わりますね。
三歳まではできないことに関して
かんしゃく起こしてみたり、
八つ当たりしてみたりetcでしたが、
四歳になると思うとおり出来なくても
別のやり方を工夫してみたり、
友達に教えてもらったりと
外の世界へ働きかけている姿が
見られるようになりました。
色んな失敗を通して成長していく
子どもだからこそ
節目のポイントで
上手く子どもと関わっていきたいです。
また、素敵な本やお話教えてください。
いつも子どもと関わっていく中で助けられています。
この記事を読ませていただき
『あ~そうそう!!』
と変化を再確認させていただきました
2歳のころは泣き虫でおこりぽっく
とても不安定な状態に大丈夫かしら?と心配したものです
けれど、少しづつ落ち着きと自信
やる気と根気が目立って伸びてきました
『光輝く4歳児』素敵な言葉ですね